ひぐらしのなく頃に解 第12話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ひぐらしのなく頃に解]
ひぐらしのなく頃に解
第12話「皆殺し編 其の七『雛見沢症候群』」
<あらすじ>
※あらすじ・考察は「月の静寂、星の歌」様の記事を活用させていただいております。
学校帰りを待ち伏せされて、梨花は大石の車で事情聴取をされていた。富竹と鷹野の殺人計画を耳にした、と言う嘘をついた以上これを吐き通さないといけない。しかし、大石が語り出したのは梨花の予想を超えたことだった。
鷹野の遺体の死亡時刻が合わない。
借りに歯形の鑑定がニセモノだとしたなら、鷹野は生きていることになる。
これまで避けられないと思ってきた富竹と鷹野の死。しかし、その中でもしかしたら鷹野は死んでいなかったかもしれない。
100年に匹敵する時間をループしてきた梨花にとってそれは衝撃的なことだった。
そして、それは入江にとっても梨花とは違う意味で同じだったようだ。
しかし、入江は鷹野犯人説を強く否定している。小此木(おこのぎ)は、梨花の警護を強くすると言うが、それは信用に足るものではない。
梨花はそれでも諦めないと決めた強い意志を持って、この困難にも立ち向かおうと決めていた。
翌日、梨花は学校を休む。もちろん、仮病だ。
もし、敵が自分を襲うなら今日か明日。その間、親友である沙都子を巻き込むわけにはいかない。
そう思っていると、家の電話が鳴る。相手は小此木だ。小此木は、入江が犯人だと東京の調査結果で分かったと言う。梨花には出来るだけ家から出ないように、と指示が出された。
梨花は小此木からの電話を切ると、まっ先に大石へ電話をかけなおす。自分が殺されると言う匿名の電話が入った、と嘘をついた。否、半分は嘘ではない。自分が殺されることは全ての世界で確定事項だった。ただ、それを素直に言ってもさすがに大石でも信用してくれないだろうから、また嘘をついた。
小此木を信用すべきか、これまでの入江を信用すべきか。
その判断が下せない以上、警察に頼る道は間違っていないはずと羽入に話しかける梨花。
「梨花ちゃん!」
しかし、突然自分の名前が驚く梨花。そこには、自分を除く部活メンバーの姿があった...。
続きは、OPENからどうぞ。
※管理人は、原作未プレイ・PS2未プレイ・第一期閲覧済みの状態で本記事(主に考察)を書いています。
<あらすじ(続き)>
変えられないと思っていた運命を打ち破ってきた圭一たち。
今まで巻き込むまいと思って絶対に離さなかった真実を、ついに梨花はみんなの前で話し始める。
雛見沢の風土病である雛見沢症候群について
入江診療所は、東京と言う組織によって造られた研究施設であること
秘密を守るため山狗と言う組織があること
梨花は目を伏せる。幾らなんでもこんなことをいきなり話して信じてもらえるわけがない。
「俺は信じるぜ。 確かに途方もない話だが、梨花ちゃんがそう言うなら、俺は信じる!」
圭一の言葉を皮切りに、皆が梨花の言葉を信じると言う。
何と頼もしい仲間だろう、と梨花は思ったに違いない。だが、頭の回転の早い沙都子は自分がすでに発病しているのではないかと怯える。梨花はそれを慰めつつ、自分が雛見沢症候群を抑えるカギであることを明かす。
古手家の女性には雛見沢症候群を抑えるフェロモンを発することが出来る。古手家の女性が代々大切にされてきたのは、雛見沢の人たちがそれを本能的に悟っていたからではないかと言う梨花。
そして、もしその梨花が殺されたどうなるか―――
そんなことは言うまでもなく、雛見沢一帯の壊滅を意味していた。
その頃、入江診療所では小此木が入江の前で尊大に立っていた。作戦やら何やら入江には聞き覚えのない単語が小此木の口から語られていく...。
梨花は仲間を頼もしく感じていた。
自分の話をあっさりと信じたばかりか、犯人の推理まで始めたのだ。
今まで一度も頼らなかった。彼らが大切だからこそ、頼ることが出来なかった。きっかけは偶然だったかもしれないが、この世界の彼らに頼れたことに梨花は素直に気持ちを口にする。
「ボクには、警察より何よりも―――みんながいてくれることの方が、心強いのですよ」
一方、岐阜から梨花の家を目指していた大石は、その途中で通信施設の前でこんな夜更けに作業をしているライトバンを見つける。
不信に思った大石は、同乗していた熊谷刑事にナンバーを照会するよう言うと、彼らと接触する。聞いたことのない会社の名前にますます不信感を強める大石と熊谷。
しかし、無情にも彼らを狙うスナイパーから放たれた弾丸は、まっすぐ彼らの頭部を撃ち抜いてた…。
<感想>
頼もしい仲間の存在は、やはり心強いようですね。こう言う展開は、個人的に好きです。黒幕も判ったことですし、ここから梨花は部活メンバーたちと鷹野と戦っていくことになるんでしょうし。
梨花
相談することをせず、一人の力で解決しようとしてきたこれまでの梨花。でも、この世界ではみんなに相談する。大石たち警察とも仲が良かったこともあって、彼らの力も総動員って感じです。
最後の「警察よりもみんながいることが頼もしい」と言うセリフは良かったです。
部活メンバー
やはり沙都子の一件が契機になってるんだと思うんですよ。たぶん、最初から梨花がこんな話をしても誰も信じなかった。現に、厄醒し編だとそんな感じだったし(まぁ、あの時は梨花ではなく沙都子だったと思うが)。
でも、今回は沙都子奪還のためにいろいろ経験値を積み上げて来た部活メンバー。
