コードギアス 反逆のルルーシュR2 第5話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[コードギアス 反逆のルルーシュ]
「ナイトオブラウンズ」
エリア11への赴任に伴い再びアッシュフォード学園に編入してきたスザク。皇帝のギアスによって書き換えられた記憶により、ルルーシュとスザクの関係はただの友人となっていた。
ルルーシュの記憶が戻ったのかどうか、自分の歓迎会を利用して明らかにするというスザク。ロロを使ってたくみにスザクの追求から逃れているように見えたルルーシュだったが、スザクはエリア11の次期総督を使って揺さぶりをかける―――。
<あらすじ>
無事、黒の騎士団のメンバーを救い出したルルーシュ。ゼロとして再び団員の前に姿を現すが、千葉や朝比奈といった幹部からのブラックリベリオン時の追求に謝罪をすることはない。それでも扇や藤堂が彼を立てることで再び黒の騎士団はつながりを戻していく。
騎士団の救出とロロの手駒化を果たしたルルーシュの前に姿を現したのは、エリア11に赴任するに辺り再編入してきたスザクだった。記憶が書き換えられたルルーシュは、書き換えられた情報のままスザクに接し、自分の記憶が戻っていないように振舞う。
ルルーシュの記憶は戻っていないという機密情報部の結論に、スザクは自分の力で確かめるという。同じころ、ブリタニアからナイトオブスリーらが来日。スザクは最悪の事態を備えて密かに戦力をエリア11で整えていた。
スザクの再編入の歓迎会を大々的に行うアッシュフォード学園。再び巨大ピザにチャレンジすることになるが、そこにC.C.とカレンが乱入したことでルルーシュは大慌てとなるが、何とかその場だけは凌ぐ。同時に皇帝にギアスを与え、スザクに事実を教えたV.V.という存在を知る。
カレンからの情報で扇とヴィレッタがつながっていたことを知ったルルーシュは、ロロを使ってヴィレッタを捕らえ、脅しをかける。
スザクがいても着実に自分の思い通りに進めていると思っていたルルーシュ。歓迎会のラストのダンスを抜け出してきたルルーシュとスザク。そこでスザクはルルーシュに新しいエリア11の総督と電話でつなぐ。
電話口の先に聞こえてきた声はナナリーだった......。
感想・考察はOPENからどうぞ。
<感想・考察>
物語として決して停滞せずに毎回必ず大きな進展があるのは、ここまでR2での最大の魅力のように感じます。てっきり物語の鍵だと思っていたナナリーがまさかこのタイミングで登場するとは……。
ナナリー-新提督-
まさかの展開ではありますが、スザクの傍にナナリーがいるであろうことは想定内だったので、それ自体は一応範疇。問題は、ナナリーが提督として赴任するということ。
提督=皇族である必要はないだろう(カラレス提督が皇族なら別だが)けれど、かといってブリタニア内での地位がそれなりにないと当然いけないはずである。皇族として存在が抹消されたはずのナナリーが提督として赴任するということは、スザクがゼロを捕らえた功績とは別にナナリーを皇族に戻すor相応の地位を与えることを皇帝に要求したか、ルルーシュの記憶が戻った可能性がある時にルルーシュにとって最大の弱点でありナナリーを手中においておくための手段としてスザクが進言したのでしょう。
ただ現状では、正直後者の意味合いが非常に強く感じます。ユフィの副総督のように形だけのお飾り総督。
ただ対ルルーシュを考えると最強の駒であることに違いはないわけです。記憶が操作されていないナナリーに対して、あの電話のところでルルーシュがナナリーの存在を(兄妹として)肯定すれば記憶が戻ったということであの場でスザクに捕らえられる。かといって、安易に否定すればナナリーを傷つけることになる(もちろん、あの場ではおそらくルルーシュはナナリーが兄妹であることを否定しなければならないでしょうが)。
加えてルルーシュがゼロである時、ルルーシュは今後エリア11を統治する ナナリーと戦わなければならなくなる。ナナリーのために世界を変えようとするルルーシュがナナリーと戦うことに対する矛盾はゼロの存在意義をルルーシュの中だけではあるが大きく揺るがすことになる。
もうひとつはカレンへの揺さぶりになる。もちろん、これはスザクがそこまで考えているとは思えないけれど。
カレンは記憶操作を受けていないのでルルーシュとナナリーが兄妹であることを知っている。もし、ナナリーが皇族としてエリア11に赴任すれば、カレンは同時にルルーシュもブリタニア皇族であることを知ることになる。まぁ、すでにゼロの正体としてルルーシュを知っているカレンがこれでどこまで動揺するかは微妙ではあるけれど。
あとはロロへの気配りもルルーシュの中で難しくなるということでしょうか。ルルーシュは目の前にナナリーがいるのに偽りの弟にも気を配らなければならない辛酸をなめさせ続けられることかとwww
しかしR2になって丸っきり人間性が消えましたね、スザク。まぁ、彼は嫌いなので別に良いのですが(マテ でも、もしこれで実はスザクも皇帝によって記憶やらなにやらが書き換えられていました、という真実の展開ならなかなかに面白いかもしれません(まぁ、現段階では可能性は限りなく低いですが)。
ギアス-王の力-
ロロのギアスに関しては弱点があるようです。もちろん、物理現象に干渉出来ないことを利用したルルーシュのやり口を知っているロロがわざわざ明かす弱点ですから、物理現象云々ではなく、また別の弱点なのでしょう。
ただこれまで割りと万能に描かれているので弱点の詮索は難しいですね。射程ということもありますが、それもわざわざ出すほどではないでしょう。バベルタワーの時ですでに複数の一定範囲内にいる生物への同時干渉が可能なので数的な問題でもない。空白時間の最大時間や使用に関するインターバルも考えられなくはないですが、ちょっと弱点としては弱い。
今後のことを考えれば空中にいる生物には通用しない、というところですかね。空中戦が増えるであろうナイトメア戦でのロロへの優位性を消す意味でも(ぇ この辺はもう分からないです。
ちなみに皇帝のギアスは記憶書き換えでほぼ確定みたいで。
余談。
扇を餌に脅されたヴィレッタ。とはいっても騎士団に入るとも思えませんが、ルルーシュがどう利用するのか楽しみにしたいです。
次回『太平洋奇襲作戦』。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
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