DARKER THAN BLACK -流星の双子- 総評 ヘルズゲートでの出来事を経て、黒は組織から追われる身となっていた。組織から鞍替えし、とある女性からの依頼を受けてロシアに潜入した黒。一方、ロシア当局はもちろん、アメリカのCIA、イギリスのMI6、そして日本の三号機関もまた同じ目的で別途にロシアへと入る。黒を含め全ての組織の標的は、パブリチェンコ博士とその子息。ME関連の研究を続けるパブリチェンコ博士と契約者になった双...
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第12話(最終話)『星の方舟』紫苑と再会を果たした蘇芳だったが、紫苑の表情はすでに窶れ、頬はこけていた。紫苑は、最後に自らが生み出したコピーの欠陥品を姉と呼び、最後の扉を開くべく、イザナミとして覚醒を果たした銀と対面を果たす。一方、沢崎の敵が鎮目だと知った葉月は、一人CIAに寝返った鎮目を迎え撃つ。葉月に捉えられた黒は三号機関の小林によって、銀と再会を果たす。しかし、そ...
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第11話『水底は乾き、月は満ちる…』それぞれの過去と決着をつけるべく、別行動を取る黒と蘇芳たち。当初の予定通り、池袋サンシャインへと紫苑に逢いに行く蘇芳は、そこで死んだはずの父・パブリチェンコと再会し、改めて真実を語られる。そんな蘇芳たちを追う三号機関は総力を結集してサンシャインを襲撃するが、そこには“組織”が瓦解した今、その主導権を握ろうと大国たちが動き出す。一方、黒...
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第10話『偽りの街角に君の微笑みを…』蘇芳は母・麻子の口から語られた本当の記憶、本当の過去、そして本当の真実。一方、黒は沢崎からイザナミとイザナギ、そして三鷹文書の情報を引き出す。そして現れたのは、オレンジの弓張月―――。<感想>だいたい予想通りの展開ですかね。やはり、紫苑の能力は複製でした。記憶に関しては、記憶の操作技術があるのか、父パブリチェンコが専攻するME技術を用い...
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第9話『出会いはある日突然に…』黒と別れて、ジュライらと池袋を目指す蘇芳。その途中、彼女は高熱の中、倒れたところをキコに救われる。母親と別れたままだという蘇芳に、キコはアルバイト先の探偵・凱を紹介。凱も感動的な話と蘇芳が持っていた報酬額に首を縦に振り、さっそく蘇芳の母親を探すことに。その頃、未咲はアンバーからのメッセージを入手していた。その言葉を信じ、一般の閲覧可能デ...
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第8話『夏の日、太陽はゆれて…』大宮まで続く列車内でロシア側から接触を持たれた黒。共闘を申し出られるが、黒は頑なに拒み続ける。一方、蘇芳の監視役として三度蘇芳の前に姿を現したターニャ。黒との交渉決裂で強制停止させられた列車から逃げる蘇芳を、ターニャは追う。その先で待っていたのは、悲しき結末―――。<感想>一つの区切りとなる話でしょうね。これでほぼロシア側との繋がりや怨恨...
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第7話『風花に人形は唄う…』各方面からの追跡と包囲を受けて、北海道から脱出することさえ出来ない黒たち。黒は、利害と金次第で何でも請け負う便利屋・理花子の手を借りて、北海道脱出を試みる。ジュライを遺体に見せ、黒と蘇芳をその家族とする偽造の家族構成を創りだし、上手く北海道から本州へと入った黒たち。仙台を目指していたが、その途中で理花子が裏切り、ジュライを連れ出してしまう。...
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第6話『香りは甘く、心は苦く…』イザナミ移送計画を知ったヘイたちだったが、逆に罠にかかってしまう。ヘイからの命令だから、と移送物資を狙う蘇芳。だが、イザナミの正体を知ったヘイは、蘇芳に狙撃を中止するようにと声を荒げる。イザナミの正体は、かつての仲間・インだった。だからヘイは撃てなかったのかと悩む蘇芳の前に、ノリオの母にして契約者ミチルが姿を現す。蘇芳の捕獲を狙う彼女に...
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第5話『煙は流れ、命は流れ…』サッポロで身を隠す生活が続くヘイたちの元に、三号機関の契約者の手が迫る。一方、三号機関にヘイことBK-201を探すために加わった未咲は、サッポロでの特殊物質の移送任務を命じられる。さらに、ヘイもクライアントからの命でイザナミと名付けられたその移送物を狙う。イザナミ各々の組織が狙うその正体は―――。<感想>本当に少しずつ情報を小出しにすることが巧い...
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第4話『方舟は湖水に揺蕩う…』ロシアを出航して日本入りしたヘイは、蘇芳を契約者エージェントとして鍛え上げ始める。異論を唱える蘇芳だが、その異を認めず、ただ自分に従えとだけ告げる。感情をなくすはずの契約者。それでも、蘇芳の中には「ヘイが嫌い」という感情が残り続けていて―――。一方、未咲は警察に辞表を提出し、そのまま総務省内部の三号機関に属することになっていた。消えたBK201の...