アニメ(放送終了)・シゴフミ の記事一覧
  シゴフミ 総評 
03/27.Thu20:35
シゴフミ 総評

死後の世界から死んだ人間によって出される、最後の想いを伝えるもの―――シゴフミ。そんな要素をテーマに、人の生き方、死に方、想いを重厚に描いたのが本作だと思います。とても特徴的なテーマで人によっては、鬱展開もあるためあまり好まない場合もあるでしょうが、一つ一つの描写がしっかりしているので本当に面白い作品でした。08年1月期の作品としてはおそらくトップクラスの出来。

そんなシゴフミの私の評価ですが...

A

です。(SS、S、A〜Dの評価)


では、詳細は続きをどうぞ。
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  シゴフミ 第12話(最終話) 
03/27.Thu11:58
シゴフミ 第12話(最終話)「シゴフミ」

フミカの消えた後、文歌は父キラメキを告訴する。どんな事情があれ、娘が父親を告訴したこと、さらに虐待から発砲事件のことも裁判の中で明らかにされると、文歌への風当たりは強くなっていく。

奇異の目で見られ、夏香たちからも逃げだした文歌が最後に辿り着いたのは、苦い思い出の多いキラメキのアトリエだった。そして、そこで姿を現したのは、消えたはずのフミカだった―――。



<感想>
シゴフミとは思えないほどのハッピーエンドでした。

なんかいろいろ言いたいことはありますが、答えは劇中で語られていた通りだと思います。フミの想い、ミカの想い。それらを巧く表現した最終話でした。

ミカの自分を生み出してくれてありがとうと言う言葉が全て。

そして、フミのミカを自分の中に入れてやらないと言う言葉も。

人として、生きると言うこと、死ぬと言うこと、どう生きたか、どう死んだかと言うことを本当にいろいろ考えさせられたアニメでした。そのアニメから伝わってくるメッセージは、多少難しいのでどう捉えるかも難しいですが、人の生死は簡単ではないと言うことでしょう。

母親とか夏香とかまぁ、そこそこ突っ込みどころはありますが、なんか無粋になりそうなので辞めておきますw 謎も多く残ってますが(どうしてミカは配達人になれてのか、チアキの用意していた判例などなど)、それも個人的には全て明かされなくてもいいのかなとも思います。謎が謎のまま終わるのは、謎の多いシゴフミらしい終わり方だと思いますし。

1クールと言う時間が短かったと感じたアニメでしたね。監督・スタッフ・CASTの方々、本当にお疲れ様でした。

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  シゴフミ 第11話 
03/18.Tue15:56
シゴフミ 第11話「メザメ」

目覚めた文歌。

しかし、それは終幕への序曲でもあった。フミカは、ミカとしての罪を償うために文歌が起きた時には、シゴフミとしてキラメキを撃った銃で自分を撃ってもらい、人格を否定してもらうのだとチアキに漏らす。本来死人がなるはずの配達人だが、フミカだけは例外。もし、本体である文歌に否定されれば、それはフミカの死となり、この世から消滅する。

それを防ぐために動き出したチアキ。要たちも、何とか目覚めた文歌とフミカを逢わせないように試みるのだが、遂に一つの身体に収まっていた二人は、別々の身体で出逢う。

そして、フミカの手には―――。



<感想>
文歌が目覚め、フミカが望んだ通りの結末へと動いていきます。とりあえず、3年ぶりに目覚めていきなり歩いて、スキヤキ食べて、町内大爆走は無理があるだろ、とか突っ込みませんwwwww

ラスト、文歌はキラメキを告訴する決意を刑事に告げる。口調や話し方からミカのようにさえ感じるけれど、おそらくそれは文歌(フミ)に他ならないでしょう。
「今度は私が撃つの」
前に撃ったのが自分ではなかった。でも、それはある意味文歌にとって自分が父親を撃ったと言う誤認よりもショックだったのではないでしょうか? 自分の人格から生まれた副人格だったとしても、文歌にとってミカは絶対の友達。その友達に銃をとらせ、撃たせてしまったのは、他でもなく文歌を守るため。

