魔法少女リリカルなのはStrikerS 第24話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[魔法少女リリカルなのはStrikerS]
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第24話「雷光」
<あらすじ>
ゼストとレジアス。
共に地上の平和を願った二人だが、徐々にその道はずれていった。レジアスから別任務を与えられたゼストは、率いていたスバルたちの義母・クイントやルーテシアの母親を連れて、追っていた戦闘機人事件を片付けるためアジトに突入する。
そこで自らを含め部下を失った。真相を知ったゼストはレジアスにその真意を確かめようとレジアスの前に現れた。しかし、レジアスは全てを語る前にドゥーエによって殺されてしまう。
またしても全てを知る前に行動出来ず、遅過ぎた自分を嘆くゼストはその槍でドゥーエを貫いた。
地上でルーテシアと戦うエリオとキャロ。言葉を聞かず、ただ独りになることを悲しむルーテシアにエリオとキャロは、それを止めるため立ちはだかる。
続きは、OPからどうぞ。
<あらすじ(続き)>
ノーヴェを説得するティアナ。意識を取り戻したディードの攻撃から彼女を救ったのは戦線復帰したヴァイスだった。
ルーテシアは気を失いながらも戦わされようとしている。その現状にエリオとキャロはフリードリヒで逃げ続け、戦わないでも済むような道を模索する。
一方、フェイトはライオットモードを発動。自分を拘束していた赤い糸を切り裂く。しかし、AMF下においてその消耗は激しい。さらに、母親のことを指摘され、自分とフェイトは似ていると断言するスカリエッティ。自分が、自分に逆らえないナンバーズを持つように、プレシアがフェイトを持っていたように、そしてフェイトが自分に逆らえないように育てたエリオとキャロがいるように…。
そのことを指摘されて動揺を見せるフェイトは再度スカリエッティに捕縛されてしまう。
しかし、それを救ったのはエリオとキャロだった。自分たちは自分でこの道を選んだのだ、と。フェイトはむしろ自分たちに人としての温かさをくれた。だから、フェイトになにかあれば自分たちが守るし、フェイトが道を間違えれば自分たちが叱ってでも道を正す、と。
迷うこと、間違えることは人だからあって当然。それを許容することもまた自分であると気づかされたフェイトは、オーバードライブモード・真ソニックモードを発動する。一瞬でトーレたちを倒すと、スカリエッティの逮捕に成功する。
その頃、自分を除くすべてのナンバーズが捕まったか、死亡した現状でもクアットロは余裕の笑みを消さない。
そして、なのはとヴィヴィオの戦いも佳境に入ろうとしていた。
残り時間は1時間35分…。
<感想>
Prayが良い感じに流れてくれたと思います。これで作画がばっちりならさらに良かったんですが、それを求めるのは酷…なんですかねσ(^◇^;)
フェイト
流れとしては最終決戦として一番申し分ない展開だった。動揺し敗北寸前からのリミッター解除での大逆転なんて、実に熱い展開じゃないですか。動揺させられた部分も、フェイトがフェイトである限り絶対に逃れられない部分を突いており、そこからさらに上を行く答えを見出して勝つと言う展開は、個人的には大好きですね(見出した答えも、「迷って良いんだ、それも私なんだ」と言う部分は個人的に良かったと思う。完璧な人間なんていないんだし)。
だから、最終決戦としては一番好きな展開を一番好きなキャラクターが演じてくれた、と言う部分で大満足ではあるのです…。
ただ、そこに至るまでの布石がどうだったかと問われれば、正直う~んと首をかしげてしまう。どうやらSSの方ではそう言った布石があったようですが、劇中でなかったらあまり意味がない。SSまで聞かないとストーリーが完全に知り切れないのはアニメーションとしては痛手。
もう少し、劇中でも事前に自分の在り方やエリオ・キャロに対する在り方の疑問がちゃんと提示されて欲しかった。アバンで語られただけじゃ布石にはならないと思いますよ、スタッフさんσ(^◇^;)
エリオ・キャロ
フェイトに時間を割くため、として目を瞑ります。主に作画と流れ。召喚獣同士の戦いとか全部一撃で決着とかあり得ないだろ( ̄∇ ̄;) どんだけ手、抜いてるんだよ、と思うけど、それはフェイトに時間を(ry
エリオ・キャロ(特にキャロ)ファンには非常に申し訳ないが、やっぱりガリューと心を通わしたようなエリオの口ぶりや、キャロのルーちゃん発言やら母探しを絶対手伝うやら納得出来ない部分が多過ぎる。
特に母親探しなんて絶対、って約束できるのか? どんなに頑張ったって機動六課も所詮組織の中の組織。組織である以上、そんな私的な理由で動かないだろ、組織は。
ヴァイス
予想通り、美味しいところを持って行ってくれた( ̄∇ ̄;) しかも、作画も崩壊気味の今回の中でなぜかかなり美化されていたような…。個人的にはむしろ、ストームレイダーの銃形態がメタルに輝いていてカッコよかったので問題なしですが。
スカリエッティ
全てのナンバーズに仕込むとは…。まぁ、策略家としては自分の勝ちパターンだけでなく、負けパターンを想定した手も打っているのは極めて高度。こう言った策略家は大抵自分が負けないようにプランを組むのは当然なのですが、負けた場合のプランを仕込んでおくのはよほど広い視野がないと難しい。
彼の言っていることはある意味で正しいわけで、人間として逃れられない部分をしっかりと目を当てている。人にもよるが、私はクアットロよりはマシな悪役キャラになった気がする(と言うかクアットロが酷過ぎるのか)。
でも、通信繋ぎっぱなしだったのは失敗ですね。
ナンバーズ考察
