Fate/stay night 第23話「聖杯」
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[Fate/stay night]
Fate/stay night 第23話「聖杯」
いよいよ「聖杯」がその姿を現し、物語はクライマックスへ。士郎&セイバーvs言峰&ギルガメッシュのラストバトルが、「聖杯」を巡って行われます。
さて、Fate繋がりで今週の某ゲーム雑誌でPS2版Fateの特集らしきものを組んでいました。まぁ、特集と言うより「出るらしいけど、今どの辺りまで進んでるの?」と言うモノに近いらしいですけど( ̄∇ ̄;) あとは、アニメ版声優採用の裏話とかもあった気がします。私は(電車の時間が迫ってて)軽く流し見しただけなので、良く覚えていないのですが(ォィ 気になる方がいれば、探してみて下さい。
では、詳細は続きからどうぞ。
先週に引き続き、それぞれのセリフや重要と想われる部分は、カラーにしてみました。色は、青=セイバー、赤銅=士郎、金=ギルガメッシュ、赤=凛、紫=言峰となってます。
OP前
衛宮邸の居間では、血塗れになった凛。思い出すのはつい先ほどの、あまりに軽率な出来事。チャイムが鳴って士郎が帰って来たと思い、そのまま迂闊にも扉を開けてしまった。そして入って来たのは士郎ではなく、言峰だった。
・凛にしては軽率でしたね、あまりに。しかも、「士郎? 帰って来たの」と新妻みたいな出迎えなんて(違 これも遠坂に伝わる(?)肝心なところでヘマをする呪いですかね(ォィ
Aパート
帰宅した士郎とセイバー。家の様子がおかしいことに気付き、居間へ急ぐ。電気を付けるとそこには血塗れで辛うじて意識を保っている凛の姿。「遅いから……もうちょっとで寝ちゃうところ……だったじゃない」。言葉も切れ切れの状態の凛に駆け寄る士郎は、セイバーに洗面器とタオルを頼み、自分も包帯を取り出すが、「私、イリヤを守れなかった」と言い、さらに士郎に伝えておくことがある、と。それは、綺礼の狙いが魔術回路を持つ人間ではなく、魔術回路を人間にしたイリヤだと言うこと。綺礼は聖杯出現に最適な柳桐寺にいるであろうこと。そして、最後。
「あなたじゃ綺礼に敵わない。それでも……戦う?」
士郎の意思を確認する凛の言葉に、士郎は「10年前の孤児の生き残りとして、そして衛宮切嗣の息子として決着を着ける」と答える。その答えに満足した凛は、隠し持っていた魔術儀式用のアゾット剣を士郎に渡す。
・アゾット剣は魔術師が一人前になった時に用いるものらしいですね。当然、凛は一人前でしょうから、あれは士郎の分。こんなものを用意してるなんて、何だかんだで凛って面倒見良いんですよね~。そこが凛の良いところ、ですけど。
・にしても、凛の顔の血をふき取った真っ赤なタオルを絞って出る血とそれが水に溶け込んでいく描写が妙にリアルで……。怖いとかそう言うのじゃなくて、「凛、死なないよね!?(原作知ってるからこの答えも知ってるけど)」と思わず考えてしまいましたσ(^◇^;)
重傷を負った上で体力を要する説明をしたことで凛の体力は限界に。眠気を訴える凛に士郎は敢えて明るく振舞う。
「もう……良いかな? 眠くて、眠くて」
「あー、寝ろ、寝ろ。朝になったら起こしてやる。そしたら、腹一杯飯食わせてやる」「最後に……これは“忠告”じゃなくて、“命令”……士郎、やるからには死んでも勝ちなさい。私が起きた時、くたばってたら許さないから」そう言い残して、凛は眠りについたのだった。
・今回、私的ベストセリフ。ここの掛け合いは何となく好きです。
・と言うか、よっぽど眠かったのか凛は凄いこと言ってますよね。「死んでも勝て」と言いながら、直後に「くたばってたら(つまり死んでたらってことでしょ?)許さないから」って( ̄∇ ̄;) 矛盾しまくり……でも、そんなところも好き(ぉ
・そう言えば、この後ちゃんと凛の手当てってしてあげたんですかね? そのままスルーされた感じが無きにしも非ず。
士郎とセイバーは土蔵へ。そこで、士郎はセイバーにエクスカリバーの鞘を還すことを提案する。「今まで、自分でも知らないうちにこの身体に頼りすぎていた」と告げ、セイバーもそれを了承。
士郎が体内に散らばったエクスカリバーの鞘の欠片を集約することで鞘はとうとうセイバーの手に戻った。
・って言うか、「今まで頼りすぎてた」って今頃気付いたんかいっ。遅すぎでしょ。で、セイバーが回収した鞘を見て「凄い」っていってましたけど、その理由が……。素直に本当に元に戻ったことを「凄い」と言ったんですかね?
