夢使い #06
夢使い 第6話「夢の休日」
今回は、お決まりの戦闘は無しで、ちょっとした休日談。だから本当に何も無いですよ。考えさせられることなんて無いし……でも、ちょっと切ないかも。
そんな夢使いの感想は続きからどうぞ。
Aパート
福岡からとある理由で上京して来ると言う三時花。燐子はそれが夢使い関連の仕事だと勘違いして、張り切って空港まで出迎えに行く(基本的に今回は、燐子の勘違いで物語は進む)。
いつも夢使いが仕事時に持ち歩く杖(?)を忘れたと言う三時花に、燐子は夢使いについて鍛え直しを始める(と言うか、本来仕事じゃないのだから、もって来るはずが無いのだけど)。
いろいろと燐子に夢使いの知識を見たり聞いたりする三時花。しかし、しきりに時計を気にしていた三時花は、とうとう「どうしても今日でないとダメ」と言う用事のため、燐子たちの前から走り去ってしまう。
ちなみに余談ですが、夢使いとは最初から悪夢専門戦闘集団で、あの杖には勾玉や鏡などを入れていたらしいですが、それを塔子と燐子の父親が「おもちゃ」を入れて作動するよう画期的改良を加えたみたいですね……どの辺が画期的か、と問われると苦しいですが、おそらく「おもちゃ(及びお菓子など)」を入れることで、従来まで勾玉や鏡と言った固定されたものだったための攻撃バリエーション不足を解消したため、と私は考えてますが……真相は不明です。原作では、明らかになってるのかな?
Bパート
塔子の下へと帰ってきた燐子(塔子はずっといつもの家にいた)。そこで、燐子は塔子から「三時花の落し物」と言う「SATORU」と端に書かれた写真を目にする。
勝手知らず忙しなく人々が動く都会で、尚且つ行き先である写真を落としてしまったことで、途方に暮れる三時花。そこへ現れた燐子は、写真の場所を突き止めていた。
タクシーで移動しようとするも東京の交通事情(つまり渋滞が起きやすく、起きると長い)を知らなかった三時花は驚きつつも、燐子と共に途中でタクシーを降りて駆け出す。
地図を元にして目的地を探す2人。途中、工事現場のオッチャンに捕まるも急いでいる事情を察してもらい、トラックで送ってもらい、とうとう目的地へ。神社で、お菓子を購入し、その場所に辿り着いた2人。
だが、お菓子を普通に差し出してくる三時花に燐子は「悟君との間に何かあると思ったから頑張ったのに。バカみたい」と言って帰ってしまう(ここでも燐子、勘違い)。しかし、そこは確かに燐子の言う通り悟との大切な思い出の地であり、約束の地であった。手にしたお菓子は「恋人たち」。それはかつて悟にもらい、今度は一緒に行って食べようと約束した品。思い出と共に涙を流しながらお菓子を食べる三時花の下に塔子が現れる(2人があそこまで苦労したのにあっさり登場……おそらく都会に慣れているので電車を使ったのでしょう)。
塔子に誘われ、お風呂に入っていくことになった三時花。お風呂場の扉越しに会話をする塔子と三時花。実は、今日は悟の命日であった。だからこそ三時花は何としてでも約束を果たしたく、そのため塔子に手紙を出したのだった。「自分のためにあそこまで頑張ってくれたのが嬉しかった」と燐子に対して言葉を漏らす三時花。その言葉は、外にいた燐子の耳にもちゃんと届いていた。
帰りの日。見送りに現れない燐子。代わりに機内で手紙を渡される。それは、再会を約束する手紙だった。
今回はこんな感じですね。今まで結構考えさせられる内容が多かった夢使いなだけに、かなり貴重な話だったと思います(その分、切ないですが)。
とにかく今回は、燐子の勘違いで終始進んでます。ちゃんと話を聞くなり、塔子に来た手紙の内容を確認するなりすれば分かったはず。この辺りの落ち着きの無さは、やっぱり小学生だなぁ、と思ってしまうのは私だけでしょうかね?
でも、燐子に「先輩」と呼びなさい! って言われて「燐子ちゃん先輩」と呼ぶ辺り、三時花の変人度も立派に夢使いだなぁ、って思ったり(マテ
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