To LOVEる 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[To LOVEる -とらぶる-]
何の変哲もない学生だった結城リト。彼には中学時代から同級生だった西蓮寺春菜と言う想いを寄せる女の子がいたが、なかなか告白することが出来ずに。
しかしそんなとき、リトの前に現れたのはデビルーク星人だと言うララ。しかもそのララがリトに一目惚れしてしまったものだから大変。
リト・ララ・春菜の三角関係の行方は……。
そんなTo LOVEるの私の評価ですが...
D
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
To LOVEる
放映日:2008年04月~2008年09月(全26話)
私が視聴した放映局:TBS
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:D
原作批准だった序盤はともかくとして、中盤以降はオリジナルの展開が続いたため一気に崩れた感じが強いシナリオ。ラブコメ作品としては、お色気シーンを重視し過ぎたせいでコメディ要素が欠けたと言っても良い。そのコメディもオチの使い方が中途半端だったり、曖昧だったりで見せ場となった見せ場もなく……。
バランスに欠いたシナリオ。
演出 評価:D
CGエフェクトの使い方の巧さは良かった。あとはキャラクターの心理描写が弱いか。これはシナリオにも直結することだけど、割と上辺だけの心理描写で最後まで来てしまった感じが強い。
作画 評価:C
可もなく不可もなく……と言いたいところだが、やや崩れたところも。
CAST 評価:B
CASTに関しては良かったと思う。特にメイン三人。放映当初から声とキャラデザが一致していると思った数少ない作品。基本的に原作が漫画や小説の場合、キャラの声は読者によってイメージされるだけに一致することは稀なのだが、そこは巧く一致した。
あとは後々の演技や他キャラの評価を踏まえてB評価と言うことで。
OP/ED/BGM 評価:C
OPは2クール変わらず、EDだけ1クール交代。まぁ、こちらは文字通り可もなく不可もなく、か。二期のEDは曲・ED画共に好きだったが、あとは普通か。
総合 評価:D
まぁ、本来ならC評価なのだが、いろいろ減点してこの結果に。
序盤の展開やCASTの配置など当初は期待出来る部分、同時期に放映された他作品に比べてそん色ない部分があったはずなのだが、それも徐々に……と言うか、一気に劣化していって(汗
残念の一言しか出てこない作品。元が良いだけにね……。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 古手川唯
一応、原作ではあまり良さが解らないキャラではあったけど、アニメになって出番が増えたせいか(?)、一応その良さを理解出来た。まぁ、そう言った意味でアニメ版としての恩恵を受けたキャラのような気がする。
2位 猿山
アニメ版で恩恵を受けたキャラと言えばこいつだろう、と。自身がメインの回が2クールで2回もあるという、本当においしいヤツである。しかも後半は割と良いポジションで出っぱなしだったし。
3位 西蓮寺春菜
メインヒロインの一人。巧く声が一致して、アニメでも特に後半に進むにつれて優遇された感じがあるので良い意味で印象に。
ベストエピソード
第9話「光星より愛をこめて」
まぁ、原作キャラの活躍度合いやパロディ度合いなどを踏まえて、面白いと判断できる数少ない話。
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