Fate/stay night 第17話「魔女の烙印」
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[Fate/stay night]
Fate/stay night 第17話「魔女の烙印」
さて、今週のFateです。物語は急転を見せ始めます。対バーサーカー戦のようなのんびりペースはどこえやら、って具合ですけど、観ている方としてはそっちの方がスリリングなので良いんですけどね。
さてちなみにこの記事で、100記事達成(?)しました。3月1日にブログを立ち上げ、毎日最低1記事更新を実行し、約2ヶ月で達成しました。思えば、最初の挨拶を別とすると、一番最初にアニメの感想を書いたのも確かFateだったような……。結構、Fateとの繋がりが強いブログだなぁ、と思いますね。
でも、こうして多くの記事を書き続けられたのも、読んで下さった皆様方のおかげです。本当にありがとうございます。そして、これからもどうかご贔屓にm(_ _)m
それでは、Fateの感想はNEXTからどうぞ。
OP前
士郎が見たセイバーの過去。そこでは勝利へと邁進するセイバーの姿と、勝利を優先するが故に生まれた家臣の不平不満が。
「アーサー王は、人の心が分からんのだろう」
正直、ご尤もな意見です。今はそうでも無いですが、士郎に召喚されたばかりの頃のセイバーは、自分たちが勝ち残るために多少の犠牲を許容していた節が無きにしも非ず(ただ、ここでの「犠牲」はセイバー自身を指す場合も多々あったのですが)。無論、マスターの始末やサーヴァントの戦いをしきりに訴えていたセイバーの言葉は正しいのですが、私から言わせれば(士郎もそうなのですが)、自分すら大切に出来ない人間が他人を大切に出来るのか? と言うことですよ。自己を犠牲にするその精神は確かに美しいものがありますが、それはある意味その人の自己満足に過ぎず、自己満足で満足するような人が他人を本当の意味で大切に出来るのだろうか……というのが自論です。まぁ、この話は機会があれば、またその時に。
Aパート
目を覚ました士郎は、夢の中の出来事に問いかける。「セイバーはみんなを守るために一生懸命だっただけじゃないか」と。ただ、これは士郎がセイバーをかなり贔屓目で見ているからの言葉で、客観的に見るとセイバーの行為は士郎が望む行為じゃないはず。セイバーは勝利のために1つの村を犠牲にしたけれど、士郎がもしその場にいたのなら全力を以ってセイバーを止めようとしたはず。なぜなら士郎は、勝利のために他を犠牲にすることを少なからず望んでいないため。他を犠牲にせず勝利する(戦いを止める)よう努力して、結果として犠牲にすることはあっても始めから「犠牲あり」の戦術を士郎が望むはずがない。この辺りは、原作の通りなのかもしれませんけど、もう少し士郎の思考を熟知してセリフを言わせて欲しかったorz
居間では朝のひと時。久しぶりに大河登場っ(`・ω・´) シャキーン ばっちり戦闘モードで朝食のおかずを蹂躙しようと企んでます。
そこへ、凛が顔を出す。そこにはイリヤの姿も……。凛経由で衛宮邸にいるためか、大河は全然反対してませんでしたね。士郎が住む家にまた1人、女性が増えたってのに( ̄∇ ̄;)
そして、そこで凛vsイリヤのお嬢様(?)対決。イリヤが猫被っていたせいで、猫を被らせたら年期が違う凛有利で進むも、最後は大河のおかず奪取の姿を見て引き分けに(ぇ
みんながそろったところで士郎登場。まるで大黒柱のお父さんみたいに、ラストで登場してくるとは……
朝食後、ガス漏れ事故(実はキャスターによる魔力採取)の報道を見ながらデザートを食べようとする一同だったが、桜はその場を静かに離れる。明らかに不自然で桜は何かを知っている感じ。ただ、それとは別に「疑い」と言うよりは、「心配」のまなざしを向ける凛。やはり近々、凛と桜の本当の関係(先輩・後輩ではない関係)がアニメでも明らかになるんですかね?
