鬼灯の冷徹 総評 「地獄大一番」閻魔殿の法廷に、閻魔大王の指示を求めて押し寄せる獄卒達。不喜処地獄の人材不足、阿鼻地獄の川の氾濫、黒縄地獄は財政破綻寸前。加えて天国からの人員派遣要請と、閻魔大王はパンク寸前。困った閻魔大王は、いくつかの問題を不喜処地獄で視察中の第一補佐官・鬼灯に回す事に。それを聞き、何でもかんでも私に回してくるとボヤく鬼灯の元に、さらなる問題がやって来た!(公式HP ストーリー 第1話...
[終]鬼灯の冷徹 第13話『「盂蘭盆地獄祭」「雑談閻魔大王」』≪あらすじ≫「盂蘭盆地獄祭」地獄にお囃子が鳴り響く。今日は年に一度の獄卒達の楽しみ、盂蘭盆地獄祭の日。盂蘭盆は、地獄の釜の蓋も開いて亡者が現世に戻る、つまり獄卒の夏季休暇。初めての盂蘭盆祭を楽しみながら歩くシロ・柿助・ルリオの三匹。立ち並ぶ露店からは威勢のいい掛け声が聞こえ、和牛ステーキの焼けるいい匂いがシロを誘う。そんな三匹の前に現れたのは...
鬼灯の冷徹 第12話『「レディ・リリスとその夫」「中国現世に妖怪が広まった訳」』≪あらすじ≫「レディ・リリスとその夫」レディ・リリスは、EU地獄の補佐官ベルゼブブの妻、になる前に最初の人類アダムの一番目の妻だったとも言われている。そのリリス、サタン王の講演会の付き添いという名目で来た東洋地獄で買い物を楽しんでいた。何でも買える魔法のカードという名の、夫のキャシュカードで浪費三昧のリリスの本分は誘惑。閻魔...
鬼灯の冷徹 第11話『「一寸だった法師」「お山の泥沼姉妹」』≪あらすじ≫「一寸だった法師」閻魔殿には図書館もある。倒錯系本棚の前で本を読む鬼灯の元に、「一寸法師」の絵本を口にくわえたシロがやってくる。図書館にあった「桃太郎」のお供の犬がアフガンハウンドだったとひとしきり不満を語るシロ、今度は「一寸法師」に書かれた漢字の読み方をきいてくる。漢字に四苦八苦しながら、子犬たちに絵本を読んでやるシロを見た鬼灯...
鬼灯の冷徹 第10話『「十王の晩餐」「ダイエットは地獄みたいなもの」』≪あらすじ≫「十王の晩餐」人が死に、初七日から三回忌までの間に受ける裁判。そこで重要なのが遺族の手厚い供養と供物の量。それらをかんがみ、舌抜きの拷問だけで天国行きとなる亡者達が長い列を作る簡易地獄前では、遺族への感謝をとうとうと諭す鬼灯の声が響いていた。祭壇の供物の山を見上げていた唐瓜は、鬼灯に言われてこれらの判決を下した十王達の晩...
鬼灯の冷徹 第9話『「酒と女でダメになる究極の例」「溢れ返ってきたヨッパライ」』≪あらすじ≫「酒と女でダメになる究極の例」昼間から厠にこもりっきりで、二日酔いからくる吐き気に苦しみながら、もう飲みませんお許し下さいと唱えては吐く白澤。色々な酒をちゃんぽんして飲んでは繰り返される見慣れた光景ながらも、呆れた様子の桃太郎。溜息まじりに、これじゃあ鬼灯さんにとやかく言われるのも仕方ない、鬼灯さんがウワバミ...
鬼灯の冷徹 第8話『「えげつなき戦い」「地獄三十六景」』≪あらすじ≫「えげつなき戦い」ゴシップ雑誌『週刊三途之川』。記者の小判が湯のみ片手に、最近のスクープを思い返して静かに一人ごちていた。白澤とピーチ・マキの密会、不喜処の涙の出産ドキュメント。そこまではよかったが、中途半端に閻魔殿に首を突っ込もうとして、鬼灯の計らい?で激写してしまった奪衣婆の水浴びの瞬間を思い出し、胃を押さえる。ゴシップ一本、よ...
鬼灯の冷徹 第7話『「男と女の衆合地獄」「地獄式鍼灸術と浄玻璃鏡の使い方」』≪あらすじ≫「男と女の衆合地獄」洗い場で、各地獄から集められた獄卒達の洗濯物を洗う新人獄卒達。洗っても洗っても減らない洗濯物の山を前に、唐瓜と茄子は手分けして作業する事にしたものの、衆合地獄の洗濯物はオシャレ着が多く、手間がかかるばかりで、なかなか終わらない。次々と洗い終わって片づけを始める同期達。洗濯物を干すのに飽きた茄子...
鬼灯の冷徹 第6話『「地獄アイドル ピーチ・マキ」「右腕のブルース」』≪あらすじ≫「地獄アイドル ピーチ・マキ」地獄アイドル、ピーチ・マキ。桃源郷の仙桃農園での「仙桃キャンペーン」のグラビア撮影を終えたマキをねぎらうように、甘い声が近づいてくる。いつもの調子でやってきた白澤、仙桃を渡しながらマキの手を握ると、これまたいつもの調子で口説きだす。その様子を伺うように、頭上の枝影に潜む怪しい影。清純派で売...
鬼灯の冷徹 第5話『「龍虎の二重奏」「精神的運動会」』≪あらすじ≫「龍虎の二重奏」桃源郷にある漢方薬局、極楽満月。そこでは白澤が桃太郎を前に、女子に大人気となる秘訣を話しながら薬膳鍋を作っていた。同じころ、地獄の閻魔殿では、鬼灯が簡法と功科について説明しながら、シロ達とともに天罰鍋を作っていた。亡者や針口虫を煮込むなか、一つ大事な材料が足りないことに気付く鬼灯。その材料を持つという地獄の門番に会うた...