夢使い #10
夢使い 第10話 「美砂子、出動する」
どうやら前回から、 今まで単発だった夢使いもシリーズものになったようです。なので、1話見逃すと内容についていけないかも。
今回はとにかく美砂子の過去や想いを垣間見れた回でした。今まで裏方で、中々にその魅力は塔子や燐子の影に隠れて見えなかった美砂子ですが、今回は異様なほどアピールされてます( ̄∇ ̄;)
では、詳細は続きからどうぞ。
Aパート
心に途方も無い闇を抱え、あの塔子を言い負かし、その心を揺さぶった榊圭吾との一件以来、塔子は全く起きて来なくなってしまった。夢使いとして、悪夢の持ち主を悪夢に殺されてしまったからか、それとも最後に問われた「塔子が夢使いを自発的に望んだのか」と言う言葉にショックを受けたのかは解らないが、とにもかくにも夢使いとしての仕事は燐子と一が引き受けることに。美砂子もサポート役としてながら、彼女たちを今まで以上に支えようと決意する。
・この辺りが前回からの続きですね。一応、画像はありませんが大まかなあらすじは書いてあるつもりなので、確認したい方は「榊圭吾」の文字からどうぞ。
そんな折、三嶋家を訪ねてくる会社の課長と部下。会社の倉庫が大変なことになったと言われ、本来サポート役に徹しているはずの美砂子は半ば強制的に現場へと連れてこられる。
現場では、巨大化した巨乳アイドルの悪夢とそこに居座る1人の社員。加えて、女性社員が続々と行方不明になっているらしい。課長と部下に頼み込まれた沙都子は、一との連絡がつかないこともあって、「出来る限り」と言う条件付で、一旦この事件を引き受ける。
・ずっとサポート専門かと思ったら、美砂子も実はサポートに回る前までは夢使いとして前線にいたみたいですね。でも、塔子や燐子みたいにカタシロに夢を収める技術は持ってないみたい……ぶっちゃけ、それってダメなんじゃ(ノ∀`*)アイター
倉庫の中に入った美砂子。だが、意外にも悪夢の持ち主は今起きている現象が悪夢と理解し、尚且つ「飽きた」と暴言を吐き棄ててあっさりと悪夢を放棄。その始末を美砂子に任せると、自分は帰ってしまう。
中々一との連絡がとれない美砂子は、一か燐子が来るまでの間、寝泊りをして悪夢を見張ることに。
美砂子は、次第におとなしい悪夢と打ち解け、秘めた想いを口にする。
・美砂子の過去。一と同い年(29歳らしい、どっちも良い意味でそうには見えないが)で同級生で、想い人。かつて一度だけバレンタインデーにチョコレートを渡したが、忘れたようにホワイトデーにお返しが返ってこなかったらしい。で、その時ラッピングしていたリボンと、悪夢がしているリボンがそっくりだと・・・・・・どんなリボンやねん(まぁ、大きさは違うのは当たり前だけどさ)。
Bパート
一がようやくかけつけてきた。しかし、悪夢を見るなり「最悪の悪夢」と少なからずあのおとなしい悪夢に感情移入してしまった美砂子は、夢使いとしてあるまじき行為に出る。それは悪夢退治の拒否。正確には、無神経な一に退治されることを拒んだ。暴走する危険性を指摘する一に対し、「それは解っている」と言いながらも、扉を閉じたまま拒む美砂子。
・う~ん、美砂子はやっぱりサポート役の方があってますね。前線に出て悪夢と対峙するには、ちょっと優し過ぎる。それは良いことなはずなんですけどね。
倉庫に悪夢と共に閉じ篭った美砂子。だが、悪夢は突如静かに暴走を始め、美砂子を自らのエネルギー源として食べようとし始める。食べられるか否かと言う寸前で、別の入り口から侵入してきた一が間一髪で救う。
「僕ね、その男のこと調べたんですよ」
「え?」
「そしたら、その男。会社の女子社員に全く相手にされなくて、そうとう恨んでいたみたいです」
「それじゃあ、行方不明になった女子社員は」
「あの悪夢を元に戻せば返ってくると思いますよ。アイドルの憧れの悪夢と同時に、女子社員を憎む悪夢だったんです、これは。だから言ったでしょ、『最悪の悪夢』だって」
一は始めから解った上でああ言っていたのだ。そう知った美砂子は、カタシロを一に託し、悪夢を元に戻してもらう。
・こう言うオトボケ系のキャラが一瞬マジメになるとカッコいいですよね。うん……一だけどさ( ̄- ̄;)
悪夢は退治された。持ち主に棄てられた悪夢を嘆く美砂子に、一は優しく声をかけ、バレンタインの話題を持ち出す。一は全て覚えていたのだった。
・でも、お返しをするのがホワイトデーじゃなくて勤労感謝の日でお返しが煎餅な辺り、一らしい。でも、当時は美砂子も10代(半ばから後半?)だっただろうから、ドが着くくらいロリコンな一からもギリギリ……いや、同い年じゃダメか(ノ∀`*)アイター 若干、一の照れ隠しに見えなくも無いですけどね。
任務を終えて帰還する燐子。その帰り道、燐子は異様な気配を感じるも、気のせいだと流してしまう。そこには、黒いワンピースの服と塔子の持つ仮面と同じ仮面を被った……塔子たちの父が倒れた時に対峙していた少女だった。その頃、塔子は1人その枕を涙で濡らしていた。
今回はここまで。次回は「過去から来た悪夢」。タイトル通りですね。ラストで出て来た塔子の悪夢と想われる悪夢の復活。いよいよ夢使いもクライマックスでしょうか?
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