ひぐらしのなく頃に解 第20話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ひぐらしのなく頃に解]
ひぐらしのなく頃に解
第20話「祭囃し編 其の七『トラップ』」
鷹野三四が狙う緊急マニュアル34号の発動。それに立ち向かうべく、梨花は自分の言葉が漫画のアイディアなどではないことを圭一たちに打ち明ける。さらに、梨花は入江や富竹、帰ってきた赤坂、そして大石に協力を請う。そんな梨花や梨花を支える圭一たちの姿に定年間近の大石は......
<あらすじ>
※あらすじ・考察は「月の静寂、星の歌」様の記事を活用させていただいております。
梨花は、入江や富竹に自分たちの推測を話す。なかなか信じられない状況だが、赤坂と大石の登場で一変せざるを得なくなる。全面協力を誓った赤坂。その赤坂は、大石にここで降りるよう勧め、富竹も賛同する。
定年間近の大石。もう残り僅かな期間でこれまで真面目に働いて来た分の退職金が、梨花たちに協力することで吹っ飛びかねないのだ。大石にも退職後は北海道で余生を過ごす人生プランがある。その提案に大石は唸るしかない...。
一方、梨花は先に訪ねた漫画のアイディアが実はアイディアではなく、現実に自分に起きている出来事であることを打ち明ける。なかなか信じられない話で、場の雰囲気は一気に重くなる。
しかし、立ち上がった圭一の演説で雰囲気はガラリと様相を変える。その言葉、口調で皆を扇動していく姿に誰もが顔を上げる。声を上げる。
そんな圭一の、みんなの姿に梨花は涙ぐむ。羽入は、覚えていなくても無意識の中でみんながいろいろな世界での出来事で少しずつ成長しているのだ、と語る。
連綿と続いた百年の旅。それは決して無駄ではなかった。
続きは、OPENからどうぞ。
※管理人は、原作未プレイ・PS2未プレイ・第一期閲覧済みの状態で本記事(主に考察)を書いています。
<あらすじ(続き)>
梨花、沙都子、羽入の三人を園崎家で囲い、代わりに赤坂が普段梨花たちが住む倉庫に潜伏し、梨花たちがあたかもそこにいるように見せかけることになった。富竹による三四や山狗の諜報活動も進んでいた。
そんな状況で圭一は相手への揺さぶりを考案する。その方法として、圭一と沙都子が思いついたのは梨花の死を偽造すること。梨花が48時間前に死んでいるのに村人には何も起こらないとしたら、緊急マニュアル34号は存在意義を失う。
そのために必要不可欠な警察の協力。圭一たちは大石への協力を請う。だが、先の赤坂たちとの会談の一件もあり、決して強くは勧めない。なぜなら偽りの情報を流すことを公の警察がするのだ。たとえ勝っても負けても、それは退職金はおろかクビさえ飛びかねない大勝負。
大石は自分一人では限界があり無理だとして、手を貸してくれる仲間の意見もきかないといけないとして、回答を保留した。
その頃、一人興宮のホテルに潜伏し諜報活動を行っていた富竹は信じられない事実を突きつけられる。仲間であるはずの三四の潔白を証明するつもりだったのに、調べれば調べるほど彼女と山狗への不明瞭な点は浮かぶばかりだった......。
綿流し前日。
梨花たちは病欠と言うことで園崎家に隠れている。当然その事実を知らない村人たちは、奉納演舞もあり梨花を心配する…。否、それだけではない。村人たちは一緒に病欠している沙都子の容体を本気で心配していた。
それは、決して一般の村人だけではない。お魎も公由と一緒に姿を現すと、入江に梨花と、そして沙都子のことを頼んだ。
終わったダム戦争。それにこれ以上固執してはいけない。村の子が風邪をひいたら心配するのが年寄りの役目だと言うお魎。
もしかしたら、圭一たちだけではないのかもしれない。村人全員が、いろいろな世界を経て、少しだけ良い方向に変わりつつあるのかもしれなかった―――。
夕刻。
大石は、「おやっさん」と呼び慕っていた人の墓を訪れていた。リスクの大きな橋を渡るか否か。その瀬戸際で悩む頃、同じ墓を訪れたのは茜と詩音だった。茜の手には立派な紫陽花、詩音の手には大きな重箱に入ったオハギがある。
毎年必ず供えられていた立派な紫陽花とオハギ。
それが誰の手によるものなのかを知った大石は驚愕する。犬猿の仲だった園崎家が、それもオハギはお魎本人がこのために作っていると言う事実。
茜は語る―――雛見沢を受け継ぐ若い世代のためにもダム戦争とそこに起因する悪習は終わりにしなければいけないのだ、と。
立派なお供え物の事実とその一言で大石の腹は決まった。
「私もデカだ。魅音さんや前原さんの祭に、一丁噛ませてもらいますか!」
その晩、料亭で同僚の熊谷刑事とベテラン鑑識のじいさんに相談―――と言うより、協力願いを持ちかけた大石。しかし、それは即決で決まってしまった。だが、その決断の早さとは裏腹に、二人の闘志は確かなものだ。
二人の首を預かることにした大石。こうして、梨花の死の偽造に対する準備は着々と整いつつあった......。
<感想>
と言うわけで、だいぶ急ピッチで物事が進んだ気がしないでもないですw 特に梨花が打ち明けるところとか。つい先日漫画のアイディアに扮して相談したのに、すぐ打ち明けちゃっていて、はたして本当に漫画のアイディアに扮させた意味があったのかwww
その辺りは原作既プレイ者のBlogを読ませていただくと、だいぶ駆け足で進んでいるみたいで。この辺りを急ピッチで進むほど前半をスローペースでやり過ぎたのか、はたまたクライマックスをじっくりやるのか…。
前原圭一
