Fate/stay night 第22話「願いの果て」
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[Fate/stay night]
Fate/stay night 第22話「願いの果て」
士郎とセイバー、それぞれが「願いの果て」に辿り付いた結論。まぁ、それがテーマだったと思います。脚本として、詰め詰めにしないと間に合わなかったのかもしれないのですが、士郎はともかくセイバーが結論を出すところはもうちょっと悩むとか考えるとかワンテンポ欲しかった(´・ω・`)ショボーン なにせ、即答でしたからね。

ちなみに、タイナカサチさんが歌うFate第2期OPテーマ曲「きらめく涙は星に」を買ってきました(`・ω・´)シャキーン う~ん、良い曲です。テンポもあって、歌唱力も(私が思うに)凄く良い。上の画像は表面、裏面は下の画像でセイバーの書き下ろしになってます。初回封入特典(かも)は、セイバーのカード。確か、前もセイバーのカードだった気がしますが、今回はまた図柄が違います(当たり前だっての)。前のカードよりも穏やかな表情をしていて、なかなかに良い感じです。

もう1つFateネタで、先日友人からホロウ(Fateのファンディスク的なもの)を借りました。「さっそくプレイ!」と思い、PCの前に座って気付きましたよ。
うちのPC
DVDドライブ
ついてねー
!Σ( ̄□ ̄|||) ガビーン!
と言うわけなので、借りたのに出来ませんでしたorz まさか、これだけのために外付けのDVDドライブを買うわけにもいきませんしねぇ(1万弱くらいするし)。
では、今週の詳細は続きからどうぞ。
先週に引き続き、それぞれのセリフや重要と想われる部分は、カラーにしてみました。色は、青=セイバー、赤銅=士郎、金=ギルガメッシュ、赤=凛、紫=言峰、水色=ランサーとなってます。まぁ、今週は前回ほど無いですけど。
OP前&Aパート
士郎が言峰教会を訪れている頃、衛宮邸では日常な時間が流れていた。つかの間の休息を取るセイバー。
・衛宮邸の縁側で、乙女ちっく爆発なセイバーさん(マテ 「星が出たらあの人、シロウのことでも占おうか」だなんて……おまけに「これではまるで物語に聞く恋する少女ではないか」と1人ボケツッコミをこなしてくれています(爆
そこへやってきた凛から、イリヤの容態が思わしくないことを告げられる。「このまま行くと、最後には最もいらない『人間』としての機能を棄てないといけなくなる」。意味深にそう語る凛だったが、セイバーには何のことだが知ることは出来なかった。
・ネタバレになるので今回はスルー。どの道、次回明らかになります(たぶん
凛は、ここ数日ランサーのマスターを追っていた。そこで凛が得た情報はかなり古い血痕と令呪がもぎ取られた左腕。このことからすでに自分たちの知るランサーが、本来のマスターとは別のマスターと再契約し、さらにあのランサーを以ってして「下調べ」に使うそのマスターに、ランサー以上の戦闘力を持ったサーヴァントがいることを危惧する。凛に士郎の居場所を問うセイバー。しかし、それは凛が訊きたいこと。凛の口から出た「教会かしら」との言葉に、セイバーは緊急武装で衛宮邸を駆け出していく。
・ホロウのネタバレにもなりますが、ランサーの元マスターはバセットと言い、ホロウで登場します(私は未プレイですが)。良かったね、バセットさん。腕だけだけど、ホロウキャラとしてアニメに初登場だよ(ぇ
・そう言えば、凛はどうやってランサーのマスターの居場所を突き止めたんですかね? 何かしらの魔術があるとか??
