生徒会の一存 第5話
『休憩する生徒会』
猛暑に見舞われた北国で、生徒会メンバーは暑いからという理由だけで水着姿に。
当然、杉崎には目隠しをされたりいろいろ細工をされて観ること叶わないのだが、それを超越する杉崎の能力が発揮され……た?
<感想>
率直な感想を言わせてもらいます。原作既読とか未読とかそういうの無視して、既読者の立場から、本当に率直な感想を。
監督、脚本家は本当に原作読んでんのか?
フツーにあり得ない。原作ネタの使い方もあり得ないし、水着を出すというオリジナリティも原作の読み込み不足なのか、キャラ描写が完全に原作キャラとズレてしまっていて、ただのウザいキャラにしかなっていない。原作キャラの軸を壊してまでのオリジナリティは、オリジナリティとは言わない。ただの劣悪な二次創作。
もったいないと思ったのは、深夏の髪下ろしイベント。
こんなどーでも良い瞬間に持ってきた割に、再現度は限りなくゼロに近い。本当はもっと深夏に萌えるイベントなんですよ? 同じクラスメイトでもある杉崎との微妙な距離感(アニメでもリリシアに「杉崎鍵との結婚はいつ?」と聞かれたように、かなり微妙な距離感)を、さらに縮めて微妙にしてくれる、ギャルゲーなら確実にルート確定イベントなのに、なにさ、この意味不明な扱い。
単に髪下ろしただけ? 赤面皆無? 微妙な空気感はどこいった!?
あと、生徒会役員のキャラはこんなんじゃない。まぁ、目隠し、ロッカー前半はギリギリありそうな感じではあるが、彼をロッカーに放置して帰るとか絶対にない。生徒会メンバーはもっと底辺の底辺には常識と良心が普通の人と同じくらいにある上でああいった行動しているのであって、少なくとも仲間をロッカー放置で帰るなんて100%あり得ない。
杉崎もあそこまで露骨なヤツではないだろう。まぁ、勉強できて努力家で顔もそこそこで明るくてという長所を全て消して余りあるほどのエロさは杉崎の特徴だが、彼は彼の持つ過去から本当に嫌がることを相手にはしない。相手に対するデメリットがあまりに大きいことはしないから、そういったことはいつも妄想で終わらせている。
でも、今回はそうでもなかった。
とりあえず、監督、脚本家、スタッフは全員
もう一度一巻から原作読み直してこようか?(怒
次回は「差し伸べる生徒会」。
- at 14:06
- [アニメ(放送終了):生徒会の一存シリーズ]
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