機動戦士ガンダムOO 第17話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[機動戦士ガンダムOO]
邂逅を果たす刹那たちプトレマイオスのガンダムマイスターとトリニティたち。わずかな間ながらも、大きな困惑と懐疑を生むことになった出逢いの中で、刹那は彼らの存在意義を問う。
一方、トリニティたちはCBにとって最重要機密の一つである太陽炉における考察を重ねて来たエイフマン教授殺害へと動く―――。
<あらすじ>
プトレマイオスで初めて顔合わせをした刹那たちとトリニティ三兄妹。長兄として皆を束ねつつ決してプトレマイオスクルーに媚びないヨハン、敵意剥き出しで迫ってくるミハエル、無謀を繰り返す刹那に一目ぼれとしたと言って唇を奪っていくネーナと、その存在に困惑するプトレマイオスのクルーたち。
さらにネーナは通常立ち入ることが出来ないヴェーダのターミナルルームに普通に侵入。その存在にティエリアはさらに懸念と懐疑を強める。
太陽炉やガンダムの入手経路をまるで語らない彼らは、ただ自分たちがガンダムマイスターであることと戦争根絶を目的としていることだけを告げて、帰って行った......。
その頃、ようやく試験期間が終わった沙慈たち。ルイスのために指輪の購入資金として試験中もバイトをしていた沙慈に、ルイスはテスト採点のための休暇を利用してスペインに一時帰国することを告げる。
ヴェーダにさえ記載されていないガンダムの存在はプトレマイオスクルーに困惑を与えていた。そんな中、何かの手がかりを掴んだらしいスメラギ。
一方、トリニティたちはCBにとって最重要機密の一つである太陽炉への考察を強めていくエイフマン教授を殺害するため、ユニオン米軍基地に降り立った―――。
感想はOPENからどうぞ。
※OOの記事に関しては、他のBlog様のレビューを拝見して書きなおす可能性あり。
<感想>
刹那とティエリアの意見が一致したキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
いや、別に全然キテないですけど、今週の感想記事はこのネタが多そうだ(記事作成中は他のBlog様はまだ拝見しておりません)。 まぁ、顔文字は他に妥当な顔文字が見つからんかったので(爆
CBの理念
彼らの介入ははたしてCBの理念なのか? 紛争に対する介入のみが許可されているCBで自分たちの秘密情報が発見される懼れのためだけに、米軍基地への軍事介入がはたしてCBとして妥当なのか? 前回の監視者会議で問題になりそうだが、そこはトリニティの背後に一部監視者の影も……。
その線でいけばアレハンドロ=コーナーが怪しいと言う方も多々見受けますが、あくまで監視者である姿勢をアムロの前で崩さないのですよね。アムロとの出会いが運命だとか言っている辺りも考察出来ればしたいところですが、情報不足なので保留。
話を戻して、アレハンドロの発言はどちらともとれるわけです。自分は監視者だからあくまで干渉はしないと言う監視者であることの強調(スローネのバックはアレハンドロじゃないよ説)、しかし彼は変革を監視したいわけでもしかしたら変革を観るためならば間接的な変革の流れの助長を促す可能性もある(やっぱりスローネのバックはアレハンドロ説)。まぁ、この辺のセリフ回しは、電波なメインキャラが多いだけあって、ここの脚本は巧いなと思いますが。
あとエイフマン教授が示唆したイオリア=シュヘンベルクの真の目的。やはり、エイフマン教授の推察したように、宇宙に進出するまでに技術進化を果たしながら一体化出来ない人類に対する警告と同時に、未だ大別しても三大大国として分別出来てしまう人類の統合でしょうか? なんか補完計画みたいだwww
刹那 -彼らは本当に……-
この疑念を抱くのは当然だと思います。そして、事実彼らをマイスターだと、現時点で認めることは少なくともプトレマイオス側は出来ないでしょう。彼らは単にガンダムのパイロットであるだけで、マイスターとは言い難い。詳細は上の介入理由に関するわずかばかりの考察と、前回の記事考察「スローネとトリニティ」の項目で語っているので、気になった方がいればこちらからどうぞ。
そんなわけで今回は別の視点から考察。
トリニティ -血の繋がった兄妹-
誰がどう見てもそうは見えないわけですが、別にその辺は問題はない。いわゆる異母兄妹と言う形で、どちらかの遺伝子が同じならばこう言う言い回しはすることが出来るわけだし、広義にいけば同じ場所・方法から生まれただけでそう呼ぶ可能性もある。
つまるところ試験管ベイビー、ないし種の世界みたいに人工子宮とかそう言うことです。
理由はありませんし、裏付けもありませんが、気になる部分があるのです。それは、ネーナがティエリア同様、ヴェーダとの生体リンクを可能とする描写があったこと。
そもそも、ヴェーダと生体リンクをすると言うこと自体がここまで17話を重ねて来たOOの中でも私の考察の域を出ていないわけですが、過去のティエリアの描写からこれに近いものであろうことは推察出来るわけです。そして、ネーナは同じことが出来る。