「あそこは澱んでいる。聖なる場所などではない」と告げ、衛宮邸から教会へ急行したセイバー。地下に降りたところで床を血で濡らした士郎を発見するも、そこへ繋がる扉を突如出現したランサーに阻まれる。
召喚されたばかりの頃以来となるランサーとの再戦。一進一退の攻防が続く中で、倒れた士郎の頭を掴み、持ち上げる人物。黒い修道服に身を包んだ言峰は、士郎を引きずりながら「止めろ」と2人の戦いに水をさす。
「私は聖杯を持つ者を見極める」と言葉を残し、さらにサーヴァントが2体残った状態でも聖杯を呼び出せると言う言峰は、士郎へ問いかける。
「もし、10年前の出来事を無かったことに出来るとしたら、やり直せるとしたら、オマエは聖杯を欲するか?」
しかし、その問いかけに士郎は「いらない」と答える。自分だけが助かってしまった。助けを求める声を無視して独りだけ、生きるために走ってしまった。助けられなかった多くの人がいることを悔やみながらも、士郎は「あの後、多くの悲しみの中で今まで生きてきた人々の費やした時間を無駄にしたくない。例え癒えぬ傷であったとしても、自分が助けられなかった人たちに縛られ切嗣の想いに捉われているように、今を生きる礎になっているのだから、それは間違っていないと言える」と、重症を負ったその口で言葉を発する。
「聖杯なんて要らない。
俺は、置き去りにしてきた物の為にも、
自分を曲げる事なんて出来ない。
この道は間違ってなんていない」
そう断言した士郎は、セイバーへと突き飛ばされる。嘆く言峰、驚愕のセイバー。それぞれの想いを抱えたまま、言峰はセイバーにも問う。
「オマエはそんなエゴイストなことは言わないだろ、セイバー」
Bパート
言峰に問われたセイバー。脳裏に浮かぶアーサー王としての自分。しかし、士郎の「間違ってなんて……ない」と言う一言にセイバーは目を覚まし、想いを改める。自分は王の責務を負うことを決意して剣を抜いた。国のため、民のために剣を振るい戦い続けて来た。確かに負けてしまった、悲惨な最期ではあったけれど、その過程に一点の曇りもない。自分は国を守るべき存在だったけれど、国は自分を守らなかった、ただそれだけ。史実、最後は悲惨だったけれど、それまで歩んできた中で守ってきた民と国、討ってきた敵を無かったことにするなど出来るはずもない。セイバーの聖杯を望む想いは、変わった。
・セイバーの心境変化のシーンなのですが、どうにもこうにも急ぎ足だった気がします。もう少しゆっくりやって欲しかったorz でも、ここでセイバーは気付いたんでしょうね。かつて「(自分と同じでやり直したいはずの過去を持つ)士郎なら解ってくれると想っていた」と言って喧嘩したことがありましたが、それは自分の勘違いだったと。何故なら、士郎はやり直したいだなんて想っていなかったのだから。死の淵に瀕しながら、それでもやり直すことを望まないと断言する士郎の姿勢がセイバーの想いを変えさせたのかもしれません。
「聖杯は欲しい。
けれど、シロウは殺せない」
「解らぬか、下郎。
そのような物より、
私はシロウが欲しいと言ったのだ」
セイバーは言峰に自らも聖杯を拒否することを告げる。そんな2人に、10年前の言峰の姿を重ねたのか、残念そうに嘆く言峰。そして、現れたギルガメッシュ。ギルガメッシュのマスターこそ、言峰であった。10年前の聖杯で受肉したギルガメッシュと言峰は、ギルガメッシュが現界するのに必要な「食糧」を提供することで共同戦線を張っていたのだった。そして言峰は「聖杯は、全てを破壊することで手にしたものの望みを叶えるものだ」と、今まで聖杯を求めてきたセイバーに無情に告げる。
そしてギルガメッシュとランサーに、士郎とセイバーの始末を命じる言峰。幾らなんでも分が悪い状況に下がる2人。ギルガメッシュが第一撃を放った瞬間、それを防いだのはランサーだった。
自らの意思で離反の道を選択したランサー。勝機が無いと判りながらも、士郎とセイバーにさっさと逃げるよう促す。ギルガメッシュと一対一。しかし、ギルガメッシュの圧倒的な力の前にランサーは消滅。
・序盤以降、ほとんど出番のなかったランサーですが、最後はなかなかにかっこよかったと思います。せめてもう少し奮戦してくれれば、なお良かったのですが。
教会を脱出した2人。セイバーは士郎の胸に残る傷とのろいを解くべく、士郎の身体へ魔力を流し込む。そしてセイバーの口から真実が告げられる。士郎の驚異的な治癒力は、10年前瀕死だった士郎を救うべく切嗣が保有していた聖剣「エクスカリバー」の鞘を移植したためであり、切嗣も士郎もそれを媒介とすることでアーサー王である自分を召喚出来たのだ、と。複雑そうな顔を浮かべる士郎にセイバーは「これで良かったと思います。何一つ守れなかった私でも、シロウを守ることが出来ていたのですから」と呟く。
