2010.05/25 [Tue]
閃光のナイトレイド 第8話
閃光のナイトレイド 第8話
『凍土の国で』
≪あらすじ≫
関東軍の満州事変を契機に、満州国が設立。それを国家として認定するか否か。
世界各国がそのことで頭を悩ませた際、イギリスのリットン卿を長とした調査団が満州へと入る。しかし、リットン調査団は、高千穂勲によって拉致されてしまう。
勲の動きを掴んだ桜井機関は、リットン調査団の引き渡しのため、100万ドルの身代金を持って指定された場所へ行くが、中国の国民党と鉢合わせとなっている間に、100万ドルを高千穂勲の部下・久世に持っていかれてしまう。
桜井は、機関の全員に対して高千穂勲との命のやり取りとなる可能性を示唆。雪菜に対しては意志があるならば、ここ数年の桜井機関での活動した記憶を代償に、袂を分かつことを認めた。
そんな折、高千穂勲と繋がる物理学者を見張る命を受けた葵だったが、預言者とされる存在が死んだはずの恋人・静音に良く似ていることを知ると、任務を放棄して―――
≪感想≫
満州事変、国家設立を経て桜井機関もそのまま北上。
よくよく考えると、この物語って舞台と登場人物を考えるとハッピーエンドってあり得ないんですよね（汗 劇中で戦死する可能性もあるし、全員生き残ってラストを迎えてもこのまま太平洋戦争へと突入する日本において、超能力を保有するこの四人が市井で暮らすことは皆無に近く、桜井機関の一員として敵地に投入される可能性が高いわけですから。
まぁ、それはさて置いて、雪菜が可愛いです、はい。
いや、正直お風呂シーンが果たしてサービスなのか？と言う根本的疑問がありますし、正直ラムネのシーンもそんなにグッとは来なかったけれど。
でも、葵が死んだはずの婚約者に似た預言者を観た時から手を握って思念を飛ばすまでの一連の言動はツボ。うん、なんて言うんだろう、そう言ったあからさまサービスシーンではなくて自然な動作の中にこそ、二次元でも三次元でもその人の持つ魅力ってきっと現れるんだと想います。
預言者の反応を観ると、やっぱりあれは似ているとかそういうレベルではなくて、死んだはずの葵の婚約者本人だと捉えるのが一番オーソドックス。穿った見方をすれば、「単に思念を飛ばされたことに驚いただけ」とも取れるけど、それだったらわざわざ振り返ったりする必要ないでしょ。
仮に預言者＝葵の婚約者とし、日本史の裏に常に預言者と呼ばれる歴史を影で操った者が居たとするならば、彼女はその役目を負う為に、自らの生を死と言う形で偽装したのでしょう。預言者が戸籍上、名目上生きているというのは、彼女の正体を隠すうえでも都合が悪いはずですから。
そして、故意か偶然か敢えて葵を預言者の護衛から外した桜井。
やっぱり、彼は知っているんじゃないかな、と。本人か、他人の空似かは別としても、預言者を前に葵が冷静ではいられないだろうことを。知っているのなら、なおのこと怪しいわけで……。
次回『新しい京（みやこ）』。葵は任務を放棄して預言者を追って葛と敵対、雪菜は桜井機関から離れて兄と再会？
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『凍土の国で』
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関東軍の満州事変を契機に、満州国が設立。それを国家として認定するか否か。
世界各国がそのことで頭を悩ませた際、イギリスのリットン卿を長とした調査団が満州へと入る。しかし、リットン調査団は、高千穂勲によって拉致されてしまう。
勲の動きを掴んだ桜井機関は、リットン調査団の引き渡しのため、100万ドルの身代金を持って指定された場所へ行くが、中国の国民党と鉢合わせとなっている間に、100万ドルを高千穂勲の部下・久世に持っていかれてしまう。
桜井は、機関の全員に対して高千穂勲との命のやり取りとなる可能性を示唆。雪菜に対しては意志があるならば、ここ数年の桜井機関での活動した記憶を代償に、袂を分かつことを認めた。
そんな折、高千穂勲と繋がる物理学者を見張る命を受けた葵だったが、預言者とされる存在が死んだはずの恋人・静音に良く似ていることを知ると、任務を放棄して―――
≪感想≫
満州事変、国家設立を経て桜井機関もそのまま北上。
よくよく考えると、この物語って舞台と登場人物を考えるとハッピーエンドってあり得ないんですよね（汗 劇中で戦死する可能性もあるし、全員生き残ってラストを迎えてもこのまま太平洋戦争へと突入する日本において、超能力を保有するこの四人が市井で暮らすことは皆無に近く、桜井機関の一員として敵地に投入される可能性が高いわけですから。
まぁ、それはさて置いて、雪菜が可愛いです、はい。
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