あの園崎お魎が認めた運命をも打ち破る熱血さと男気を持つ圭一、ずば抜けた思考速度と判断力によるフォロー能力と勇猛な行動力のレナ、リーダーシップを発揮し次期頭首として大人たちとの繋がりや情報網もある魅音、魅音とは逆に興宮や同年代との繋がりや情報網を持ちながらレナ並の行動力を持つ詩音、トラップを得意とするため相手の先を読むことを可能とし、悟史から本当の勇気を継承した沙都子…。
あれ、何気に最強じゃねσ(^◇^;) 特にレナがいるのが怖いね(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル 私は間違ってもこのメンバーを敵に回しません(爆
入江
詩音が言うとおり、利用されちゃうタイプなんだと思います。現にそう言う感じですしね。結局、この世界でもイリーは自殺させられてしまうのか?? 結構良いキャラだと思うんですけどね…シリアスも、メイドも(ぇ
大石
この世界で最大の特徴が、この大石の事実上の味方と言うことでしょうね。梨花の言うとおりの殺人が起きてしまったことや、沙都子奪還の一件も絡んでいるんでしょうけど、梨花の言葉を二つ返事で信じてくれている。
信じてくれていたのに・・・・゚・(ノд`)・゚・
<MVC>
大石
くそぉ、この世界の大石はめちゃくちゃ良いヤツだったのに・゚・(ノд`)・゚・ そして、熊ちゃん、連続で死…。
<私的推理>
1.雛見沢症候群
梨花の口から語られた真相。
雛見沢症候群とは...
・雛見沢の風土病
・症状は被害意識と他者への不信増強、行動の凶暴化
・発症は雛見沢(女王感染者)から離れるor強い精神的ストレス
・抑制剤は開発されているが、治療剤はない
・抑制剤の代わりとして、梨花(古手家の女性)が「女王感染者」として特殊なフェロモンを出してそれを抑えている
・症候群の重度発症者には、羽入の言動が聞こえる?
最後のものは梨花と羽入の会話より考察。つまり、圭一らが聴いていたのは羽入と言う、まぁオヤシロ様に何らかの形で近い存在の言動だったわけですね。ある意味、オヤシロ様が観てる、と言う発言は正しいのかも。
ちなみに前回私が考察したのはこちらから。
結果としては半分当たって半分外れた感じですね。
さすがに女王感染者と言う発想はなかったですね。風土病を特定の一族の、しかも女性が出すフェロモンが抑えているとは考えが及ばなかった。さすがひぐらし…。
細菌兵器として利用したい人物がいるのは、まぁ妥当なところでしょうね。富竹の場合がそうだったように検死したって解らないでしょうし、ある意味理想的な兵器…むろん、女王感染者がいなければ、の話だけど…ってあれ? と言うことは…。
2.終末作戦とは
実は前回の推理がほとんど当たっていました。女王感染者の存在を知らなかったので、なぜ梨花の死が絶対に必要なのか、と言う部分の考察が甘かったですが、おそらく後はほとんど当たっているのではないか、と。
つまり、女王感染者たる梨花の死を以て雛見沢を壊滅させることが作戦の内容。
理由は相変わらず不明ですけどね。考えられるのは、
1)雛見沢壊滅
2)細菌兵器の効力試験
のどちらかだと思います。1)の場合は、細菌兵器として完成したためその大本となる雛見沢の存在が必要なくなった。それどころか、その存在があり続けることで他の者たちに雛見沢症候群の存在を知られると困るから、排除しておくと言うこと。
2)の場合は、『東京』が細菌兵器として本当に効果があるのかと疑念を抱いているとして、それを納得させるために実証してみせる、と言うこと。
可能性としてはやはり1)の方が高いだろう。2)の場合、壊滅させてしまうと、その死を何か理由をつけないといけなくなるわけで、結果として雛見沢はおそらく火山性毒ガスを理由で封鎖されてしまうはず。そうなると、絶好の研究場所を失うわけですし。
3.次回
なんか、凄い次回予告だ(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル 久々に怖いひぐらしが次回は待っているかもしれない。いや、それ以上に熱い展開もありそうだけど。
次回は皆殺し編 其の八『終末』。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
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・http://benix.blog93.fc2.com/blog-entry-249.html
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/e50795aa527fb244f6c3f11dc989848b
・http://blog.livedoor.jp/darth_mayuge/archives/50940519.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50839568.html
・http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/50697924.html
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・http://www.mypress.jp/v2_writers/kasumidoki/story/?story_id=1659641
・http://www.todasoft.net/blog/archives/2007/09/_12_16.html
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