コードギアス 反逆のルルーシュR2 第20話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[コードギアス 反逆のルルーシュ]
「皇帝失格」
全てを失ったルルーシュは、刺し違えてでも皇帝を討つ決意を固める。一方、スザクは自らの正義を歪め「結果こそ全て」とし、自らがナイトオブワンになるためシュナイゼルにクーデターを決意させ、皇帝暗殺を打診する。
ゼロを裏切り者とする騎士団だが、合集国連合はゼロを支持。さらに皇帝シャルルは神根島でラグナレク接続を目指し、アーカーシャの剣を使用しようと試みるが―――。
<あらすじ>
ナナリー、ロロ、シャーリー、そして黒の騎士団。ルルーシュの大切なものは全て失われた。そんなルルーシュに残ったものは、強い意志。最後に彼がやらなければならないと、成せねばならないと強く抱いた意思。それは―――。
一方、スザクはフレイヤを撃った結果から自分を遂に見失う。
ナイトオブワンになって日本を―――
何の為にナイトオブワンになって日本を直轄領として頂くのかと言う理由さえ見失ったまま、ただその目的のためだけに手段を選ばなくなるスザク。
結果が全て
そう口にするスザク。
間違って得た結果に意味はない。
そう言っていた彼の姿はもうここにはない。
シュナイゼルもまた、皇帝になるべくシャルルを討つクーデターを決意。ゼロの死を受けて蓬莱島からやってきた神楽耶や星刻は、ゼロを裏切り者とする騎士団とは別にゼロの支持を決める。
その頃、神根島に上陸し、世界各地の遺跡と同調させることでシステムを復旧させたアーカーシャの剣を起動させようと目論むシャルル。
自分が皇帝になるため、シュナイゼルに皇帝暗殺を進言し実行に移すスザク。
刺し違えてでも皇帝を倒すことを決めたルルーシュ。
三者三様の想いは神根島でぶつかり合う―――。
感想・考察はOPENからどうぞ。
<感想・考察>
黒の騎士団~仮面の英雄を抹殺せし末路~
騎士団による公式発表。ただ、その発表を身内とも言うべき合集国連合と(もともと騎士団ではないが最近幹部ないしその扱いになった)星刻やジュレミアが信用していないことが最大の失敗点にして、いかにこれらの組織にゼロと言う仮面の英雄が取りまとめていたかを明確にした。
そもそも当然と言えば当然の結末である。
黒の騎士団にとって唯一最大の目的は日本の独立。ゼロ(ルルーシュ)はその目的と自らの目的を巧く合致させたに過ぎないわけです。現状においても合集国、ジュレミア、ラクシャータら日本人ではない逸材を纏め上げた要因もまたゼロが自分ないし騎士団の方向性と巧く組み合わせたからこそ。
なら、それらをつなぎ合わせていたゼロと言うパーツを欠いた組織がどうなるか?
その結末など火を見るより明らか。
ディートハルトは扇をゼロの代理に立てたことをミスキャストと言ってましたが、それは違います。ミスキャストではなく、そもそも代わりのキャストなど存在しない。それを認めたからこそディートハルトは祖国ではなくゼロを選んだはず。
少なくとも現在の騎士団内部では(まぁ、星刻辺りなら出来そうもないですが、彼の目的と騎士団の目的は完全に合致しませんし)。
ゼロを裏切り者とした騎士団。彼らにとってゼロの裏切りとは何なのか?と考えると、至って幼稚だと言うことに気づくでしょう。
真実を話してくれなかった。
ただそれだけです。
無論、細々と細部を見れば片瀬少将の自決扱いだったり、ユフィの日本人虐殺だったりとそれなりな一面ももちろんありますが、決定打となったのはただ真実を語らなかっただけ。
人なら誰であっても語りたくないこと、語れないことがあるものです。それが組織を裏切るようなモノであるなら話は別ですが、ルルーシュの場合はその正体とギアスに関してだけ。ギアスも「ゼロのいいように操られている”かもしれない”」程度の疑念を、シュナイゼルに突かれて「操られているに”決まっている”」と決めつけただけ。
全開も書きましたが、そこでゼロを利用してやろうと言う人間が幹部にも一人もいないところが、あまりに幼稚な組織だと思わせるところ。
(おまけに今回神楽耶が、ルルーシュのユフィに対した時のように最大限利用しようと考えた部分があったため、その対比で余計幼稚な組織に見えてしまう)。
遺された騎士団の結末は空中分解が壊滅か。
ゼロの死を発表してしまった以上、騎士団にゼロは戻らない(戻れない)ですし、完全に自分の首を自分たちで締めています。
アーニャ~マリアンヌの影~
アーニャ、複数の予想の中の一つであったマリアンヌ説が現実味を帯びてきました。ただ、さすがにマリアンヌ本人ではないでしょう。
