機動戦士ガンダムOO second season 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[機動戦士ガンダムOO]
その再生を破壊する!
多くの仲間を失った四年前の決戦。大破したエクシアを補修しながら統一政府によって再生された世界を見て回っていた刹那。
しかし、世界はA-LOWSと言う独立治安維持部隊による虐殺による恐怖と言う名で統治がおこなわれていた。
そんな世界は望んでいない!
そして、刹那が、再結成したCBが再び世界に牙を向ける―――
そんな機動戦士ガンダムOO second seasonの私の評価ですが...
A
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
機動戦士ガンダムOO second season
放映日:2008年10月~2009年03月(全25話)
私が視聴した放映局:TBS
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:B
序盤とクライマックスの戦闘シーンは燃えた。ただ、中盤では語りたいことが多過ぎたのかやや詰め込み過ぎ、終盤では詰め込んだモノの伏線の回収で手一杯になり……と言う具合で収拾がつかなくなった気がする。
個々にピックアップすれば面白い要素も多々あっただけに勿体なく感じる。
演出 評価:A
GN粒子やTRASN-AM演出などメカ演出はSEEDシリーズでの蓄積故か、さすがと言うべき。一期を経ていることもあって、だいぶ完熟感もあったし。
ただ、反するようにキャラクターの心理描写はやや不足気味。結局、個々のキャラに対しての掘り下げが決定的に足りない場合が多い(アニュー死亡後のライルの心情、刹那に花を渡したフェルトのその後の心情などなど)。
作画 評価:S
高レベルで安定していたのは、さすがと言うべきですね。メカニックもいい感じでした。個人的にはアレルヤ奪還作戦の作画やCGの使い方は秀逸だったと思ってます。
CAST 評価:B
どう評価していいのか微妙なところである。メインキャラに関しては文句なしであるのは事実。一期分を経ているため、キャストの方々のキャラクターへの理解度や思い入れも強い。
一方で、リボンズなどのネタに走った感じが否めないキャラ、アレハンドロなど一部の演技が浮いてしまったキャラなどもいたのは事実(しかもそういうキャラに限ってメインに近いサブ)。その辺を踏まえるとこの程度かな、と。
OP/ED/BGM 評価:S
OP・EDの出来は秀逸。そんなことは言うまでもないですね。OPは前期、EDは後期の方が好きでしたね。
総合 評価:A
燃えた時期と中だるみした時期が明確だったガンダムシリーズ。
個人的にはことごとく主人公側のアドバンテージを消していくやり方しかしなかった設定には失望しているのが事実です。ガンダム、太陽炉、TRANS-AM、そして最後にはツインドライヴまで。結局それは主人公側に、敵と対等な形で正々堂々戦えと言いたいのだろうかと思ってしまうほどである。
納得していないことは山ほどあります。消化不足と言うか、消化不良。駆け足に進み過ぎたせいで、消化が出来ていない部分があまりに多く感じます。
これが劇場版への布石だから、とかフザケタ言い訳をするようなら劇場版なんて絶対観にいかないのですが、まぁそんな言い訳は出ないでしょうね。
劇場版をやろうがOVA版をやろうが、TVはTVでしっかりと完結させるべき。形としては一応の完結の形を取っているけれどね。微妙に納得出来ない部分が多い。
設定に関してはどうしようもなくこちらを悪い意味で裏切りまくっていたスタッフですが、メカニックに関しては完全にツボでした。各ガンダムはどれも魅力的で、エクシアの再三の登場など一期から視聴している人にうれしいサービスも多々。そのサービスさを設定やストーリーに反映してくれればもっと違ったんでしょうけどねw
とにかく劇場版をちゃんとやっていただければそれでOKです。企画だけで終わってそうな某ガンダムの映画化もあることですし(マテ
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 刹那
さすが主人公とでも言うべき成長っぷり。四年と言う年月もありますが、おれがガンダムだ! からここまで変わるんですからね(w
2位 ティエリア
ロックオン(ニール)の跡を継いだかのようなリーダーシップを見せながら、最後はヴェーダと一体化してしまったティエリア。一期よりも人間臭く、それでいてどこか神秘性を失わないキャラクターにはだいぶ惹かれました。劇場版ではぜひ肉体ありで(爆
3位 ハレルヤ
なんて登場回数の少ないキャラですが、やっぱりアレルヤ融合ハレルヤは最強です。最終話でそれが証明されて良かった(ぉ
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