かつて信念の違いから大喧嘩をした橋の上。再び士郎とセイバーが対面するその間には、かつてのような険悪さは無かった。
「切嗣も聖杯が私の欲するモノではなかったと知っていたのでしょう。そして忘れて下さい。やり直すことも、この世に留まることも、1人の少女が観た夢なのですから」
それがセイバーが暗に示した答えであり、今の信念。セイバーを失いたくないはずの士郎。セイバーを現界させ続ける方法を探っていた士郎。それでも、そのセイバーの決意に士郎も頷く。
「セイバー、聖杯を壊そう」
「!! ……あなたなら、それを選択すると思っていました、マスター」
やり直すことでもなく、現界することでもない。王としての責務を最後まで全うすることを選んだセイバーに、士郎も賛同。2人の想いは、本当の意味で1つとなり、最終決戦へと臨むのだった。
今回はここまで。最後は、士郎の潔さに感服です。聖杯を壊せばセイバーは現界し続けることは出来ない。士郎にとってセイバーはもはやかけがえのない存在。それを解りながら、この選択をするのは凄いと。ちょっとは成長してくれたみたいで、「学習能力ゼロなんじゃ」とここ数話批難されていた士郎にも、少しだけ光が。
そして、今回の「解らぬか、下郎。そのような物より、私はシロウが欲しいと言ったのだ」と言うセイバーのセリフ。良いですね。原作未プレイな私でも知るFate名言の1つ(だと思います)。
2006年6月5日追記
そう言えば、やはりギルガメッシュがランサーを倒す時に使った剣は、カラドボルグⅡみたいですね。原作を知らないので、突っ込んで良いのかダメなのか解らなかったんですが( ̄∇ ̄;) だとすると、ギルガメッシュってカラドボルグⅡ持ってないんじゃ(ノ∀`*)アイター
次回は「聖杯」。いよいよ、物語は核心へ......
TB先 参照リンク(上3つの記事は、「きらめく涙は星に」の記事で、それ以降が今週のFateの記事です)
・http://firelife.blog55.fc2.com/blog-entry-128.html
・http://endless-space.jugem.jp/?eid=813
・http://himajinnpeople.blog52.fc2.com/blog-entry-110.html
・http://dogoes.blog22.fc2.com/blog-entry-337.html
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-347.html
・http://blog.livedoor.jp/xenon44/archives/50475057.html
・http://nekonii.blog3.fc2.com/blog-entry-471.html
・http://blog.livedoor.jp/paprika200502/archives/50580235.html
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-260.html
・http://zdryeo.blog43.fc2.com/blog-entry-136.html
・http://blog.livedoor.jp/paprika200502/archives/50580235.html
・http://endless-space.jugem.jp/?eid=822
・http://blog.livedoor.jp/x2oa1/archives/50760081.html
・http://mightyheart.blog53.fc2.com/blog-entry-49.html
Fateも残すところ後2話となりましたね!
尺が足らない分、今回は非常に内容の濃いお話しでしたね。
それでもって他のキャラがますます影が薄くなるのは否めませんけど( ̄∇ ̄;)
残りの話しはギルガメッシュとの戦いがメインになるんでしょうね!
でもここで真のラスボス、黒桜とか出したらそれはそれで面白いかもw(無理だと思いますけど~⊂⌒~⊃。Д。)⊃
あと10000Hitおめでとうございます!!
ちなみに10000のキリ番は私が踏ませてもらいました(○ゝω・)b