今回の描写から、ナンバーズ各位(ただしギンガは除くと思われる)にはスカリエッティの記憶転写クローンがあるらしい。どうなるのかは解らないが、おそらくナンバーズを母体として出産と言う形を取るんだろう。ナンバーズに女性が選ばれた理由は、おそらくこう言うこともあったものと思われる。
また、チンクまでは稼働がだいぶ前からだと思われる(少なくとも、ゼスト死亡時には稼働、実戦投入が完了している)。
緑字が更新部分。
<非ナンバーズ戦闘機人>
ギンガ(タイプ・ゼロ・ファースト)…タイプ・ゼロと呼ばれる、人間を機械に近づくよう調整して誕生された戦闘機人のオリジナル。ファーストと言う名称から1号機とも考えられるが、数多く似た存在がいたような回想描写があったことから、便宜的なものだと思われる。遺伝子は義母・クイントと偶然同じものだったらしく、彼女のクローンに近い存在と言える。腕部を高速回転させることでドリル化させることが可能。聖王のゆりかご浮上戦に関して、再度地上本部を襲撃する部隊の一員として参加。スバルと対峙していたが、零距離ディバインバスターを受けた。
スバル(タイプ・ゼロ・セカンド)…ギンガ同様の下で誕生した試験タイプの2号機(便宜上そう呼ばれるだけで実際に何体目なのかは不明)。遺伝子は義母・クイントと偶然同じものだったらしく、彼女のクローンに近い存在と言える。ISは物体に振動を与えて破壊する「振動破砕」。その特性上、特に戦闘機人体内の電子部品やフレームに対して高い優位性がある他、対人対物においても高い威力を発揮するようである。21話の言動から、ISを意図的に使えるようである。
<ナンバーズ>
ウーノ(1)…長女。スカリエッティの助手的な立ち位置。ボディの開発・調整が遅れていたが、現在は完成。ISは不明だが、ISないし彼女にあてられた役割が直接戦闘用ではなく間接戦闘及び支援用と言う可能性が考えられる。ドゥーエが10年前から稼働していた可能性があることから、必然的にウーノも10年以上前から稼働していることが考えられる。しかし、スカリエッティアジトでナンバーズの指揮を執っていた最中、ヴェロッサによって捕獲された。
ドゥーエ(2)…最高評議会のメンテナンス担当として管理局員として潜り込んでいた。ISは不明だが、爪状の固有装備が確認されている。10年前、聖王教会の司祭を誑かした女性と同一ではないかと考えられ、そのことから10年以上前から稼働しているものと思われる。レジアス暗殺に成功するが、直後にゼストによって殺害された。
トーレ(3)…虫の羽状のものを展開し超高速移動出来るライドインパルスと言うISを持つ。羽状のモノはナイフのように相手に切りつける攻撃デバイスとしても使用可能なようだ。単体飛行が可能。聖王のゆりかご浮上戦においては、スカリエッティのアジト警護に回り、フェイトと対峙していたが、ライオットモード+真ソニックモードを発動したフェイトの前に敗れている。
クアットロ(4)…手の甲に供えられた逆三角形の部品で発動する、電子操作を可能とするシルバーガーデンのISを持つ。機能としては電子操作を利用したクラッキング、通信・レーダー系統の操作、幻影が現在確認されており、ISの汎用性は現在確認されている中では最も高い。また、単体飛行が可能。過去になのはが重傷を負った一件に関与している可能性が示唆されている。22話で性格が陰湿・陰険で、いわゆる腹黒キャラとして露呈した。聖王のゆりかご浮上戦においては、聖王の器・ヴィヴィオの護衛を任されていると思われる。
チンク(5)…ISはランブルデトネイター。詳細は不明だが、クナイ型の固定武装を遠隔爆破することが可能。クナイは固定武装のようにも思われたが、何らかのエネルギーでその場で生成しているか、もしくは事前に用意したものを転送して使っている可能性がある。現在はスバルのIS「振動破砕」を受け、基本フレーム他に大ダメージを負っており、修復中と考えられる。
セイン(6)…物質透過能力であるディープダイバーのISを持つ。特にISの使用に条件は見られないが、おそらく透過条件は無機物限定ではないかと推察される(さすがに描写的に人体を透過するとは考えにくい)。また、他者がディープダイバーに干渉することは現時点では不可能だと考えられるが、例外として魔法が発動していない無防備な者であればセインが許可するorセインに触れることで透過可能だと思われる(ルーテシア救出描写より)。聖王のゆりかご浮上戦においては、スカリエッティのアジト警護に回り、シャッハと対峙しているが、シャッハによって敗れている。
セッテ(7)…IS「スローターアームズ」を保有するらしいが詳細は不明。おそらく二振りのブーメランを遠隔操作するものだと思われる。固定武装として二振りのブーメラン型の武器を保有している。単体飛行が可能。聖王のゆりかご浮上戦においては、トーレと共にスカリエッティのアジト警護に回り、フェイトと対峙していたが、ライオットモード+真ソニックモードを発動したフェイトの前に敗れている。
オットー(8)…ISは光線としての攻撃の他に、束縛などさまざまな要素を備える「レイストーム」。単体飛行が可能。聖王のゆりかご浮上戦においては、地上本部再襲撃作戦に参加。クアットロに代わる指令塔役として各ナンバーズに指示を出していた。しかし、シャマルとザフィーラの奇襲に遭い、逮捕される。
ノーヴェ(9)…ISは不明だが、脚部にスバル・ギンガのリボルバーナックルを足ver.みたいな固定武装を持つ他、彼女たちのウイングロードとほぼ同等と思われる黄色い道を形成しているためこちらがISと言う可能性もある。ナンバーズの中ではとりわけスバルやティアナなど他者への怒りが見られ感情の起伏が激しい。聖王のゆりかご浮上戦においては、地上本部再襲撃作戦に参加。ウェンディらと共にティアナと対峙していたが、ティアナによって逮捕されている。
