行商人ロレンスが偶然出会ったのは、今はもう事実上その存在を信仰してもらえない豊作を司る狼の神こと賢狼ホロ。彼女を故郷である北の森に連れて行く約束をしたロレンスの身に起こる、商人ならではの出来事に二人で立ち向かっていく。そんな剣も魔法も出てこないファンタジーアニメ。
そんな狼と香辛料の私の評価ですが...
SS
です。(SS、S、A〜Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
狼と香辛料
放映日:2008年01月〜2008年03月(全13話(※うち1話分、未放送。DVD収録予定)
私が視聴した放映局:テレビ埼玉、東京MXテレビ
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
原作、実に2巻分と言う、近年のライトノベルのアニメ化としては破格の短さ。その分、しっかりと原作を表現出来ていたようで、原作既読者の方の感想も比較的良好でした。本作の成功が、キャラクターの魅力だったり、CASTの方の名演だったり、いろいろな要素に囲まれているとはいえ、この手法は原作の既読・未読を問わず、多くの方に受け入れられたと思います。このラノベ1巻分を6話〜7話近く使って消化するスタイルは、本作の成功によって今後広まってくるかもしれませんね。
そう言う部分も含めてS評価。
演出 評価:S
剣も魔法も出てこない、中世風のファンタジー。この感覚に不安感を覚えたのはきっと私だけではないでしょうが、それを良い意味で大きく裏切ってくれたのが本作。ホロと言う狼の化身と言うファンタジー要素が若干絡むとは言え、ロレンスとホロの二人の心情と出来事を基盤に良く演出されていたと思います。
特にロレンスとホロのやり取りは、ニヤニヤしながら観ることが出来るものばかりで、そこでのホロの駆け引き、ロレンスの鈍感さと心理描写も巧く交えていたので本当に面白かったです。
作画 評価:S
目立って大きな崩れも見られず、また高水準で纏まっていた作画でした。何より評価したいのは、キャラ画に引けを取らない背景画でしょうか。中世風のファンタジーアニメで、私が大きく位置づけているのが背景画だったりします。その背景画が、現代のCLANNAD、中世の狼と香辛料と二強に位置付けても良いくらい良かった。
過去作品ではクレイモアがそうでしたが、私たちがリアルに見聴き出来ない世界だからこそ、しっかりと描いて欲しいと言う部分があります。クレイモア然り、そして本作然り、背景画のしっかりしているアニメはキャラ画もしっかりしているし、他の要素もしっかりしている。そんな感じですね。
CAST 評価:S
ロレンス役の福山潤さん、ホロ役の小清水亜美さんのコンビが良過ぎたCAST。おおくの感想Blogでホロの可愛さを謳ったり、ロレンスとホロのニヤニヤタイムを満喫していたりとキャラクターの良さを本当に引き出してくれた主役の二人。途中参加のノーラ役中原麻衣さんも良かったですし、わきを固めたサブキャラの配置も良かったと思います。
原作既読者の中ではロレンスの声が若すぎるなどのご意見もあるようですが、私は適材適所だったと思います。
OP/ED/BGM 評価:A
言うまでもなく良かった音楽面。少々欲を言えば、EDだけがちょっと好みじゃなかったかな、と言うだけでOP・BGMは本当に良かったですね。
総合 評価:SS
久々にSSを与えたい作品。EDがやや好みではなかっただけで、あとは本当に最高でした。1クール実質12話が本当に短くて、文字通り「あっと言う間」に終わってしまった感じが非常に強いです。基本的に私の中ではどんなアニメでも「ようやく最終回か」と言う想いがあるのですが、本作に限っては「もう最終回?」と言う想いしかありませんでした。それくらい良かった。
原作をまだ二巻分しか消化していないと言うことで、第二期・第三期が大きく期待できる作品で将来性を感じると言うのもSSに推した理由でもあります。もちろん、今後のアニメのシリーズ化については、DVDの売れ行き、原作ラノベの売れ行き次第なんでしょうけどねw DVDに関しては、まぁ少しばかりながら貢献させていただく予定です(ぉ
ぜひ、第二期を期待しますよ、スタッフさん!
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 ホロ
彼女を上げずして誰を上げる!! まぁ、人によってはノーラとか言いそうですが(爆 とにかく良かったですね。個人差があるとはいえ、おそらく今期のアニメヒロインの中ではNo.1ではないでしょうか? 某トーナメントとか今やったら優勝しそうな勢いですが、はたまたそこはどうなるか読めませんw
2位 ノーラ
羊飼いノーラ。出番が少なかったものの、演じたのがあの中原麻衣さんと言うこともあって、キャラクター本人とは正反対に存在感のあったキャラ(爆
3位 ロレンス
一応主人公w もし第二期があれば、若くしてクロエに手ほどきをしたほどの彼の商才もぜひ見てみたいですね。
ベストエピソード
第9話「狼と羊飼いの子羊」
毎回がベストエピソードではありますが、私は9話を推しますね。ノーラと言う、ロレンスの弱い金髪薄幸少女の登場に嫉妬するのが良いですね(マテ
