生徒会の一存 第9話
『私の生徒会』
くりむの突拍子もない発案で読書をすることになった生徒会メンバー。それぞれの読書の趣味を聞いた杉崎は、知弦と占いをすることに。相手と握手をすることで得る占いの結果とは?
一方、知弦にはこっそりとある人物から手紙が届いていた。それは、知弦にとって大きな傷となっていた中学時代の友人で―――。
<感想>
ここに来て生徒会が、ようやくまともな展開に。序盤に期待度を高めながらも、中盤の展開には特に原作既読者は半ば絶望していただけに、終盤に差し掛かってきて復活してきた。
そして、私はここにきてようやく理解した。
このアニメは、キャラクターがほとんど赤面しやがらねぇぇぇぇ(ノ-_-)ノ ~┻━┻ ☆`
そうか。原作はもちろん、脚本上も赤面しているはずのキャラクターが全くもってそう見えないのは、作画のせいだろ。うーん、もうちょっと目に見えて赤面させてくれても良いんじゃね? 鍵なら、知弦と握手するだけで真っ赤になるくらいだろうし(ギャルゲ、エロゲを連呼する彼だが、実際にはウブという設定だし)。
ちなみに、原作もあったこのシーンですが、明言されていませんけれどおそらく知弦の占いの中身は、「最初に割って入ってきた人はとてもヤキモチ焼きでしょう」ではなく、「手を離さなかった方が相手を強く想い、またどちらも手を握り続けていれば二人は両想いでしょう」だと思います。相手の手を握り続けるのは、好意がないと出来ませんしね。
なんだかんだで、生徒会メンバーで一番鍵が好きなのは知弦だと思う。みんな本心では友人とか生徒会メンバー以上の好意は持っていると思いますけどね。軽く触れられていましたけど、チラリと出て来た知弦の過去編は、もちろん鍵にとって重要な過去であるけれど、知弦にとっても重要な出会いだったわけだし。
まぁ、そういう意味で作画を除けば改編具合もシナリオも良い感じ。
過去編に関しては原作では手紙が届いただけだったので、当人が出て来たのはアニメオリジナル。驚きだったのは、実際にあって笑顔で許せる知弦ですかね。原作でも吹っ切っていたけれど、実際に映像としてみるとね。知弦の場合、中学時代はイジメに耐えつつ、進学先をこっそりと変更(知弦の成績だと、確実に進学校に進むとだれもが観ていて、イジメ相手もそこを狙って合格したが、こっそり知弦はワンランク下の意外性がある碧陽だけを受験して進学先をズラしている)してますからね。まぁ、そのあたりはアニメでは語られませんでしたけど、原作よりもポジティブな終わり方だったので良かったのかな。
次回は「片付ける生徒会」。
- at 18:48
- [アニメ(放送終了):生徒会の一存シリーズ]
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