生徒会の一存 第7話
『踏み出す生徒会』
いきなり合宿を行うことになった生徒会メンバーたち。夜行列車に乗ってまで訪れたのは、東京だったのだが、北海道で生まれ育った生徒会メンバーたちに関東の夏はあまりに蒸し暑くて?
<感想>
前回の記事にコメントもいただきましたが、スタッフは意図的なのか無自覚なのか、どうしてもファン心理を賛否両論で二分したいようにしか思えない。え? どうしてわざわざ東京まで合宿しに出かけたのに、心霊話? そういうのってもっと原作みたいに学校の怪談と絡めたり、原作と違っても心霊スポット(たとえば墓地とか病院とか)と絡めるもんじゃないの?
展開もグダグダだし、結局東京まで行ってどうして明け方に缶ジュース回し飲みで朝日を拝んで満足してるの? 結局、合宿させて夜行列車に乗せたかっただけでオチが見つけられなかっただけじゃん。
と、辛口評価になることにも一応の理由があったりします。実は、夜行列車の件ですが、原作でもかろうじて掠めているお話があります。まぁ、原作を読まれていない方のために詳細は割愛しますが、そこではもっと別のお話でした。合宿は絡んでおらず、会長の修学旅行の思い出話だったか、そんな具合で面白おかしく進むのですが、それを知っているだけにこの変更の理由が分からない。
正直、夜行列車っぽい展開になるのは予告で分かっていたので、原作では回想だったこの展開をリアルタイムでやるものだとばかり思っていました。原作とは違う視点で原作と同じ話を捉えると面白いかも、と。
でも、結局のところ意味不明な展開で終始し、原作の話をかすめなかったかと思ったら、もっと別のところで使えばいい原作ネタをわざわざこっちにぶつけてくるなんて……。
ほかに視聴された方が、今回どのような評価をされていてもその方の評価なので口をはさむつもりはありませんが……個人的にはここ数回、納得のいかない話が続きます。
まぁ、けなしてばかりでも仕方ないので、よかった点も。
夜行列車の件。結局、原作の話はかすめませんでしたが、夜行列車の中での出来事は良かったと思います。特によかったと思ったのは、生徒会メンバーの手荷物のシーンでしょうか。あのシーンは、すごくキャラの個性と魅力が引き立っていて、「らしい」と思わせてくれる展開でした。
あとは生徒会の個性変更のお話は、展開としては原作通りで嬉しかったですね。もうちょっと時間をかけてほしかったようにも思いましたが、まぁ知弦の「もきゅ」が聞けただけで十分でしょうwww
次回は「嫉妬する生徒会」。
- at 23:18
- [アニメ(放送終了):生徒会の一存シリーズ]
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