ウィッチブレイド 第13話「別」
物語が大きく動き出す13話です。ちょうど折り返し地点(全26話だったら)で、このような物語の大きな分岐点が来ているストーリー構成って、今考えると凄いことかも、って思います。
では、詳細は続きからどうぞ。
Aパート
ナソエフから提供されたDNA鑑定結果報告書。それは、雅音と梨穂子が実の親子ではないことを示しており、さらに「天羽雅音」と言う名前すら偽名であることが明かされる。
「血の繋がり」と言う日本人にとって大きな意味を持つ事実を盾に梨穂子引渡しを迫る児童福祉庁。雅音は苦悩しながらも、それを何とか退ける。
事の顛末を知ったチョーさんやマリ子は、雅音と梨穂子の脱出を援護。斗沢を使って、チョーさんの知り合いであり、雅音たちを最初に東京まで運んでくれた船長さんのところまで連れて行き、身を隠すことに。
雅音と梨穂子が実の親子ではないことと逃亡したことはすぐさま導示・ナソエフの両陣営にも知れ渡ることになる。導示では、6年前の玲奈脱走を「子供を産むため」と断定するも、父親までは断定し切れず。部署が変わって和銅のところでは、どこかからの情報流出。そして、和銅の口から漏れたのは鷹山が担当しているはずの「ウィッチブレイド計画」の言葉だった。
ナソエフでは、まりあの再教育を行おうとするも、勉強嫌いのまりあは中々応じず。ファーザーが、クローンブレイド装着に至れば母のことを伝えると言う交換条件を提示。一方、西田は玲奈が産んだと言う梨穂子に興味を持ち、ノーラを借りての強奪作戦を提案する。
同じ頃、ナソエフ内の玲奈はインターネットショッピングの最中。雅音・梨穂子逃亡の話を聞き、人としての精神構造を理解し切れない玲奈はその意図が理解出来ず、自らも乗り出す。
マリ子たちが必死児童福祉庁からの追及を逃れている頃、雅音と梨穂子は船長の船舶で身を隠していた。梨穂子と実の親子ではないと判っても、雅音はハッキリと「梨穂子は私の全て」と言い切った。
Bパート
雅音は銀行からお金を下ろすため、一旦梨穂子の傍を離れる。お金を下ろし、梨穂子のために服でも、と物色する雅音。
その頃、西田の要望で、天羽梨穂子奪還に乗り出したノーラ。睡眠ガスを展開させ、奪還……しようと思った寸前で、眼前を掠める刃。そこにいたのは玲奈だった。「機会があれば、ネオジーン最強と言われるあなたと……と思っていた」と言うノーラは、玲奈と本気で戦いはじめる。
攻撃に特化されたノーラの戦法。だが、その過激な戦いはことごとく防がれ、かわされる。ノーラとは裏腹に、攻撃・防御・速さ全てを兼ね備えたオールラウンダーの玲奈は、その力を遺憾なく発揮。
さらに戦術においても最後まで気を抜かず、遂にはノーラを撃破、粉砕する。だが、その反動は玲奈の身体にも現れていた。突然破損する肩。それは、玲奈の限界を示唆する兆候であった。
そこへ一足遅れで異常に気付いて帰って来た雅音。玲奈が助けたことに驚いていた雅音だったが、玲奈の口から衝撃の事実を知らされる。
「母親が子を助けるのは当然でしょう」
遂に知ってしまった梨穂子の産みの母親。
「あなたは母親として何をしてたの?」
実際に玲奈がいなければ梨穂子を守れなかった雅音には、反論する言葉すら見つからない。おまけに、つい先日自分が状態を見抜けず商店街で梨穂子が倒れたのを救ってくれたのも玲奈と知り、ショックは増すばかり。
目を覚ました梨穂子に、雅音は意を決して言葉を放つ。
「あの人が梨穂子の本当のお母さん。今日から、あの人と暮らすの」
「気が変わったの」
「もう、ウンザリ」
梨穂子に浴びせる非情な言葉の数々。年齢にそぐわない理解力を持っていた梨穂子はその言葉の裏にある意図を汲み取れてしまい、自らも身を引き、玲奈と共に行くことを決意する。
玲奈と共に去った梨穂子。そこに残されたのはポシェット。そしてそこには梨穂子が書いた「一緒に住もう」と約束していた家が描かれていた。本心とは裏腹に手放さなければならなかった辛さに雅音は一人、涙を流すのだった。
MVC 玲奈
まさか髪が盾代わりになるとは想いませんでした。攻撃特化のノーラに対して、オールラウンダーで且つ全ての分野において最高水準で纏められた戦闘力。確かにネオジーン最強と言われるだけのことはあります。ただ、そんな玲奈の身体にも限界の兆しが……。
戦闘・心理描写共に素晴らしかったです。もしかしたら過去最高かも。
自分の名も、梨穂子との絆も全て偽りだと知らされ、それでも一緒にいたいと願いながらも、自分の母親としての至らなさから梨穂子を玲奈に託すしかなかった雅音。
不運にも雅音と共に過ごしたために、年齢に似合わないほど理解力と精神年齢が高くなっていて、非情な言葉を連発する雅音の真意に気付いてしまい、雅音を想うと身を引くしかなかった梨穂子。
互いに互いを想いあったからこその、悲しい結果は観ててこっちも悲しくなります(つД`)
それとは対照的に、自分における全てのことが「研究対象」の玲奈が対照的でした。梨穂子が雅音と共に逃亡した際も、その真意に気付けず……。人の感情なんて、論理的に理解出来ない部分があるって理解出来ないのが、それはそれで玲奈が可哀想(´・ω・`)ショボーン でも、そうだとすると玲奈が梨穂子を求めた理由って一体……。
あとは、和銅が進める「ウィッチブレイド計画」。いよいよ鷹山もピンチで、瀬川の裏切りもあるのか?
TB先 参照リンク
・http://blog.livedoor.jp/x2oa1/archives/50815656.html
・http://blog.livedoor.jp/paprika200502/archives/50627786.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2006/07/post_645b.html
・http://nohohonhobby.blog39.fc2.com/blog-entry-183.html
・http://yuima.blog6.fc2.com/blog-entry-531.html
