Stellar☆Theater 総評
そこは何の変哲もない現代の街並み。ただ特殊なのは、この世界には宇宙人がいて、特殊な力を持つ地球の守り手『十二星座』がいる。
そんな世界で普通に暮らしていた主人公。しかし、彼には五年前より以前の記憶がなかった。それでも超絶ブラコンの妹や幼馴染たちに支えられながら普通の人と何ら変わりない生活をしてきた彼だったが、彼の前には十二星座の候補生たちが現れる。
それは同じく五年前、彼の前から姿を消した幼馴染の姿もあって―――
そんなStellar☆Theaterの総評です。
B
です。(S、A~Dの五段階評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
Stellar☆Theater 総評
発売年日:2009年6月26日
ハード:PC(DVD-ROM)
対象年齢:18歳未満購入禁止ゲーム
攻略時間:未測定
備考:主人公以外フルボイス
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について
※他の評価についてはこちらからどうぞ→評価一覧
パッケージ・解説書・特典 評価:A
今やゲームを売るためにはこれくらい必要なのかもしれないが、まぁ値段に見合ったモノだったのではないかと思う。
グラフィック・登場キャラクター・CAST 評価:A
原画は個人差の好みが出るものの、鈴平ひろ氏が担当している為、比較的広い層に受け入れてもらいやすい、典型的な美少女原画だったと思う。
登場キャラクターについては、学生やその前後の年齢層が中心の構成。キャラクター数は中レベルくらいか。極端に多いとは思わないが、少ないとも思わない。非攻略キャラを踏まえれば、一人か二人くらい、個々人でお気に入りのキャラクターを見つけられるだろう。
ただし、これはシナリオに直結する問題だが、キャラクターが詳細に設定付けられている(好きなものとか)が、それが活かされるシーンがほぼ皆無というのがもったいないにも程がある。
シナリオ・ストーリー 評価:C
シナリオ、ストーリー重視のプレイヤーには正直かなり酷な内容だと思う。
当時の自分がだいぶ辛口の評価をしていたように、今でも鮮明に覚えているのは個々のイベントにおけるインパクト、パンチの弱さ。同時に取り扱っているシナリオ内での内容に大差が見られない為に、良くも悪くもどのシナリオをプレイしていても共通性が強すぎて、個々のキャラクター性が生きているとはいえない。
言ってしまえば、キャラクターの姿形をとっかえひっかえで同じシナリオをプレイしている感覚にさえ陥ってしまうだろう。
OP/ED/BGM 評価:B
可もなく不可もなく、ってところなのだろう。個人的には良かったと思うけど。
システム・やり込み度 評価:B
システム面に関してはこれと言って特に大きく違和感はなし。まぁ、そのあたりは流石にね。
やりこみ度に関して言えば、ホロスコープツリーが難易度重視だったのか、遊びの要素がない(つまり、良い意味でストーリーに幅を持たせる失敗の選択肢がない)為に、やや単調なものに終わってしまったのが残念。ノベルスのゲームやりこみ度となるとやや評価が難しい部分もあるけれど、せっかく独自のシステムであるホロスコープツリーを導入したのだから、もうちょっと遊びを交えてもよかったんじゃないかって思う。
総合 評価:B
シナリオ重視ならまず手は出せないだろう。キャラ画が好みならば手を出してもいい。一種のキャラゲー。
ただそれでも、相応のシナリオに対する覚悟はもしかしたら必要かもしれない。
- at 10:20
- [ゲーム(昨年以前分):Stellar☆Theater]
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