ひぐらしのなく頃に解 第10話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ひぐらしのなく頃に解]
ひぐらしのなく頃に解
第10話「皆殺し編 其の伍『対決』」
<あらすじ>
※あらすじ・考察は「月の静寂、星の歌」様の記事を活用させていただいております。
3日後に迫った綿流しのお祭りの打ち合わせで町内会を訪れている圭一たち。タイミングを見計らって沙都子のことを切りだそうと考えていた圭一だったが、その前に知恵先生たちから次の相談所訪問以降は様子を見ようと妥協した提案をされる。
園崎家が動き出したことを知る圭一だったが、沙都子には一刻の猶予もないのだとレナに諭される。さらに、魅音や詩音から北条家を本気で今も恨んでいる人なんて誰もいないのだと聞かされる。皆、居もしない「反北条家」の人間を恐れ、北条家に肩入れすることで自分たちも村八分にされることを怖がっているだけに過ぎないのだと。
それを逆手に取った圭一は、今の町内会にその根源の一端があるとして、町内会の会議中のところに割って入る。誰にも媚びず、飾らず、圭一らしい言葉で町内会の大人たちに発破をかける圭一。さらに、詩音が町内会と役所の癒着を暴露すれば、レナ、そして梨花までもが圭一のフォローに入る。
圭一が誇りに思うと語った雛見沢の一員であることと、死守同盟の心意気。それを熱く謳う圭一に雛見沢の大人たちも次々に圭一に賛同する。御三家の一人、公由家の村長は、公由家としては北条家のことはすでに水に流したと宣言。古手家はもともと北条家とは仲良しだと微笑む梨花。
町内会の力を貸してもらうため、残された最後にして最強の敵は、御三家最大にして事実上雛見沢一帯を牛耳る園崎家、そしてその現頭首・園崎お魎の許可を得ることだった...。
続きは、OPENからどうぞ。
※管理人は、原作未プレイ・PS2未プレイ・第一期閲覧済みの状態で本記事(主に考察)を書いています。
<あらすじ(続き)>
園崎家に公由村長と共に訪れる圭一たち。引っ越しのあいさつに来ていなかったから最初から前原家に対して印象が悪いと聞かされながらも、圭一は一歩も引かず沙都子救出に園崎家の力を貸してほしいと懇願する。
黙って首を縦に振って欲しい。それを嫌だと言うのなら、今ここでお魎を殺して魅音を頭首にすてでもやり遂げると言い出す圭一。病気の身体を奮い立たせて威圧をかけるお魎だが、圭一はそれでも引かない。礼儀がなっていない、筋が通っていないと言うのならここでそれを通す、と圭一は土下座をして見せる。
魅音と詩音の父が助言をし、レナの巧みなフォローも決まる中、引くことも大人のルールだ、と魅音と詩音の母・茜に言われてお魎への直談判は成果無しで終わったかに見えた。
しかし
お魎は圭一たちがいなくなると園崎家の力を北条家の娘である沙都子救出に園崎家の力を使うことを了承した。
お魎にとって自分を相手にしても一歩も引かず啖呵を切った圭一が頼もしく見えたのかもしれない。
茜は、圭一が大立ち回りをしてお魎がその男気に打たれて特別の許可を出した、と言うシナリオが北条家を救うために園崎家が動くためにはどうしても必要だったのだ、と語る。
何はともあれ園崎家が今度は圭一の味方として動いた。町内会は園崎家の許可を得て役所の自治課へと電話で圧力をかける。さらに、圭一たちがいつものように相談所に来るとそこにはお魎の号令によって雛見沢はもちろん興宮からもたくさんの人が集まって、相談所の前に座ってデモを行っていた。
このままの勢いで相談所の中に突入して一気に話を纏めたい圭一だったが、そこに現れたのは大石だった。法律上、公共の建物である相談所内に陣取ることは施設責任者の一声で解散させることが出来ると言う。
こうなると、長期戦を余儀なくされると言う魅音だが、圭一は…いや、誰の目にも沙都子にはそれだけの長期戦を望めるだけの時間的猶予がないのは明白だった。
追い風を吹くのを待つしかないと言う魅音。しかし、その追い風は突然吹いた。
市役所に直接出向いたお魎と茜によって市長が動き、相談所所長へ圧力がかかったのだ。お魎は「活きの良い若い衆がいる」と市長に説明すると、茜には今後も圭一の力になるようにと命じる。
遂に相談所も動き出した。あと少しで沙都子を救える。
しかし、沙都子は兄の部屋に入ろうとした鉄平を止めるため、再び目に見えた暴力による虐待を受けていた......。
<感想>
なんか熱い展開だ!
