スケッチブック ~full color's~ 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[スケッチブック ~full color's~]
絵を描くことが好きな、寡黙な女子高生・梶原空を中心に描かれた日常癒し系アニメ。ちょっと個性的なキャラクター、味のある猫たち。そんな彼らと時に一歩距離を置き、時に一緒に混ざって「いつもとは違う」モノを見つめ、「いつもと同じ」ことの大切さを学んでいく。そんなアニメです。
そんなスケッチブック ~full color's~の私の評価ですが...
A
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
スケッチブック ~full color's~
放映日:2007年10月~2007年12月(全13話)
私が視聴した放映局:テレビ東京
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。 07年12月に評価体制が若干変わりました。
シナリオ構成 評価:S
主人公・梶原空が「いつもとは違う」モノを見つめながら、最後には「いつもと同じ」部分に戻ってくる、と言う明確なテーマと軸で描かれているからストーリーが終始一貫している。何をこのアニメで描くのか、がしっかりしているから観ている方も安心出来る。ジャンルの違いによって多少この辺の差はあるものの、観ている側からするとお手本のようなシナリオだったと思う。
演出 評価:A
別段目立ったエフェクト等はなかった地味な展開だった(まぁ、日常を描いているので仕方ないのだが)。しかし、その分安定していたと思う。
キャラクターの内面については、一部(猫パートなど)を除いて大半が空の一人称的に物語が進むため、空についてはしっかりと内面が描かれて、最後には成長する姿を見せてくれた。ギャルゲー系統のアニメだと、ここにヒロインたちの心理描写が欲しいわけだが、日常を描く系統なのでそう言う部分が必要不可欠でない部分もあるが、良く描けていたと思う。
作画 評価:A
デフォルメも多かったこともあって、秀逸とまではいかなかったかも。同期間内に京アニのCLANNAD、作画だけは良かったD.C.IIがあったこともあるが、飛び抜けた印象はない。デフォルメで誤魔化されたのか、本当に安定していたのか目立った作画崩れがなかったのは好印象。
CAST 評価:B
可もなく不可もなくって感じ。一定レベルの演技力があった。ただ、どう見ても人間より猫や犬の方がCASTが豪華に見えたのはどうしてだろう(爆
OP/ED/BGM 評価:S
OP・ED共にアニメの中身の雰囲気に合った良いものだった。また、12・13話でのちょっとしたバリエーションを設けたりいろいろ工夫も見られた。それらを評価すると高評価を与えても良いと思う。
総合 評価:A
悩みました。最後に主観をプラスして1ランク上げるかどうか…。
ただ、Aランクと言うのは10月から始まったアニメの中ではかなり高い方です。現在放映中で評価は決定していませんが、この上にいるのはCLANNADとみなみけくらいで、同等でガンダムOOくらいでしょうから。
安心して見られた一本です。シリアスな部分がほとんどない作品。こう言うのが1クールの中に1本あると精神安定度が格段に違いますw 特に猫パートがあるのはかなり良い点。癒されます。本当に癒されます。
ぜひ、二期を期待したい作品です。出来れば、猫パート多めでw
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 ハー
1位が猫のハーさんと言う、私がいかにこのアニメで何を重視していたかが解るw あの声、あのミケとのやり取り、全てが良過ぎます。
2位 ミケ
そして2位も猫。当初から空と関わりがあったこともあって、最終話にもしっかり登場。あの九州弁(?)が良い。CVもピッタリハマっている感じでした。
3位 鳥飼葉月
メイン格三人の中では葉月を推したい。後半にかけて容姿に似合わず(?)主婦道まっしぐらな節約家の一面がw そのギャップが良いwww
ベストエピソード
第11話「風邪の日と、ねこねこpart3」
もう猫好きにはたまらない1話だったわけですよ。もう、それだけです。それ以外言うまいて(ぇ
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