地獄少女三鼎 総評
その役目を終え、地獄少女の任から解放されたあい。しかし、あいは再び現世へと姿を現す。
それは、御影ゆずきと言う名の少女の肉体を借りて―――。
私はあなた。
そういうあいの真意とは
そんな地獄少女三鼎の私の評価ですが...
B
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
地獄少女三鼎
放映日:2008年10月~2009年03月(全26話)
私が視聴した放映局:東京MXテレビ
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:A
終わり方がやや不透明だったけれど、それ以外は巧く纏まっていたと思う。地獄少女らしい単発オムニバスを中心に少しずつ布石を配置し、ゆずき自身に巧く矛盾を抱え込ませることでそれを成長と暴走の一旦となすわけですから。
演出 評価:B
かなり流すための経緯を重視したことや、地獄流しそのものに感情移入しづらくなったシナリオのためか、極端に「おしおき」シーンが減ったのはやはり残念。深いシナリオの中にもこうした部分があるからこそ地獄少女らしいとも思うのだけれど、三鼎では極端にそれが減ってしまった。
作画 評価:A
良くも悪くも地獄処女らしい作画。特に崩れた様子も見られず、良好な作画だったと思う。
CAST 評価:A
基本的にメインキャラは固定。ゲストキャラもなかなか良かったかと思います。
OP/ED/BGM 評価:B
ややOPはインパクトに欠けたかな。EDはOPほどではないけれど、良くも悪くも纏まり過ぎたかも。
総合 評価:A
地獄少女らしい憂鬱さをはらんだストーリー展開と、三期全体を通したゆずきの成長と暴走の物語としての出来はなかなかのもの。ゆずき自身にもしっかりと矛盾を孕ませたことも個人的にポイントは大きい。
ただ、おしおきコント回数の激減、一期以来の登場(正確には二期でもちょこっとでてるけど)のつぐみの扱い方など、首をかしげる部分があったのも事実。もし、あと各話5分ずつ尺があればコント回数も増えて、つぐみの扱い方も変わったのかなと思うだけに残念です。
それでも面白かったのは事実。第二期に比べれば終盤の鬱度が低い分、楽に見れる部分があったのも見ている側としては嬉しかったです。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 閻魔あい
二期を経ているためか、やたら人間臭くなった感じがあります。ただ、それもまたあいの魅力の一つなのでしょう。
2位 輪入道
カッコイイよ、爺ちゃん(マテ さすがですよね、輪入道
3位 御影ゆずき
単純に彼女がやっぱり物語の軸だったな、と思いました。
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