さすがにマリアンヌ本人の肉体は葬儀などもしているでしょうし、彼女自身はあくまでギアス能力者に過ぎない(C.C.との会話で「契約不履行のくせに」と口にしたこと、Cの世界への干渉からおそらく確定)ので不死者ではないでしょうし。
だからこそ、アーニャはあくまでマリアンヌのギアス制御下にあるだけ、と考えるのが妥当でしょう。考えられる能力種としては、転生の類か、はたまた転送の類か。
転生は言うまでもないことですが、むしろ転送の方がしっくり来るかも。自らの人格と記憶、そして能力をコピーし他者に転送するギアス。ただし、その発動(転送した他者の人格を乗っ取り、自らの人格を出現させる)にはおそらく幾つかの条件が必要となるはず。今回の感じだと世界各地の遺跡同調によってギアスの力が高まった(?)時に発動する感じ。
使い勝手の難しいギアスのような気もしますが、この発動条件がある程度操作出来るのであればルルーシュ並に使えるかもしれませんね。要は一時的に自らが増えるわけで、自分の裏切りさえなければ同時に同じ思考を持った人間が活動できるのですから。
もしくは一時的な憑依系のギアスかもしれません。一期でC.C.がマリアンヌと思考による会話をしていたことを考えると……。
話題は変わって。
「助けるべきかしら、彼を」
C.C.に対していった言葉。これはルルーシュに向けられていった言葉なのでしょうか? はたまた、夫たるシャルルに向けて言った言葉なのか?
また、「確認したいの、あなた(C.C.)がまだ“私たち”の味方かどうか」。これも私たちとは誰なのか? シャルル? ルルーシュ? V.V.? はたまた別の人間なのか。
この辺の謎が多いですね。考察材料もあまりに少ない......。
余談
自らのコードを自ら封印していたと言うC.C.。自らの願いを歪めてまでこの世界に残ったのは、やはりルルーシュのため? 回を重ねるごとに本当にツンデレ度が増すキャラです(爆
ジノ、裏切りの様相。裏切りと言うか、彼からすればスザクやシュナイゼルの方が裏切りなのでしょうけど。
神楽耶、記事にも書きましたが賢く精神的に大人でタフです。幼い容姿とのギャップで撃沈した人もいそうな感じですね。
次回『ラグナレク接続』。『皇帝失格』の烙印を押されても既存世界の破壊を目指すシャルルは、遂に『ラグナレクを接続』するのか。はたまた、それを止めるのはルルーシュか、C.C.か……。
え? スザクの話題? あんなキャラの考察なんて今さらしませんよ(マテ
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
・http://blog.goo.ne.jp/rionnouji/e/dd7902e7dcc863dfe441a5e886212c5f
・http://blog.goo.ne.jp/takuyasu1969/e/5f8370ba75caf3eb874ea59727a7ccbb
・http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/51057641.html
・http://lapislazurirose.blog69.fc2.com/blog-entry-428.html
・http://lessiy.jugem.jp/?eid=1376
・http://reilove.blog51.fc2.com/blog-entry-2130.html
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- at 17:57
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神楽耶に萌える?それは我々が1年前に通過した場所だッ!!
まず誰もがアカシャでなく正式名称アーカーシャに噴いた筈(笑)
若本皇帝、確かに有る意味失格だな…フッ。
そして黒の騎士団の今後……只の一反ブリタニア組織としてなら今後もそれなりにイケるでしょう、それもシンクーことロリ兄が存命の間だけ。
シンクーには寿命が足りず、変なポージングも足りず、カリスマも少し足りず、何よりも天子様に種を植えなきゃ(ry
僕達は何度でも種を植えるよ(キラ)
あとはルルーシュですかね、嘘つきってのは視聴者も知ってましたがまさかマリアンヌのキャラさえ美化して嘘をついていたとはwww
ちげーじゃんwノリ軽すぎじゃんww
と言うかナナリーは本当にマリアンヌの子供なのか?いや、幼い頃はおてんばだったのだから間違いではない……?そうか!!それが正しいなら我々はマリアンヌのキャラを知り得た筈!……なのにルルーシュの妄想回想の時はめがっさ淑女然としていたから気付けなかった………チィイッ!腐ってやがる。