ひぐらしのなく頃に解 第21話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ひぐらしのなく頃に解]
ひぐらしのなく頃に解
第21話「祭囃し編 其の八『48時間』」
準備は整い、祭りの幕は上がる。昭和58年6月を乗り越えるため48時間作戦を決行する梨花たち。その狙い通りに混乱する三四たちであったが、彼女の計画遂行への強い意志も決して揺るがず―――
<あらすじ>
※あらすじ・考察は「月の静寂、星の歌」様の記事を活用させていただいております。
富竹の殺害にH173と言う薬を使うと言う鷹野。それは治療中に出来てしまった、短期間でL5発症に至る猛毒。野村に万事つつがなくと報告をする三四は、富竹と連絡を取ろうとするが彼が泊まっているはずのフロントからは外出中で留守だと言われてしまう。
彼を殺す相談をしておきながら、舌の根が乾かぬうちになにを―――
そう思いながらも、彼女の足は自然と彼との待ち合わせに利用した古手神社へと向いていた。すれ違った入江にも富竹のことを訊いた三四。しかし、彼女はもう後には戻れないところまで来てしまっていた―――。
その頃、梨花たちがかくまわれている園崎家に大石が訪ねてきていた。警察の方の首尾は完璧。相手の最も嫌な時間に奇襲を仕掛けることが決まり、決行は午前四時となった。
多くの仲間に支えられる力強さを感じる梨花。それを諭した上で、梨花自身にも絶対に負けない、絶対に勝つと言う強い意志が必要だと訴える羽入。
この世界における羽入の意思の強さを感じる梨花はそれに頷く。
―――勝つのは鷹野か私たちか、さあ、今こそその時は来た。
―――開こう、昭和58年6月19日の扉を。
続きは、OPENからどうぞ。
※管理人は、原作未プレイ・PS2未プレイ・第一期閲覧済みの状態で本記事(主に考察)を書いています。
<あらすじ(続き)>
午前四時。入江診療所の地下にある秘密区画で小此木が叫んで指示を出していた。電話で呼び出された三四も急いでかけつける。
梨花と思われる死体を確認したと言う情報が興宮署から流れた。しかも、死体は48時間以上経過していると言う。それでも村人に発症の様子はまるでない。
それは一二三の論文と全く異なる展開だった。焦る三四は情報の確認を急がせるが何分早朝。協力者も今は署内にはいない。三四は急がせると、早くも嗅ぎつけて来た野村の対応に追われる。
三四の動揺はピークだが、それでも決して意思は揺らがない。なぜなら、それは祖父の論文を否定することに等しいから……。
一方、警察でも勝負は始まっていた。鑑識課で確認の電話をしてきた県警の大高を突っぱねるじいさん。大石は、相手が大高であることを知ると不敵な笑みを浮かべる。
さらに時間が経つと署長への電話攻撃もあったと言う大石。鑑識のじいさんはまだ余裕だと笑みを浮かべ、熊谷も死体になっても通さないと闘志をみなぎらせる。大石は、ここを熊谷に任せると直接乗り込んでくるであろう大高の水際撃退へと乗り出す。
ついに興宮署に乗り込んできた大高。だが、大石も一歩も引かない。何も知らない大高と違い、三四の計画の全貌を―――幼い子供の口からとは言え訊かされている大石は自分は雛見沢二千人の命を背負っているのだと強気に出る。
迫る大高を一本背負いで撃退。さらに、大石が苦手とする園崎県議の名を出してきた大高だったが、そこに茜と共に現れたのは本物の園崎県議だった。
大高は園崎県議と懇意の中だとか、直接電話をいただいたとか言っていたが、当然本物の園崎県議は大高のことなど知らない。
目の前にいるのが園崎家現頭首の娘・園崎金と園崎県議こと園崎三郎だと知った大高は驚きのあまり思考が停止した―――。
入江診療所では所長の入江を交えて会議が行われていた。未だもって現状は把握し切れていない。完璧な監視体制の中誰も抜け抱いていないはずなのに出て来た梨花の死体。しかし、入江は家の中に梨花はいると言う。
さらに追撃してくるのは野村の電話だった。まるで祖父の論文を踏みにじり、鼻で笑った議員のように三四に発破をかけてくる野村。
そこまで来て三四は、裏切り者が連絡の取れずこちらの作戦が筒抜けになっている状態で姿を見せない富竹だけではなく、入江も裏切り者ではないか推察を始める。
その頃、富竹は遂に山狗部隊の雲雀小隊に発見された。囲まれた富竹は、大声を上げながら迫りくる山狗に突進していく―――。
<感想>
富竹ぇぇーーーー!!!!!
