地獄少女 三鼎 第14話
『怨みの街角』
柏木秀美は終電を乗ることが出来ず、一晩新宿で過ごすことに。不安なところを救ってくれたのは、欣也と名乗る青年だった。
しかし、その時の写真を撮られたうえにネット上にアップされてしまい、優等生だった秀美を見る目が180度変わってしまう。そんな時、秀美の憎悪を感じ取ったのは、あいと分離したものの、秋恵と言う親友を失ったゆずきだった―――。
<あらすじ>
話は戻って、六文灯篭の晩。柏木秀美は、終電に乗ることが出来ず、新宿で途方に暮れてしまう。彼女の実家がある賽河原までタクシー代なんてとてもではないが出せない。しかも、携帯電話が普及した街中に公衆電話などほとんどなく、その上、あってもカード限定で現金しか持たない彼女では実家との連絡手段さえない。
そんな時に出会ったのは、欣也と名乗る青年だった。頭の一部だけを金髪に染めた彼は、いつか新宿をデカイ男になって歩くのが夢だったが、すっかりチンピラ風情だった。そんな彼にビールを恵んだ一人の老人は、他人に少し優しくすると自分もまだまだ捨てたもんじゃないな、と思えると言葉を残す。
その言葉に触発されたのか、欣也は秀美を一晩守ってやると決めた。しかし、たまたま彼とラブホテルの近くを通ったところを誰かに写真に撮られてしまい、それをネット上に挙げられてしまう。誰も彼も秀美の語る真実には耳を傾けず、成績優秀で品行方正な彼女が躰を売っていたと思ってしまう。
そんな彼女が、地獄通信にアクセスしようとしている気配を感知出来てしまうようになったのは、あいと分離したゆずきだった。ゆずきは何とか秀美にアクセスさせるのを止めようとして、欣也に何もなかったことを証明してもらおうとしたのだが―――。
感想・考察はOPENからどうぞ。
<感想・考察>
相変わらずの鬱展開。と言うか、欣也がアフォ過ぎてね……。
まぁ、それはともかくゆずきですよ。
個人的にOPの映像も踏まえると、もしかしたらゆずきは、幼いころに誰かを地獄流しにされたか、地獄流しをしようとしたのではないか、と思えます。
あそこまで、あいがゆずきを特別視する理由は必ずどこかにあるはずで。
ゆずき自身、地獄通信にアクセスする能力=アクセスする権利保有者=例外を除けばアクセス可能なほどの憎悪を感知出来る能力を得ていますが、これがもし本来ゆずきの持つ能力だとしたら?
普通に考えればあいが憑依した残滓でしょうが、私はあいの憑依によってゆずき本来持っていた能力が覚醒したのではないか、と。
そうなると、ゆずきにはそういった資質がある。一期のつぐみと似た、特殊な秘密、特殊な出生があるのではないか、と。
ただ、可能性の幅が広すぎて何とも言えませんけどねσ(^◇^;)
余談。
おばあちゃん復活www 輪入道も本来のお役目を果たしてますし、良かったよかった(ぉ
次回『兎と亀』。
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