大河と桜帰宅後(?)、作戦会議を開く士郎・凛・セイバー。そこへイリヤも参加。イリヤはそこでかなりの情報を士郎たちに提示。柳桐寺にはカスター・アサシンの2人のサーヴァントがいて、アサシンである佐々木小次郎はキャスター自身が召喚したこと、キャスターの正体は「裏切りの魔女」と呼ばれるメディアであること、そしてキャスターは本来のマスターを殺し現在は魔術師ではないマスターについているとのこと。
同じ頃、衛宮邸に訪れた一成から衝撃の事実を聞く士郎(と凛)。柳桐寺には現在、葛木宗一郎と言う士郎と凛が通う学校の教師が3年前から住み着いている、とのこと。まぁ、普通に考えれば幾ら寺とは言え、教師と生徒が同じ場所に住んでいるというのはあまり良いものではないですからね(特に一成の成績が良いだけに)。
居間で再度作戦会議。葛木が本当にキャスターの現マスターかどうか怪しむ3人。凛はそこで襲撃をかけると提案。竜桐寺にいるキャスターが行う魔力摂取行為もエスカレートしていたこともあって、士郎はその作戦をしぶしぶ承諾するのだった。
って言うか、凛が「遅くなるように手を回すから」ってどうやってやったんでしょうね? 魔術で~と言うのが一番しっくり来るのですが、「仕事の帰りを遅くする魔術」って一体……まさか学校に対して裏人脈を持っているとか……。
Bパート
夜の街で待ち伏せをする士郎一行。姿を見せた葛木に攻撃を仕掛けようとするも空間転移でキャスターも登場。一気に、戦闘モードへ。でも、キャスターって凄いですね、空間転移って。確かTYPE-MOONの世界観だと、「時間・資金の問題に関わらず、現代の技術をもってしても成し得ないもの」が魔法で、「現代の技術で成し得るなもの」は魔術だったような……そうなると空間転移って魔法? まぁ、些細な問題かもしれませんけど。
葛木がキャスターによって操られていると推測していた士郎だったが、それは外れていた。全ては葛木了承の下でのキャスターの行動と知り、激怒する士郎。自らを殺人者と呼ぶ葛木は、キャスターの前に出、その言動を見ていたセイバーは葛木に襲い掛かるも、攻撃は紙一重で全て回避された挙句、キャスターの補助によって強化された(?)こぶしを持って、セイバーを上回る動きで圧倒。喉を潰してたたきつけることで、セイバーの行動を麻痺させる荒業まで披露。
ってか、人間を軽く凌駕する性能を持つサーヴァントと生身(キャスターの補助はあるものの)で戦える葛木って一体……( ̄∇ ̄;) 普通に考えたらあり得ない。だって、ビルの壁を使って平気で空中戦を繰り広げるサーヴァントとまともに対峙だなんて……原作でもこうなんでしょうかね? そしたらこれはちょっと幾らなんでも、設定が破綻しているorz
凛に対しては魔術師にとっての弱点である詠唱を、みぞおちに一撃喰らわせることで発声させず不発に終わらせる。
士郎は襲い掛かるも強化した木刀はあっさり粉砕される。脳裏に浮かぶアーチャーの姿から、アーチャーが愛用した双剣を投影。セイバーをも圧倒した葛木と互角の戦いを見せるも、重い拳撃を繰り出す葛木の前に両腕を損傷。絶体絶命かと思いきや、そこでキャスター側から共闘の申し出。聖杯を殺し合い無しで手にすることが出来るというキャスターだが、そのために無数の人間を犠牲にすると言うことで納得しない一行。キャスターは「魔術師なら別にいる」と意味深に言うと、葛木と共に空間転移でその場をあとにする。
魔術師で士郎と凛が真っ先に思い浮かべたのはイリヤ。セイバーに先に戻るよう言いつけ、一行は急いで衛宮邸に戻る。
一足先に衛宮邸にたどり着いたセイバーはそこで倒れている桜を発見。しかし、それはキャスターに罠。キャスターに操られた桜は手にしたルールブレイカーでセイバーを一突き。それはセイバーの身体を傷つけるものではなく、契約を断ち切るいびつに歪む剣。辛うじて士郎との契約を断ち切られることは無かったものの、聖剣との契約を断ち切られた(?)セイバー。
ようやく衛宮邸にたどり着いた士郎と凛が見たのは、操られ雨降る中で黒色の空へと飛んでいく桜の姿。
「取り返したくば、私の神殿まで来なさい」
戦いは新たな局面へと展開していく。
今回はこんな感じですね。次回は、「決戦」。まだ18話なのに決戦ですか……でも、まだアイツとかアイツとか出て来てないですから、この辺でキャスター編もクライマックスなんでしょうね。
前回辺りから作画の質の低下が露骨に見え始めたFateですが……う~ん、どうなんでしょうか? 私的には現状維持か、あるいはちょっと持ち直したかな、と思っているのですが。
さて次回気になるのは、あの幼い少女と最後に出てきた水色と紫色を足して2で割ったような髪の毛を持つ女性。一応、どっちの正体も薄々分かりますが、かなりのネタバレになるので、あえて伏せておきましょう(ぇ
こんちあ
ゴールデンウィーク中は学校が休みでしょうからどちらかお出かけになるのでしょうか?それとも勉強に励むとか!!さすが大学生!
さて、
>凛と桜の本当の関係(先輩・後輩ではない関係)がアニメでも明らかになるんですかね?
ひょっとして姉妹!!なのぉぉぉ~だったら美人姉妹だよなぁぁぁ~僕と同時にお付き合いしてくだしゃい!
>凛に対しては魔術師にとっての弱点である詠唱を、みぞおちに一撃喰らわせることで発声させず不発>に終わらせる。
僕の「凛ちゃん」になんてことを!不良教師め、生徒に手を出すなんてPTAがだまってないぞぉぉぉ~。。
>あの幼い少女と最後に出てきた水色と紫色を足して2で割ったような髪の毛を持つ女性。
え゛っ、まだこれ以上女性のキャラが出てくるんですか!「おぢさん」のものだっ!
では、