CLANNAD AFTER STORY 第08話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[CLANNAD -AFTER STORY-]
『勇気ある闘い』
両グループがいよいよ本格的にぶつかり合う手前まで来てしまった。一触即発の事態に相手グループを説得に向かった有紀寧に突きつけられた条件は、宮沢和人との一騎討ちだった。
どうしても出てくる「宮沢和人」の名。それでも決して表に出てこない理由とは......。
<あらすじ>
智代が対抗グループのメンバーを完全にノシてしまったことで、事態が悪化。各グループが、それぞれに報復戦を考える事態にまで至ってしまった。
有紀寧は、それを止めるべく対抗グループにも駆け寄るのだが、相手の出してきた条件は「宮沢和人との一騎討ち」だった。
二つのグループとその間にいる有紀寧に付きまとう「宮沢和人」の影。有紀寧が親しくしているグループに姉がいる勇の一言で、春原が「宮沢和人」の代理として再び立つことに。
まさかの事態のまま、河原で決闘という形になったが、なんと渚が差し入れした早苗さんのハイパーレインボーパンと、某主婦の作る究極ジャムを合わせ食べた全員が気絶。ただ一人食べなかった朋也が、和人の代理として相手の代表と撃ち合うことになった。
場慣れした相手に気圧されるものの、それでも必死に踏ん張って喰らい付く朋也。互いにその精神力を認め合ってこの抗争も終るかと思われた時、春原たちが目を覚ましてしまう。朋也が一方的にやられていると勘違いした春原たちが、加勢しようとしたがため、相手からも人が雪崩れ込む。
もうダメかと思った瞬間、姿を見せたのは「宮沢和人」だった。相手の代表に突貫する和人。だが、その拳を食らって割れた顔は、有紀寧のモノだった―――。
後日。
有紀寧の懇願でその場を引いた両者。改めて呼び出された場所は、宮沢家の墓がある墓地だった。
そう、宮沢和人はもうこの世にはいなかった―――。
感想・考察はOPENからどうぞ。
<感想・考察>
宮沢有紀寧
有紀寧ルートは、正直あまり記憶にないのですが大きく原作から改変を受けたような気がします。結局、有紀寧ルートも藤林姉妹ルート同様、恋愛要素が絡まないと再現が難しいルートなのでいたしかたない部分でもあるのですが(そういった意味では、智代ルートも同じですね。ただ、彼女の場合はDVD最終巻特典でパラレルワールドとして再現されているのですが)。
その中でオリジナルの展開としてはうまくまとまったかな、と。それぞれにしっかりと見せ場があるので、見ていて仮に原作がこの展開でも違和感はきっとなかったと思います。
すでに故人となっていた宮沢和人の影。その影響をおそらく受けていたのは他ならぬ有紀寧だったのだと。でも、彼女の場合その影響に引っ張られることなく、それを後押しにしてこれまで進んできた結果が、今の聖母状態なのだと。
彼女そのものは本当に真面目で少し内気な女の子でした。両親との折り合いが悪く、家を出て、いわゆる暴走族や不良と一般的にくくられてしまうグループにいたものの、有紀寧とだけは仲が良かった。
有紀寧が、そういったグループに歩み寄れたのは、兄の影があったからこそ。
兄を喪った結果として、兄の見ていた世界を見たくなった。
あまり多くは語られていませんが、その努力は原作の文を読んでいる時もすごいと思いました。一日・二日の努力で心を開いてくれるわけもなく、最初は無視を決め込まれる相手に長い月日をかけて少しずつ歩み寄っていく努力は並大抵ではありません。
だからこその涙だったんだと思います。
歩み寄れば、分かり合えるのに拳をぶつけ合うことしかできない。まぁ、熱血モノなら「それが男だ!」ということになりそうですが、そういったアツい展開ではないですし。
2話だったけど、巧く纏まったと思います。
余談。
出た、早苗さんのハイパーレインボーパン。そしてKanonから秋子さんの究極オレンヂジャム……。自分で書いて想像しただけで意識が(爆
(以下、追記予定)
次回『坂道の途中』。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
・http://aaillnv.blog16.fc2.com/blog-entry-1119.html
・http://ameblo.jp/azeaniblog/entry-10167654168.html
・http://blog29taka.blog107.fc2.com/blog-entry-553.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51147603.html
・http://norarinhouse.blog74.fc2.com/blog-entry-512.html
・http://plaza.rakuten.co.jp/accessairphoto/diary/200811210000/
・http://reilove.blog51.fc2.com/blog-entry-2458.html
もしよろしければ、拍手ボタンをポチッと押して下さいm(_ _)m 管理人のモチベーションが上がります(ぉ
Comment
Comment_form