シゴフミ 第8話
キラメキに撃たれながら自動で蘇生するフミカ。
要が取り押さえ、暴走するキラメキを一室に閉じ込めると、フミカは自らの―――フミとミカと言う、美川文歌の中に生まれた二つの人格について話し始める......。
それは、キラメキの見せた以上なまでの自己愛によって生まれたモノ―――。
そして、それが全てのハジマリ……。
※お詫び
先週の第7話「キラメキ」の記事がこちらの不手際で複数アップされてしまいました。一部の方には混乱を招く結果となってしまい、大変申し訳なく思っております。二度とこのようなことがないよう重々気をつけ、今後もBlogの方を運営させていただきたいと思っております。
この度は、本当に申し訳ございませんでした。
TB送信履歴はOPENからどうぞ。
<感想>
ミカ -生み出された人格-
ミカ―――現在、シゴフミの配達人として活動している方のフミカは後から誕生した人格のようです。おそらく、ここが物語最大のカギ。
私の偏見かもしれませんが、普通後から生まれた人格は副人格で、本来の人格である主人格を外圧や外敵から精神的に守るために、主人格の辛いことに対して前面に出るものではないだろうか?
これがフミとミカの場合は逆。主人格であるであろうフミは、父親キラメキからの偏執した愛と憎しみに対して目いっぱいの愛情で耐えていた。生まれた副人格のミカはそれから逃れていく。
この、普通とは逆を行く二重人格の誕生が一つのカギなのでしょう。
ミカ誕生の考察ですが、フミの中で父親を愛する一方で、逃げたいと言う想いも強くあった。でも、逃げれば父親を母親同様裏切ることになる。そのせめぎ合いの結果、フミは自らの中で心の中だけとはいえ逃げるための人格としてミカを誕生させることで、父親から逃げたいと言う想いを分散させようとしたのでは?
フミ -どこまでも父を愛する主人格-
彼女の体を下書きとして作品を書いていると言うのは、いろいろなBlog様で前回考察されていて、鋭いなぁ、と思っていたら見事当たったと言った感じですね。
どんなことがあっても父親を愛し続けながら、苦痛から逃げたいと言う想いも年相応にあったはずのフミ。その想いを分散・拡散させるために生み出したミカによって、最愛の父が奪われそうになった。
それらのショックがあったと仮定して、今は眠り続けているようです。おそらくフミが心を閉ざした瞬間、副人格であるミカはフミは心の中で抹殺されたのかもしれません。ミカを生み出したのが無意識下でのフミだった場合、フミがそれに気づいて二度と同じことがないように、と…。結果として、ミカは居るべき肉体を失い、フミの肉体からはじき出された。その後、フミはひたすらに眠り続け、ミカは何らかの経緯で福音局で配達人をしながらフミが目を覚ますのを待ち続けるにいたった。
そんな感じだと考察しています。
フミカ -死なない配達人-
フミの項目で考察した結果として誕生した、配達人フミカ。
彼女はどうやら死なないようです。本来、配達人が死なないのかどうかはわかりませんが、とりあえずフミカの場合はやはり例外中の例外の模様。
おそらく、フミカの場合はミカの肉体からはじき出された後、何らかの経緯で福音局で配達人をするために仮初の肉体が与えられたはず。それが今の肉体。それは、当然ミカのものを参考にしたものであるため、常時リアルタイムでミカの肉体のバックアップを受けている。
結果として、フミカの肉体は銃で撃たれても時間遡行を起こし復元する。かなり突拍子もない推察ですが、たぶん逆にミカの肉体が損傷するとフミカの肉体も損傷するのではないかと思っています。年を追うごとに成長するフミカの肉体は、ミカの肉体データがリアルタイムでフィードバックされて運用されているからだと推察出来るので、逆に大本のミカの肉体に何かあればそのデータがフィードバックされてしまうのではないか、と。
ちなみに、通常の配達人は普通の人間と同じような怪我で同じように死ぬと思います(すでに死亡している配達人に対して“死”と言う表現は正しいのかどうか危ういですが)。そのための杖に装備された非実体化コードでしょうし、カナカが「認証して!」と大慌てになったのもその裏付けだと思います。
次回「サイカイ」。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
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こんにちは。
どんな謎なんすかねっ?
では、