なんかカッコいいぞ。今まで時報・時報と言われていた汚名を返上するかのようなラスト。っていうか、飛び降りて車の天井“ガシャン”ってアンタw しかも、その衝撃がまるでなかったかのような……。
さすがにああ見えて、監査役。いろいろと有能なんですね。こう言うカッコいい部分が観れて本当に良かったと思います。このまま時報で終わってしまうのは本当にもったいないと思っていたので。
大石蔵人
鑑識のおじいちゃんや熊ちゃんも良かったですが、大石の水際戦法は凄いカッコいい。県警の大高をクンで呼んで一本背負い。圭一がいたら「うぉぉぉ、かっけぇぇぇ」とか叫んでくれるはずです(爆
所詮組織の狗の大高と古き良き刑事魂を持つ大石。
その対比もあったし、茜さんと園崎県議が直々に出て来たことでの大高の詰めの甘さもあって本当に観ていて面白かったシーン。
入江京介
割と危ない人。死亡フラグとか立ってそうで怖いんですけど……。48時間計画を知り、その一翼を担っていることもあり、梨花たちのように安易に姿を消せないせいでもありますけどね(彼が姿を消すと彼以外が梨花宅に突入してでも存在を確認する必要があるので、どうしても入江は確認した、と証言し続ける必要性があるのでしょうが)。
でも、ぶちギレ寸前の鷹野だったら速攻で入江を殺しかねないので怖いのですが……。
鷹野三四
富竹への裏切り者発言。おいおい、先に裏切っているのはアナタではないですか、とσ(^◇^;) しかも、単に裏切っただけでなく自分の都合で殺すターゲットにしているわけで、そりゃあそんなことを仮に富竹が知ったら抵抗もするだろうよ、と。
ただ、富竹は純真無垢らしく、どうやら彼が調査していた本当の理由は三四の潔白を導くためだったようですが、調べれば調べるほど裏切りの裏付けが皮肉にも出来てしまっていったわけですね。もし、ひぐらし解で悲惨な少女時代を過ごした彼女にも救いがあるとすれば、梨花にとって圭一をはじめ多くの仲間が不可欠の存在だったように、富竹の存在は三四にとって不可欠な存在のようにさえ感じる。
三四は三四で富竹のことを悪く思っているようには見えないですし。どうやら、彼女が古手神社を訪れたのも、富竹とのことが関係しているようですし(詳細は、この記事の冒頭のリンクから「月の静寂、星の詩」様に飛んで下さい)。
ただ48時間と言う緊急マニュアルはやはりどこかに欠陥はあるのだと思います。解1話のサイカイで雛見沢に深く関係しているレナ・大石の生存、各編でもごく一部の人間は生き延びている(ただその後、別の要因で死亡しているケースはあるが)など、割と例外は多いようで……。
三四にとって一二三の論文は絶対かもしれないけれど……。
小此木
山狗も動き出しましたが、番犬も動き出す準備中。そう言うこともあって、彼の動きは凄く機敏に見えてカッコいい。
とは言え梨花たちとは真っ向から敵対しているわけで、そのうち武力衝突も本当にあり得るのでしょうか?
次回、『祭囃し編 其の九『攻防』』
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
※赤字のURL先には現在TBがはじかれてしまって送れていませんorz
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