ディエチ(10)…Sランククラスの物理破壊型魔法を放てるヘビーバレルの使用及び使用に伴う肉体そのものがISではないかと推察される(瞳の照準スコープのようなものなどから)。単体飛行は不可。一連の事件で、スカリエッティの作戦に疑念を抱きつつも、聖王のゆりかご内でなのはたちの迎撃を行う。しかし、なのはのエクセリオンバスター+ブラストシュートを受けて、武器共々捕縛されている。
ウェンディ(11)…固定武装は大型シールドで、ISはそのシールドを使って飛行する「エアリアルウェイブ」。単体飛行が可能なナンバーズがいながら、ISが飛行型である以上、他のナンバーズの単体飛行に比べ、高速で且つ長距離巡航が可能、もしくは積載重量が重いなど付加価値があるものと思われる。また大型シールドは光弾を放つ射撃武装としても使える。聖王のゆりかご浮上戦においては、地上本部再襲撃作戦に参加。ノーヴェらと共にティアナと対峙している。しかし、ティアナの誘導弾の攻撃に遭い、気絶している。
ディード(12)…ISは赤い光る二振りの剣「ツインブレイズ」だが、その効果のほどは不明。単体飛行が可能。聖王のゆりかご浮上戦においては、地上本部再襲撃作戦に参加。ノーヴェ・ウェンディに対する増援としてティアナと対峙している。しかし、ティアナの誘導弾の攻撃に遭い、気絶している。一時意識を取り戻し、ティアナに襲いかかったが、次の瞬間に戦線復帰したヴァイスの狙撃によって再度気絶させられている。
次回「ファイナル・リミット」。
<MVC>
フェイト
見出した答え。感想の冒頭でも書いたように、それはとても意味のある答えだったと思います。個人的には、これで終わりかなとも思うのが、とても残念なんですけどね。何とか聖王のゆりかご戦に復帰を期待したいですが。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://abaton14.blog79.fc2.com/blog-entry-410.html
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-1165.html
・http://aniotalife.blog99.fc2.com/blog-entry-276.html
・http://benix.blog93.fc2.com/blog-entry-226.html
・http://bkwfloor.blog73.fc2.com/blog-entry-902.html
・http://blog.kansai.com/aimugi/729
・http://blog.livedoor.jp/darth_mayuge/archives/50933195.html
・http://blog.livedoor.jp/genneigennjitu2005/archives/51035616.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50833211.html
・http://blog.livedoor.jp/paprika200502/archives/51201494.html
・http://blog.livedoor.jp/puzzlize/archives/51040108.html
・http://gennsouryouiki2nd.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/strikers_8a7a.html
・http://hakuroupunk.blog56.fc2.com/blog-entry-814.html
・http://honwoyominagara.seesaa.net/article/54977158.html
・http://hqtargz.blog106.fc2.com/blog-entry-201.html
・http://ivory.ap.teacup.com/nagaharuhenyo2/807.html
・http://jigo.blog102.fc2.com/blog-entry-227.html
・http://kawasyachi.blog90.fc2.com/blog-entry-314.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-400.html
・http://maguni.com/diary.cgi?no=235
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・http://mys.blog2.fc2.com/blog-entry-1278.html
・http://omochiyasan.blog69.fc2.com/blog-entry-784.html
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・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-1547.html
・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-1218.html
・http://subcul.jugem.jp/?eid=535
・http://thousandkiller.blog.shinobi.jp/Entry/478/
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