翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~ 前編 感想≪あらすじ≫『ガルガンティア』の新たな航海がここから始まる—。半身ともいえる愛機・チェインバーとの別れからおよそ半年。大海原を往く船団ガルガンティアで、レドは仲間たちとともに新たな人生を踏み出していた。サルベージチームの一員として懸命に働くかたわら、失われた旧地球文明の痕跡をたどる日々。そんな彼の前に、かつての上官・クーゲルの船団からやってきた少女...
翠星のガルガンティア 総評 宇宙(そら)から来た少年、船団都市(ガルガンティア)と出会う遠い未来表面のほとんどを大洋に覆われた星、地球宇宙で育ち戦いしか知らなかった少年兵レドはそこで初めて海を見た広く、淡い翠に光る海人々は巨大な船団を組み、つつましくも生き生きと暮らしていた通じない言葉異なる習慣レドは孤独な異邦人だが、彼は一人ではなかったここで生きてゆくためになにができるのかそして、なんのために生...
翠星のガルガンティア 第13話[終]『翠の星の伝説』≪あらすじ≫かつての上官の命令より、ガルガンティアの仲間を守ることを選んだレド。ストライカーとの戦いの中で、すでにクーゲルは亡くなっており、ストライカーが無人で活動していることを知る。ストライカーを破壊すべき最優先対象として認識したチェインバーに同意するレドは、クーゲルの操縦技術を解析・分析して自分のものにしているストライカーを倒すべく、生命活動と引き...
翠星のガルガンティア 第12話『決断のとき』≪あらすじ≫自分と同じように地球に迷い込んでいた上官・クーゲル中佐とその愛機・ストライカーと無事合流することが出来たレドとチェインバー。ヒディアーズの正体を知り絶望の淵にいたレドにとってはまさに救いの手。自ら考えることを放棄し、今まで通り上官の命令に従うだけの一兵士に戻る。クーゲルがしようとしていたのは、同盟方式の統治を現在の地球人に教えることであり、それを...
翠星のガルガンティア 第11話『恐怖の覇王』≪あらすじ≫「ヒディアーズは文明を否定した存在であり、文明と共に生きる人類とは相容れず、人類の尊厳を守るために戦わなければならない」と、同盟にプログラムされた内容ではなく自ら導き出した結果でレドに発破をかけるチェインバー。そんな折、あり得ない味方機からの同盟基準の通信。そこに映し出されたのは謎の船団に祀り上げられている指揮官用マシンキャリバー・ストライカーの...
翠星のガルガンティア 第10話『野望の島』≪あらすじ≫ヒディアーズは人間が人工的に進化した元人間の生命体だった……。驚愕の真実に対して完全に打ちのめされるレド。戦う意義を完全に見失った彼は、ピニオンからのサルベージの協力依頼を全て断って茫然とするばかり。一方、クジライカを殲滅出来たピニオンはさっそく大量の古代文明の遺品をサルベージしていく。ピニオンに同行したフランジは「これでより多くの英知で人々を豊かに...
翠星のガルガンティア 第9話『深海の秘密』≪あらすじ≫フェアロック前船団長の葬儀を終え、いよいよガルガンティア本船から分離したフランジの船団とピニオンたち。その中には、クジライカ(ヒディアーズ)の巣を知っていると聞いたレドとチェインバーも乗り込んでいた。フランジたちは、その巣に眠っているであろう、失われた文明の遺産を手に入れたいと考えており、同盟への帰還方法が事実上ないことを知ったレドは自身のアイデ...
翠星のガルガンティア 第8話『離別』≪あらすじ≫ヒディアーズ(クジライカ)への対処方法でガルガンティアの価値観と正面衝突したレド。海賊船団の時はガルガンティアの文化や価値観を尊重し譲歩したが、ヒディアーズのことまで譲るつもりはないと言わんばかりに、ガルガンティアと決別し船団を離れる決意を固める。そんなレドに同調したのか、それともお宝目当てか、はたまた兄の敵討ちなのかピニオンも自身の賛同者と共に船団を...
翠星のガルガンティア 第7話『兵士のさだめ』≪あらすじ≫ベローズのサルベージ業を手伝っていたレドとチェインバーの前に現れたのは、ヒディアーズに極めて酷似した巨大な“クジライカ”と呼ばれる存在だった。即座に殲滅行動に入るレド。それをベローズは止めようとするが、レドは一切聞かず、ビームが効きづらい水中での戦闘でクジライカを捕獲し、チェインバーの馬力にモノを言わせて文字通り“粉砕”してみせた。動揺が広がるガル...
翠星のガルガンティア 第6話『謝肉祭』≪あらすじ≫銀河道が輪のようになることで、その間に大量の魚たちが取り残された“祭り”の状態に入ったガルガンティア船団。レドは自力での漁業労働の従事を願うものの、AIを始めコンピュータによる補助があって当たり前のレドではユンボロを海中で上手く操縦することが出来ずに、またしても代わりにチェインバーが手伝うことに。そんな彼を励まそうとエイミーはレドを食事に誘うが、サーヤや...