戦闘があるわけじゃないけど、バトルアニメ並に展開が熱い。あれ、ひぐらしってこんな熱いアニメだったっけσ(^◇^;)
良い意味で予想を裏切られたって感じですね、この熱血さには。私の推測交じりではありますが、お魎とかも踏まえてもひぐらしってそこまでの悪人がいない。けど、何かが絡まって惨劇が起きている気がする。だからこそ、解くのがきわめて難しいのかもしれませんが。
熱い魂を語る圭一(w
大人相手でも一歩も引きません。
何気に凄いレナ。
怒るとお魎の倍怖いと言う圭一のさらに倍怖いらしい。…うん、納得。確かに怒らせたレナだけは絶対に、何があっても、他に何を敵に回してもレナだけは敵に回したくない…しかもかなり切実に(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル だって、レナさんが指折り数えてるのって圭一に怒った回数とかだったり…って、どんだけ~。
まぁ、それは別にしてもお魎相手に「ケジメ」を逆手に取ったり、町内会でも圭一のフォローの一撃を入れたり…。
入れ替わりを暴露する園崎姉妹。
あー、だからなんだね。意外と情報通な詩音さんσ(^◇^;)
動き出してレナに次いで痛いところをピンポイントで突いて圭一を援護する梨花。ところで、前回宣言していた沙都子の説得はどうなったんでしょうか? あれ、そう言えば羽入は?
町内会にさり気にいた入江センセー。私はてっきり一番最初に圭一に賛同するのは入江先生だと思ってたんですがねぇ(´・ω・`)ショボーン 入江先生、( ゚д゚)ポカーンとしてる場合じゃなくて圭一を援護してあげてください。そうしないと、あなたの大好きな沙都子が(ぇ
<MVC>
園崎お魎
私は比較的こう言うキャラは好きな方です。まぁ、かなりお魎を肯定的にとらえている、と言う部分も少なからずあるんですけどね( ̄∇ ̄;)でも、魅音たちが予想したようにお魎もたぶん、公由家と同じでもう水に流すつもりだったんでしょうね。ただ、園崎家が村八分になるわけにはいかないし、指示を得られなくなるのもまずいからそれを今までずっと言い出せなかった。
そのしがらみをどんな形であれ打ち破ろうとした圭一や、彼につき従う魅音たちを観て次世代やそのさらに次の世代の活躍があるだろうことを感じて、圭一に許しを出したのだと私は思っています。
<私的推理>
だいぶ前に考察した内容がほとんどピタリと当てはまった展開に少し驚いています。具体的にはこちら→「ひぐらしのなく頃に解 第3話 厄醒し編 其の弐『無力』」の私的考察の2.沙都子と園崎家の項目
結局のところ、みんながみんな、ずっと仲間外れになるのが怖かったんですよね。これに関しては、普通に学校とかで起きるイジメと同じ原理。イジメないとイジメられるから、イジメる。ダム戦争以来、悪しき風習になっていたようにさえ感じる部分が圭一たちの力で少しずつ変わって行きます。その過程が凄く良い。
とは言え、だいぶ前回から今回で飛躍したな、と思います。町内会でそう言った話をなぜしようと思ったのか、町内会の力が必要だとどこで感じたのか、そう言った部分も描いて欲しかった。
1.羽入の居場所
はっきり言って物語自体の考察ではないかと思います(「解」は基本的に解決編のようなので推理のしようがない。まぁ、まったく要素がないわけではないと思いますが)。
今回結局出てこなかった羽入ですが、いくつかのパターンが考えられるかと思います。
パターン1「見えないだけ」
元々羽入の存在は圭一たちには見えず、見えるのは梨花だけ。そのため、単に視聴者にも見えていないだけで、そこにはいると言う説。一番妥当。
パターン2「沙都子の様子を見守っている」
羽入には見守ることしか出来ないけれど、みんなが頑張っているのに自分だけ何もしないのはいけないと思って、沙都子を見守っていると言う説。いざとなれば梨花に報告も出来るし、梨花以外に見えず幽霊みたいに通り抜けられる資質を持つため家の中の様子もうかがえるし。
でも、羽入のネガティブ思考全開状態だと可能性は低いか。
パターン3「家にいる」
もう何もせず家にいて終わりの時を待っている。彼女の場合、梨花と違って殺されると言うことがおそらくないでしょうから、ただ待っていれば本当に気づいた時には終わってて、またループしているはずなので。
でも、羽入はどんな時でも梨花の最期を見届けているような感じもするのでこの可能性も低いかな。
とりあえず、考えられる中ではパターン1が妥当かも。さすがに「ふらついて遊んでいる」と言うことはないでしょうしσ(^◇^;)
2.次回
予告、なんか解りやす過ぎないかσ(^◇^;)
とりあえず、沙都子は救いだされるようだけど…
まさか鷹野が出て来るなんて。山狗を動かして、富竹を拘束し、注射。なんか、富竹がまた死ぬ予感が…入江も驚いているようです。そして目の前には赤いサイレン。富竹が死んだことをを驚いているのかも。
っていうか、富竹殺したのは鷹野だったのか…あれ、じゃあ鷹野は? 自殺とか? でも、それじゃあ鷹野死亡後に山狗を指揮してるのは誰なんだろう??
次回は皆殺し編 其の六『強い意志』。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
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