生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3

生徒会の三振　
碧陽学園生徒会議事録3

＜内容＞
今日も今日とて生徒会室でダベり倒す生徒会面々。

自作RPGを作ったり、新聞部に取材されたり……。

しかし、時期が時期だけに三者面談に。話題は、椎名姉妹と母親の複雑で微妙な関係に移って―――。


＜感想＞
基本的にはやっぱりボケてツッコんで、ダベって終わってますが、随所にしっかりと伏線が張られています。まぁ、五巻まで読まないと解らない伏線だったりしますがw

すでにアニメ化されている「取材される生徒会」、あとは第二話冒頭の生徒会の雑務ネタはこの巻に収録されています。時系列順や掲載順というより、アニメはアニメで考えて構築されているようで、それはそれで一安心。例のごとくプロローグとエピローグはかなりシリアスですが、アニメでは展開されてないのでやらない？

三巻では椎名姉妹の家庭環境問題へ。一巻で杉崎鍵の二股の過去、二巻で紅葉知弦のイジメられた過去と続いて、三巻ではこの二人です。以下ネタバレ。自己責任で閲覧はお願いします。
実際にこのネタは四巻まで引っ張られ、生徒会メンバーそのものに大きな動きを与えるエピソード。すっかり腐女子＆ネトゲーにハマっている真冬ちゃんですが、ここだけはしっかりと譲らない芯の強さを見せる辺りが、強いなと思います。
私は経験ありませんが、親の再婚問題って自立していない学生―――それが小学生くらいなら割とヘビーなネタだろうなと思います。母親は、確かに母親だけど、一人の女性でもあるわけでその狭間で揺れ動くのですから。
その辺りは四巻で改めて、深夏の口から語られますが。

三巻は、深夏がやたらとかわいいです。そして、ツインテールをやめて髪を下した深夏（ ﾟ∀ﾟ)･∵ｸﾞﾊｯ　ヤベェ、可愛い。可愛過ぎる。何、二面性？　そんな二面性魅せられたら撃沈しちゃうよ？（ﾏﾃ　

まぁ、それは置いておいて、やっぱり同い年で同じクラスの鍵と深夏がお似合いな気がします。やり取りとか見てても微笑ましいし、割とこれで鍵が一筋な性格で攻めたらあっさりオチたんじゃないか、と。まぁー、鍵に限ってそれはあり得ないことでしょうが（汗