CLANNAD AFTER STORY 第07話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[CLANNAD -AFTER STORY-]
『彼女の居場所』
資料室の主と化している女生徒・宮沢有紀寧の下にやってきた、勇と名乗る少年。有紀寧と勇の関わりに加わってしまった朋也たちは、そこで有紀寧の周囲にいる意外な人物たちの存在を知る。
だが、それは哀しい過去への追想で―――。
<あらすじ>
資料室の主と化している女生徒・宮沢有紀寧(みやざわ・ゆきね)。彼女の下には、強面な輩が何かともめごとや悩み事を抱えて転がり込む。
須藤という、宮沢の兄・和人の仲間を今日に助言を与えて下校している最中、勇と名乗る少年が現れる。勇は、自分の姉が有紀寧に良いように言い包められて家に帰ってこないのだという。
一方的な言いがかりを前にしても、決して声を荒げない有紀寧は少しずつ勇と話をしながら真実へと近づいていく。
勇の姉は、母親と大ゲンカをした末に家を飛び出し、その家出先が有紀寧の知るバーにいるという理由に辿り着いた有紀寧は、その場所に勇たちを連れて向かう。
そこにいたのは、一般的に不良と呼ばれてもおかしくない人たち―――とは言え、今はほとんどが成人しているのだが―――だった。
有紀寧の兄・「宮沢和人(みやざわ・かずと)」という目に見えない記号でひとつに結束している田嶋や須藤らに接することで、付き添いで有紀寧と一緒にきた朋也や渚、陽平も本当の姿が見えてくる。
家族という大きな絆があれば、人は大きく道を踏み外すことはない。
だが、彼らは両親との折り合いが悪く、家庭を飛び出してしまった者たちが集まって、第二の家族のようなものとなっていた。
もし、渚が……古河家がなければ自分もそういった立場になっていたのかもしれないと想う朋也の想いは複雑だった。
夜も遅くなり、帰宅することになった朋也たち。
だが、彼らの前に姿を見せたのは田嶋たちと未だに抗争を続けているグループ。彼らに、決して姿を見せない「宮沢和人」と誤解された朋也たちに危険が及んだ時、そこに姿を見せ、彼らを撃退したのは光坂高校生徒会長・坂上智代だった―――。
感想・考察はOPENからどうぞ。
<感想・考察>
宮沢有紀寧
年齢不相応なほどとてつもなく心の広い女性
それがおそらく現時点での有紀寧の印象でしょう。原作をプレイした人は、その裏に見える部分も必然的に感じるでしょうが、とりあえず原作未プレイの方を前提とした場合、有紀寧の外面をよく表した一話。
どんな相手とも分け隔てなく優しく接する聖母みたいな存在。それはきっと田嶋や須藤たちにとってもそうだし、何か困ったことがあれば資料室に足を運ぶことが増えている朋也たちにとってもそうなのです。
そして、未だ姿を見せぬ「宮沢和人」の存在。
原作をプレイした人は原作どおりなら結末は分るでしょう。個人的には、当初原作から改変された?と思ってしまうほど巧く演出されているな、と思いました。
ネタバレになりますし、おそらく次週予告を見る限りやはり原作どおりのような気がするので多くは語りませんが、原作未プレイの方にとって来週は驚く展開になるのだと思います。
割とCLANNADのアニメ化だと意外性と言うか、先週までの志麻=猫のような暗示が多くてあっさりとその真相が見えやすい形になっているのとは裏腹に、そういった暗示する部分が本当の意味で暗示で終わっているので、良い意味で解りづらくなっているのがうれしい。
坂上智代
まるで主人公ばりの登場シーンw っていうか、三人を瞬殺ですか。相変わらず強い。なんかエフェクトで光ってるし。
彼女にとって重要なのは、そんな登場シーンではなくバラバラになりかけた家族の話でしょう。朋也が持ち出したその話が、誰の過去だったのかイマイチよくわかっていないのですが、確か智代の家庭の話だった気がします。
まだ、智代の目的自体は達していませんし、その辺りもいずれルート消化でやりそうな予感。
そんなわけで、朋也がその話を持ち出した有紀寧ルートに智代を絡ませるのは凄くうまい展開だな、と感じています。前回ルートではほとんど出番がなかっただけに、その反動もあるでしょうが。
余談。
朋也、年上お姉さんに誘惑されて渚に土下座www
いやー、確かに良いですよね、お姉さん(爆 そして渚に謝り倒している朋也とか。いや、でもほら、杏とか椋とか智代とかことみとか、ものすごくいまさらな気もしますけどねw
そんな朋也ももし古河家がなかったら、須藤たちの仲間入りをしていてもおかしくなかったと感じているようで、そういった部分の心理描写は朋也をただの傍観者にしないので上手だな、と思います。
次回『勇気ある闘い』。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
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