GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- 総評
少女を改造した義体によって国の治安を守ろうとする福祉公社。
一方、救われたことを恩に感じて暗殺者としてクリスティアーノを支えるピノッキオ。
両者の道が交わった時―――。
そんなGUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-の私の評価ですが...
B
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-
放映日:2008年01月~2008年03月(全13話)
私が視聴した放映局:東京MXテレビ
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:C
五共和国派側のシナリオの良さを評価してこのランク。もしこれで五共和国派もグダグダだったら間違いなく最低ランクだった。それくらい、公社側のシナリオにはいろいろと腑に落ちない部分が多い。
演出 評価:A
演出に関しては、BGMの使い方なども総合して良かった方だと思う。まぁ、良かったのは基本的に五共和国派が絡んだ時だけなのが、Sに届かなかった最大の要因か。
作画 評価:B
まぁ、悪くはなかったですね。若干の崩れが見えたところもありましたけど、なんとか踏みとどまった感じがします。
CAST 評価:B
一期を知っていればここも最低ランクだったのかもしれませんが、不幸中の幸いか、私は一期を知らないのです。CASTに関してはそこまで言うほどひどくはなかったかな、と思いますが。
OP/ED/BGM 評価:S
とにかく音楽面に関してはどれも良かったのが本作。もう後半はこれが楽しみで観ていたようなものでもありますし。
総合 評価:B
五共和国派の良さを公社で引っ張ってしまった感じが強い。
なぜメインヒロインが義体なのか、義体である意味は、義体である設定を活かす演出は、といろいろと考えてみるとそれらがどうにも活きていなかった気がしてなりません。この話の展開なら彼女たちは別に義体である必要性はなく、別に幼い頃に孤児院で拾われて暗殺者として育てられた、と言う設定でも通用してしまう。
義体と言う設定を使う以上、義体でなければならない展開や演出がもっともっと欲しかった。
そこの部分の決定的な不足が、結果として暗殺者と言う設定をそれなりに活かしたピノッキオ側の引き立てとなったわけだけど……それなら最初からそちらをメインに描けば良いわけなのに。結局、首をひねることになってしまったのが残念。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 ピノッキオ
死亡と言うことでしたけれど、それでも13話を通しての彼の成長と変化があってこその本作。彼を外すことはできないでしょう。
2位 フランカ
いろいろと悩みましたけど、彼女にしました。この辺はイメージとインスピレーションですが。
3位 クリスティアーノ
結局、成長したのはピノッキオだけでなくて、ピノッキオを通して彼も変化したのだと思います。それが前進なのか後退なのかは解りませんが……それでも、まるで成長と言う要素が描かれなかった公社側に比べれば。
ベストエピソード
第5話「泡沫と追憶」
BGMが良かった。アンジェリカの過去の演出が良かった。まぁ、一応メインの公社側では数少ないよかった部分でした。
- at 13:21
- [アニメ(放送終了):GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-]
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