CLANNAD AFTER STORY 第19話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[CLANNAD -AFTER STORY-]
『家路』
汐とともに生きていくと決意した朋也。再び、かつての輝きを取り戻した朋也の姿に早苗も秋生も安堵の表情を浮かべた。
しかし、朋也にはもう一つ、どうしてもケジメをつけなければいけないことが出来ていた―――。
<あらすじ>
父親としての自覚に目覚め、汐とも和解して古河家へ帰ってきた朋也たち。その姿に早苗も秋生も満足そうな笑顔を浮かべる。
五年もの歳月を少しでも穴埋めし、汐を守って暮らしていくことを決めた朋也はさっそく翌日から幼稚園へと汐を送っていく。これまで全く姿を見せなかった父親の姿に周囲の母親たちから陰でコソコソと言われ始めるが、朋也はそれは事実だから仕方ないと受け止め、前向きにそんな汐と同級生の親御さんたちとも接していく。
守るべきものを再び手にした朋也に、祐介をはじめ会社も全力でバックアップしてくれた。汐の幼稚園の迎えのため、余裕がある時はその時間だけ抜けることを許可してくれたのだ。
渚を喪って五年。
色を失っていた世界は、再び鮮やかな彩りを取り戻していた。
そんなある日、朋也と汐は渚の元担任で学校での結婚式に協力した公子と再会する。祐介と結婚した彼女は、長い間意識を失っていた妹のためこの街を離れたはずだったが、公子は妹の意識が戻ったのだと話す。
そして、そこにいたのは伊吹風子だった―――。
些細な日常を過ごしながら、朋也は時間を見つけて実家の前に来ていた。卒業と同時に古河家の居候となり、さらにアパートに入ったためもう何年も帰っていない実家。扉を開けると、そこには出所し明らかにやつれた父親の姿があった。
以前の朋也なら目も向けたくない姿。
だが、直幸が自分にしてくれたことを知った今、朋也は彼をまっすぐに見つめる―――。
感想・考察はOPENからどうぞ。
<感想・考察>
喪ったモノがある場合、遺された人は何を糧に生きるのか。
朋也の場合、喪ったモノを出来るだけ遠ざけて忘れることでそれで生きようとした。でも、古河夫妻の場合は、汐と言う遺された彼女を育てることに情熱を注ぐことで喪った哀しみを忘れようとした。そういうところが明言されたのが、もしかしたら小さい細かいところだけど京アニクオリティなのかもしれない、と思いました。
原作だと確かここまで明言されてなかったはずなんですよね。単に「汐がいましたから」だけだったような。もちろん、それでも十分なのですが、アニメ版ではしっかりと汐がいたからどうだったのか、と言うところまで語られたので良かったです。……ただ、朋也が正座しているのはどうなのよ? あそこは見て見ぬふりっていうか、聞いて聞かぬふりっていうか、寝たふりをしてあげるべきだったのでは? あれでは気づかれてしまう(爆
古河夫妻にはだいぶスポットが浴びたアニメ版ですが、その分直幸は削られ気味ですね。少し残念。個人的な欲望を言わせてもらえれば、やっぱり岡崎親子の和解は朋也だけで行って欲しかった。あれは、汐とはまた別問題ですから、そこはそこで一人でケジメを付けてほしかったな、と言うのが本音です。
それでも重要な部分ではしっかりと、間、が取られていたのはさすがと言うべきでしょうか。朋也がハッとするシーンはちょっとだけ涙腺が緩みました。その後の、直幸を送り出すシーンでは過去の直幸と今の直幸が重なる、神がかった演出だと思います。アニメだからこそ出来た演出。
まぁ、そんな演出の都合上だいぶ時間軸がズラされているので、朋也一人だとあの場で汐がいないとラストのシーンにつながらない、と言う部分も少なからずあるのですが。
風子再臨。
結局、一期の時(学園編)の記憶やエピソードは全くない上に原作でもそれが思い出されることがないので、あくまで繋がりとして出てくるだけなんですけどねw ただ、ここで出てくることにはもちろん意味があるわけで……。
次回『汐風の戯れ』。いよいよ、汐の担任の登場ですかね。髪が長くて綺麗で優しくて、辞書を神速で投擲出来て、智代に勝るとも劣らない蹴り技が繰り出せて、猪をペットに出来る猛獣使い……アレ、習得スキルが保母さんっぽくなくね?(爆
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
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non title
>風子
おお!やっぱり何か意味があるんですね!
彼女の元気な姿がみれてよかった。
>直幸と古河夫妻
どちらにもスポットを当てるとなると、さじ加減が難しいものですよね。だからこそ、スタッフさんの腕の見せ所なのかぁと。
確かに直幸の話は足りなかった感じもするけれど、そこは想像でカヴァーということでw
次回は猪使い(ぇ)との再会なんでしょうか?