ひぐらしのなく頃に解 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ひぐらしのなく頃に解]
「ひぐらしのなく頃に」と言う2クールを経た解決編を中心とした2クールアニメ。途中、報道による事実上の誤報に端を発するばかげた騒動に巻き込まれて、一部視聴地域で放送中止になるなど波乱もありましたが、スタッフの方の対応のおかげでネット上で視聴が可能になり、何とか最終回までこぎつけました。
そんなひぐらしのなく頃に解の私の評価ですが...
S
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
ひぐらしのなく頃に解
放映日:2007年07月~2007年12月(全24話)
私が視聴した放映局:テレビ埼玉etc
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:A
前半の皆殺し編までと三四の過去までならば、文句なしでSランクだったシナリオだったが、ラストにかけてのあっさり展開はさすがに原作未プレイでも「あー、詰め込んでる」と思ってしまう内容。また、コメントも多数いただき、だいぶ「あー、やって欲しかったかも」と思ったり、やるべきだったんじゃないかと思う内容もあったりするので、この評価。
演出 評価:A
演出面でも、ラストにかけてアッサリ気味。2クール通すと比較的高度だとは思うが、「終わり良ければすべてよし」と言う言葉があるように、どうしてもクライマックスが全体の評価に影響を与えてしまう気がする。これはそれが悪い面で出てしまったような……。
作画 評価:S
私は良かったと思います。一期よりは少なくとも向上している。コメディの部分のデフォルメ化も良かったし、全体的にも一期よりは安定していた。
CAST 評価:S
私が拝見させていただいたBlog様でも数か所で語られていましたが、CASTの演技に助けられた部分が大きい作品の一つのような気がします。特にひぐらしキャラは表と裏の顔を持つキャラが多く、その差やギャップを演じられるCASTさんの布陣は成功と言って良い。
OP/ED/BGM 評価:S
OP・EDともに好きでした。一期の印象が個人的に強かったですが、それも半ばくらいからは気にならなくなりました。そうなると不思議なもので一期よりもOPは良い。EDは最後まで一期の方が好きでしたがw
総合 評価:S
前半の面白さに引っ張られた感じがします。私が、前半がテレビで、後半がネットで閲覧したことも多少影響しているかもいれませんが。
簡潔ではありますが、そう言うことだと思います。皆殺し編にそれだけ力を入れたのか、タイムスケジュールを見誤ったのか……。どっちにせよ、皆殺し編だけでももう十分満足している感じでした。
三期もやるようですが、三期は皆殺し編のような完成度を期待したい。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 古手梨花
「解」全編を通して実質の主人公。圭一は主役で、梨花は傍観型主人公と言った感じ。皆殺し編を経たラストで記憶が継承されていないのは原作通りらしいので、目を瞑るとして、それ以外のところでは良いキャラ。個人的には黒梨花の方が(ぇ
2位 前原圭一
梨花が主人公なら主役。とにかく首を突っ込んで行って、自力で奇跡を手繰り寄せて引き起こす。「ひぐらし」では文字通り主人公でもあった彼だが、その惨劇を人一倍無意識のうちで継承して頑張っているように見える部分も良かった。
3位 大石蔵人
大石さんは皆殺し編に入ってから圭一たちと仲が良くなったこともあって大活躍。本当にカッコいい大人、熱い魂を持つ刑事の姿を久しぶりに見た感じです。
ベストエピソード
第10話「皆殺し編 其の伍『対決』」
いろいろ取り上げたいエピソードはそれなりにあるのだけど、やっぱりこの話の印象が今でも強い。圭一たちが前面で活躍しつつ、そのわきを固める大人も活躍どころを見逃さない。そんな印象があります。あとは沙都子の一歩踏み出した新しい強さとか、自ら説得に乗り出す梨花とか。
10話はこちらから→第10話「皆殺し編 其の伍『対決』」
- at 12:05
- [アニメ(放送終了):ひぐらしのなく頃にシリーズ]
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凄い細かく評価されてて驚きですw
うちの記事で今年度アニメ総括ネタの回答を募集してまして、もし気が向いたらご参加下ればありがたいなと...。
お手数ですが詳細は当方ブログの記事をご覧下さい。
http://ochatsu.blog36.fc2.com/blog-entry-803.html
お忙しいでしょうしもちろん却下でもかまいませんのでw
どうぞよろしくです~。ではでは。