ヴェーダの生体リンクに遺伝子的条件が必要だとは感じていません。ただ、生体的な改造ないし人為的に処理を施す必要性は高い。先天的技能ではなく、人為的後天的技能。ティエリアが、これまで他のガンダムマイスターやクルーに対して一種の高圧とも取れる権限を持つように描かれていた部分も、私はこの特殊技能故だと考えています。
こう言うとおかしいけれど、ヴェーダとのリンクはティエリアにとって他のマイスターやクルーに対する一種のアドバンテージであると同時に、アイデンティティのはず(ティエリアがガンダムマイスターである理由は、刹那たちの理由とは別の可能性―――つまりヴェーダとのリンク特性+CB理念に賛同している、と言う理由。ただ刹那たちの選出理由が不明なのですが)。同時にティエリアはその技能に対してプライドを持っていると考えられ、そうなると彼はやはり通常の人間ではなく人為的な改造が施された、アレルヤに近い人間と考えられる。
少し話は脱線しましたが、要するに特定の改造が施された人間でなければヴェーダにリンクできないと仮定するならば、ネーナも同様に改造が施されている可能性が高いと言うこと。それはつまり、仮に血が繋がっているのならばトリニティ三兄妹全員が人為的改造を受けている可能性が高いと言うことになる。
私は彼らは生まれた段階、ないし生まれる前からガンダムに乗りヴェーダに干渉するCB用の戦士として誕生することが決定されており、そのために改造と訓練を施された者と考えられる。先の考察に繋がるが、GNドライヴ同様ヴェーダとの生体リンク技術も80年前の情報端末であるハロからの流用と考えられる。
三人が同じ、白い実験服のようなものを纏っているのもこの暗示?
疑似GNドライヴ
疑似GNドライヴと言うのが公式発表されているスローネの動力炉名です。疑似と書く辺り、本来のGNドライヴとはやはり違いがあると考えられるが、現時点では色の違い以外不明。アバンでやっていた映像から木星の衛星軌道上にある施設で破棄されたハロを利用して得たGNドライヴの基礎理論を基に、他の組織が製造したのがスローネ。イオリア=シュヘンベルクの理念に基づいて研究と改良を続けて来たのがエクシアらと捉えるのが現時点では無難でしょうか。
GNドライヴの開発経緯については、エイフマン教授が劇中で語った通りなのだと思います。製造環境、120年前の有人木星探査、それらは全て太陽炉製造のためと考えられるのだと。まぁ、その辺の理論とか何かはとりあえず私の中で保留。あまり物理系は詳しくないので。
80年前に回収されたハロは情報端末だと言われている。端末である以上、本体―――この場合、もしかしたらヴェーダかもしれないが、そこへのアクセスが可能と言うこと。先のトリニティ兄妹の生体リンクに必要なデータやGNドライヴ等のデータも全てそこから得たのでしょう。
まぁ、今回一番の驚きは、彼らがヴェーダへのアクセスが可能と思われる以上、珍しくスメラギの冴えた命令ですがwww
次回、『悪意の矛先』。どう見てもトリニティの起こした悪意の矛先は刹那たちに向くと言う暗示ですwww ようやく沙慈とルイスが絡みそうだwww でも、確かに悪意がCBに向くことはCBとしても望むところだろうけれど、そこに人類の一致団結がなければ意味がない気がする。
そして刹那、ガンダムを否定する。
って
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
俺がガンダム君がガンダムを否定ですかwww おいおい、凄いな。
真面目に次回考察をすれば、度を知らないトリニティの介入に刹那たちがフツフツとキレ始め、スペインでルイスは目の前でトリニティたちに両親や従姉弟を殺されるってとこでしょうか。ルイス自体は死なないみたいです。てっきり今回の展開は不可避の死亡フラグだと思ったのに(爆
今週も一応グラハムの脇を固めていたキャラが死んだし、これを機にV並にキャラが死にまくったら笑うwww
余談。
少し本音を漏らせばアインのランチャーはドライのサポートを受けていた割に意外と威力がない。おそらくヴァーチェが同じことをしたら被害はさらに上の気がする。特にビーム直撃の塔が形状を留めて立っていると言うことが、たぶんヴァーチェじゃありえない気がする。
個人的にネーナは登場3話目にして結構普通に喋り出したので「あー、くぎゅだ」と思いました(爆 いや、前2話は声質はそうだけどそれらしくなかったので。その辺の設定も踏まえての釘宮さんのキャスティングなのだろう。
今週の待ち受けは「くぎゅダム」……失礼「スローネドライ」www
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なんというか、もう……
もう、考察なんていようがありません。脚本家が「駆逐」や「ニヒル」の意味すら分かっていないのも、どうにかならないものかと。
それだけにマクロスFが楽しみです。