皆殺し編ほどではないにしろ、それなりにリーダーシップを発揮している圭一。相手の緊急マニュアルを無力化する梨花の死の偽造。先に沙都子が気づいたとはいえ、さすがですね。
48時間以内に村人が雛見沢症候群を発症する、ってことでしたから、相手の緊急マニュアルを無力化するには梨花が48時間以上前に死んでいることになっていればいいわけですね。なるほど、と思いました。
病欠にしたのは学校を休みやすくするためと同時に、容体悪化なり何なり梨花の死の理由をつけやすい、と言うことでしょう。この辺がどう進むのかは次回以降に期待。
園崎魅音
羽入のフリと梨花の加勢でどうやら山の一つか二つは手放すことになりそうです(爆 まぁ、園崎家ならそれなりに大石(+二人の刑事)の退職金や面倒くらい軽く観れそうですけどね。 どうでも良いけど、羽入ってあぅあぅ言うことしか出来ないかと思えば、いざ実体化すると意外なほど策士ですねwww
園崎お魎
デレてますwww まぁ、本質としては普通のおばあちゃんなんでしょうね。でも、彼女には常に園崎家頭首の仮面をつけることが要求されているわけで、強面である必要があった、と。
圭一の大立ち回りを必要とせずとも北条家を許す方向が出たのは、あらすじで書かせてもらったように彼女たちにも他の世界の記憶が無意識の中にあるのかも? と考えました。
赤坂衛
原作既プレイ者の方の一部からは割と不評な彼の登場と活躍。ただ、私はそんな方々が評価するほど彼が(今のところ)活躍しているようには見えないです。この辺は、アニメ化に当たっての情報削減の賜物なんでしょうか? それとも今後活躍してしまうのか?
確かに途中参戦の赤坂より、視聴者としては鬼隠し編からこれまでずっと梨花と並び、物語の核として動いて来た圭一に活躍して欲しいと言う願望はありますので、圭一に期待したいところですが。
大石蔵人
こんなカッコよかったんだ、大石www 本当に株を上げたキャラですね。一期で鬼隠し編で上がったかと思えば、それ以降は下がりっぱなし。皆殺し編で上向きになって、ここで一気に急浮上。キャラクターとしてはこれ以上ない株の上下変動が激しいwwwww
それだけカッコいいんですけどね。頑張って欲しいです。皆殺し編みたいなことがないことを祈っています。
次回、『祭囃し編 其の八『48時間』』
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://aaillnv.blog16.fc2.com/blog-entry-877.html
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-1267.html
・http://animumeso.blog101.fc2.com/blog-entry-388.html
・http://benix.blog93.fc2.com/blog-entry-329.html
・http://blog.livedoor.jp/darth_mayuge/archives/50966616.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50871434.html
・http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/50774402.html
・http://blog.livedoor.jp/puzzlize/archives/51143286.html
・http://blog.livedoor.jp/radical_weapon/archives/51125149.html
・http://happy2material.blog41.fc2.com/blog-entry-1035.html
・http://happyuki-blog.at.webry.info/200711/article_44.html
・http://honwoyominagara.seesaa.net/article/68161187.html
・http://jigo.blog102.fc2.com/blog-entry-322.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-571.html
・http://lessiy.jugem.jp/?eid=863
・http://maguni.com/diary.cgi?no=293
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-1662.html
・http://omochiyasan.blog69.fc2.com/blog-entry-859.html
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・http://subcul.jugem.jp/?eid=663
・http://tamayuru.blog21.fc2.com/blog-entry-859.html
・http://twodimension.blog59.fc2.com/blog-entry-723.html
・http://www.todasoft.net/blog/archives/2007/11/_20_6.html
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