劇場版 空の境界DVD第7巻

遂に完結!
実は、原作に関しては未読だったりします。なので、原作との対比による批評は出来ませんが、逆に映像作品としてのみ観ることが出来たのは、もしかしたら幸福だったのかな、とも思います。
もともとが映像作品用ではなかったこともあって、クライマックスの戦闘シーンはわずか数十秒のものですが、そこに至る系譜がしっかりと描かれているから、それが薄いものだとは感じなかったです。むしろ濃密。式が抱いていた幹也への強い想い、感情、そういったものを告白しつつ、わずか三手での決着。覚醒した式は強し。
実は路地裏でのやり取りも好きです。最初は五分五分か、押され気味だったのに、幹也の名前が出た途端に、一機に優勢へ。あの変貌っぷりが逆に幹也への想いの強さを感じられましたね。
橙子さんも良かったです。長居し過ぎたのは、幹也、鮮花、そして式との関係を彼女が思っていた以上に楽しんでいて気に入っていたから。どうやらラストでは、旅立った模様です。もともと、封印指定という指定を受けるほどの最高クラスの魔術師で追われる身ですからね。
鮮花の出番が少ないのは残念ですが、まぁ6章で活躍してますからね。
一応完結ですが、総集編の劇場版があるとのうわさも?
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