自分を守るためにキラメキを撃ち、そして裁きを自ら望んだミカの姿勢は大きく文歌を変えたのだと思います。加えて、もし仮にミカが消滅に伴い、別れた人格が完全に融合したのだとすれば、ミカとしての強さを文歌は知らず知らずの内に手にしたことになりますし、その辺が相まってラストでの大きな変化に繋がった。だから、ミカの一連の行動に報いるために、文歌は大好きだった父親を今度は自分の手で撃つことを決めたのでしょう。もちろん、撃つ方法は法に則った形になったのが、フミとミカの違いなのかもしれません。

正直、私にはフミカを特例として残す方法が解りません。特例で認めさせるようですが、そうなると福音局での功績とかが繋がるとか? ミカが文歌との人格融合によって死んだと捉えるにしたって、少し無理があるような気もしますし。

それでもフミカがいて欲しいと思う人々。おそらく要は自分が好きになったのは、フミではなくミカだと言うことに気づいているのだと思います。フミの中での記憶の欠落。それはおそらく、フミではなくてミカだったからフミは覚えていないのかもしれません(ただ、フミが表に出ていてもミカはそれを知っていたように、内部から外部を見ることは出来るので断言はできません)。
そして、カナカ。
それでもパートナーはフミカが良いと漏らす彼女の本音。杖が人間になれるかどうかはやはり可能性がゼロじゃないけれど、夢のまた夢のような出来事なんだと想います。それでも、その夢を追って胸を張って語るカナカの姿は、フミカにとって自分にはない尊敬出来るものだったのではないか、と。

ラストに出て来た女性は、キレイ(文歌の母)? と言うより、個人的にはチアキの大人Ver.にも見えました(マテ もちろんその可能性はゼロでしょうけどwww


次回「シゴフミ」。


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  シゴフミ 第10話 
03/11.Tue16:19
シゴフミ 第10話「デアイ」

自分の描きたい絵を見失ってグラフィッカーとして入社したゲーム会社を辞めた日比谷毅彦。末期ガンに侵されていた彼は、従妹の文伽と出逢う。幼い文伽とゲームと言う共通の趣味で打ち解けた毅彦は、彼女とのふれあいの中で、自分が絵を描いていた理由を思い出すが―――。

<感想>
フミカ関連のお話はいったんお休みで、シゴフミらしいシゴフミなお話。

意外と見失ってしまいがちなことって、灯台下暗しなごとく、身近にあったり、すぐ近くに転がっていたりするものなんですよね。それを見つけるのって簡単そうで大変なのだと、改めて観ていて感じた。

一方で、死と言うのはゲームのリセットと違って決して覆せないものと言う印象を強く与えてくれた話。結局、毅彦は文伽を庇って死んでしまったわけですが、彼の中で答えを見出して満足したのならそれはそれでアリかな、と思います。別に最後まで病気と闘い続けることを否定するつもりはありませんし、最後まで生きるために闘い続けるのも一つの姿だと思いますし。

でも、どちらにせよ重要なのはどう生きたかであり、どう死んだか。答えを見出した毅彦の在り方は、自分なりの答えを得られたと言うことでヒトとして羨ましい形なのかもしれない、とも思う。


そして、最後に目覚めた文歌。いよいよクライマックスですね。

次回「メザメ」。


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  シゴフミ 第9話 
03/04.Tue14:15
シゴフミ 第9話「サイカイ」


キラメキとの一件の後、自らの正体を明かしたこともあって共に眠り続ける文歌のお見舞いにきたフミカと要たち。


そこに姿を現したのは先輩配達人のチアキ。


以前のマタタビ購入代金が残っているからと言って旅行に誘われるフミカ。仕事があるからと言うカナカに対して、フミカは行き先を自分が決めて良いのなら、と承諾する。


フミカの決めた行き先は南の島だった。宿で出逢った白石塔子(しらいし・とうこ)と言う名の女性。占いで墓参りをすると恋愛に良いと聞いてわざわざ祖父の墓参りに来たと言う彼女。そんな彼女の祖父の名前が、清澄才蔵(きよすみ・さいぞう)と聞いて、チアキの心は酷く揺れる。


それは、彼女にとって最後の恋人の名だったから―――。



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