2人は柳桐寺へ向かい最終決戦に挑む。その階段を上りながら、士郎は自分たちの勝敗に関わらずセイバーがこの戦いさえ終わればあるべき時間に戻ることを思い、思わず決心が鈍る。「今ならまだ」と思う気持ち。それでも、セイバーの顔を見た士郎は、改めて決心しなおす。
・何を今さら……って思う反面、自分が同じ立場だったらそう考えるかもしれない、とも思いますね。戦えば勝敗に関わらず最愛の人が消えてしまうと分かっていたら、そりゃあ士郎みたいな決心の鈍りは起こるってもんです。
柳桐寺では、ギルガメッシュが待ち構えていた。ゲート・オブ・バビロンを発動させ、臨戦態勢のギルガメッシュ。それでも士郎を敢えて見逃し、言峰のところへと向かわせる。そして、セイバーvsギルガメッシュ。10年前と同じ最後の戦いが始まった。
Bパート
言峰の下へたどり着いた士郎。そこには聖杯の不安定な穴を安定させるべく張り付けにされたイリヤの姿も。聖杯の中にはあらゆる悪性・人の世を分け隔てなく呪うものが入っていると言う言峰は、さらに聖杯の歴史を語る。
かつてアインツベルンを始めとして確立された聖杯のシステム。未だ完成を見ない聖杯を初めて完成したのはこの聖杯だということ。そして、言峰自身の人間観、「自分ほど歪ではあるが人間を愛していない。故に、私こそ聖杯に相応しい」と。それを認めない士郎は言峰に取り付こうとするも、触手化した呪いに掴まれ、ダメージを負う。
「(士郎と言峰の生きた年月差は)早々埋められるものではない。ならば、命をかけろ。あるいは、この身に届くやもしれんぞ」
それは言峰の絶対的自信の表れであった。
・言峰のこのセリフはちょっとカッコいいかも、と思った( ̄- ̄;)
一方、セイバーとギルガメッシュの戦いもギルガメッシュ有利で進んでいた。宝具の原典を使えるギルガメッシュに、剣技で対抗するセイバーだったが、疲労の度合いは明らかにセイバーの方が上。セイバーが直接聖杯に向かっていれば勝負はついていた、と語るギルガメッシュにセイバーは堂々と答える。
「私は貴様になど負けはしないし、
士郎もあのような男に負けはしない」
圧倒的不利な状況において未だそのようなことを口にするセイバーに、ギルガメッシュは立て続けに「ゲート・オブ・バビロン」と乖離剣エアによる「エヌマ・エリシュ」を使用。セイバーも「エクスカリバー」で応戦する。
士郎vs言峰。言峰は士郎に向かって歓喜を表す。それは士郎が10年前に敗れた切嗣と同じ心を持って言峰の前に姿を現したからだった。言峰は切嗣に近似憎悪を抱いていた。冷酷だった魔術師・衛宮切嗣。しかし、最終決戦では大火災を引き起こした言峰を倒しこそしたが、命までは奪わなかった。それが言峰にとって不快な事実以外の何物でもなかった。「この手で聖杯戦争を終わらせたと勘違いし、息子に何も残さないままこの世を去った切嗣に再び引導を渡せる」。その言葉に士郎は真実を知る。切嗣を殺したのは、他ならぬ綺礼だった、と。
「褒美だ。切嗣と同じ末路を辿れ」
「テメェ!」
「『アンリ・マユ』。この世、全ての悪を受けるがいい」
言峰は聖杯から溢れる悪を手に取り、それを士郎向けて投げつけた。
・なんか色々暴露話があってちょっと脳が追いつかない(´・ω・`)ショボーン やっぱネタバレ知ってるだけじゃキツイですね。原作やらないとなぁ。
セイバーはまたしてもギルガメッシュの前に地に伏した。エクスカリバーではエヌマ・エリシュに対抗し切れない。それでも心は折れないセイバーにギルガメッシュは言い放つ。
「全てを支配する超越者でなければ王など存在する意味もない。そんなだから、アーサー王は……オマエは国に滅ぼされたのだ」
今までのセイバーなら頑なに否定していた言葉。でも、今のセイバーは違った。
「ああ、そうだ。だが、英雄王よ。こんなことだから、貴様は国を滅ぼしたのだ」
はっきりと自分の非を認め、そしてそれでも負けぬ強い心。それが勝てぬと分かっていて、それでもエクスカリバーの矛先をギルガメッシュへ向ける糧となっていた。何をしても支配し切れないセイバーに、ギルガメッシュも再びエアを抜き、最後の決着を告げ、エヌマ・エリシュを解き放つ。
今回はここまで、です。う~ん、良いところで終わっちゃったよ、って言う感じが強いですね。次回予告見ちゃうと、普通に決戦後が描かれているので先が読め過ぎてしまうのはいかがなものかと思いますけど(´・ω・`)ショボーン
次回は最終回。「全て遠き理想郷」。アニメでは一体どういったラストを迎えるのか、今から楽しみです。
TB先 参照リンク
・http://blog.livedoor.jp/paprika200502/archives/50590070.html
・http://blog.livedoor.jp/xenon44/archives/50480357.html
・http://nekonii.blog3.fc2.com/blog-entry-475.html
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-361.html
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-279.html
・http://dogoes.blog22.fc2.com/blog-entry-347.html#trackback
・http://fatetbc.blog61.fc2.com/blog-entry-12.html
・http://mightyheart.blog53.fc2.com/blog-entry-50.html
・http://blog.livedoor.jp/x2oa1/archives/50771887.html
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