DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 第22話

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＜あらすじ（続き）＞
ビルの電灯が一斉に落ちた。同時にマオの前に現れるインの観測霊、そしてノーベンバー11の前に現れるメイの観測霊。
まさかと思い、部屋を飛び出すマオの前にはヘイの姿が。しかし、そこを魏が襲いかかる。

一方、メイによって場所を突き止めた未咲たちもそのビルへと急ぐ。

契約者二人を相手にしながらヘイの眼光は、それでも部屋から出て来たアンバーに向いていた。一瞬の隙とワイヤーアクションを駆使してアンバーの頭部を掴むヘイ。

「オマエの目的はなんだ！　これ以上、俺から何を奪うつもりだ！！」

木霊するヘイの言葉。ヘイは、「お仲間の猫ちゃんに伝えたから、猫ちゃんから聴いて」と言うだけ。ヘイは、その言葉に謎の力を使おうとするが、咄嗟に妹の「お兄ちゃん」と言う幻聴を聴いて、膝をつく。

アンバーが消えた直後、非常口から突入してきた未咲たち。完全にヘイは背後を取られてしまった。BK-201の割れた仮面から覗く瞳に、誰かを想像したのか、一瞬未咲の顔がこわばる。それでも一歩一歩踏みよる未咲。しかし、一瞬早く突入していたホァンの閃光弾が炸裂し、ヘイたちは姿を消してしまう。

シュレーダー博士は南米消失を仮面の契約者―――ヘイが起こしたと言い、研究再開を望むが、すでに研究は別の者の手によって再会されており、そのままシュレーダー博士はパンドラへと移送されることとなった。

一方、アンバーから死を予告されたノーベンバー11は上司の下を訪ねる。謎の組織について探り当て、その目的が契約者喪失だと知ったノーベンバー11。しかし部屋には銃を持った複数の男が。
しかし、ノーベンバー11の手にもウィスキーボトルが握られていて―――

エイプリルに伝言を残したノーベンバー11。しかし、未咲には何も伝えなかった。それが契約者としての合理的判断。
最期まで律儀に対価を払おうとしている自分に失笑し、ノーベンバー11は上司以下部屋にいた人間全てを道連れにして…その命を落とした......。

マオにアンバーから何を聞いたか訊ねるホァン。アンバーの目的が組織による契約者消滅の危機を救うためだと告げられたヘイは、ヤツの行動に大義名分があったことなどないと反論する。しかし、今のアンバーと接触したもう一人の身内であるインにそのことを否定されると、ヘイは一人その場を去った...。


＜感想＞
ノーベンバー11がぁ･ﾟ･(ノд｀)･ﾟ･

良いキャラだったんですがね。彼が死ぬとなると、割と全員に死亡フラグが常に立っている状態のような気がする。Vガンほどの鬱展開には…なりませんよね（汗


ただ、今回明確に判ったこと。それは「組織」と言う存在。
以下、私の推測です。公式の確実なものではありません。

つまり、今まで散々無数に出て来たMI6やCIA、パンドラ、公安外事四課などそれらの組織は全て「契約者をこの世から抹消する」と言う共通利害の下で協力し合っていた共通組織と言うことになります。

正直、この展開は意外でした。ただMI6の他のメンバーや未咲たちはそのことを知りません。もちろん、当然ながらMI6と外事四課は違う組織なのですが根底の部分で目的を共通しているとみて間違いないでしょう。未咲の上司の宝来とMI6のディケイド、そしてパンドラのエリックが繋がっていることはほぼ確かでしょうから、このことは確実のはず。

そして、実は敵対していると見せていたヘイたちの組織も裏では、彼らと繋がっていた。彼らの目的も契約者の抹消で、そのために契約者を子飼いにして任務にあたらせていた。つまり使い捨ての駒。

アンバーが、MI6やヘイの組織を裏切った最大の理由はそのことに気づいたからでしょう。どの組織も裏では繋がり契約者を抹消するための技術研究をしている。それに気づいたからこそ、契約者の存在を守るためにEPRを作った。

南米消失は、契約者抹消技術実験の際、アンバーが何らかの手段で暴走させた結果なのでしょう。もしかしたら、アンバーはその手段としてヘイの妹・パイを使ったんでしょうか？

そのヘイには、電流以外の力があるんでしょうか？　以前、ニックの際にニックだけ流星の欠片の影響を受けて消えた。今回、もしアンバーのポシェットに入っていたのが流星の欠片だったとしたら…ヘイは何らかの力を持ち、それが流星の欠片の秘められた力を引き出せるんでしょうかね。

そして、もしそれが遺伝か何かならパイも持っている可能性がある。パンドラらが流星の欠片に代わるものを見つけたと言うが、それはもしかしたら…パイとか？


次回、「神は天にいまし…｣。謎が謎を呼ぶ展開のまま、前後編スタイルは終了し、これから一気にクライマックスへ。


＜TB先　参照リンク（URLアルファベット順）＞
・http://01aturas.blog98.fc2.com/blog-entry-161.html
・http://aniima.blog62.fc2.com/blog-entry-748.html
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/389bd31d630ce455f9e5079d07984a54
・http://blog.kansai.com/aimugi/725
・http://blog.livedoor.jp/darth_mayuge/archives/50931561.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50831718.html
・http://blog.livedoor.jp/paprika200502/archives/51195882.html
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・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-1202.html
・http://subcul.jugem.jp/?eid=520
・http://strawcat.blog12.fc2.com/blog-entry-955.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/09/post_1246.html
・http://tilmitt.blog67.fc2.com/blog-entry-583.html


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