ガンダムビルドファイターズトライ 第9話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ガンダムビルドファイターズ]
『決戦のソロモン』
≪あらすじ≫
トライファイターズの決勝戦の相手は昨年の地区予選優勝校、宮里学院のチーム、Gマスターに決まった。それぞれの決意と思いを秘めて決勝戦へと挑む両チーム。決勝戦のフィールドは宇宙要塞ソロモン。要塞宙域で心形流、サカイ・ミナト作の百万式を操作するスドウとユウマのライトニングガンダムが戦いの火蓋を切った頃、セカイとフミナも要塞内で先回りして待ち構えていたスガたちと邂逅し戦闘を開始する。拮抗した戦いが続く中、要塞内から出てくるセカイとフミナをハイメガ粒子砲で狙い撃とうとするスドウを阻止し相打ちを果たすユウマ。ボロボロに傷つきながらも、勝利をあきらめないセカイとスガは最後の死力をつくし激突する。フミナとユウマの想いと共にセカイがビルドバーニングガンダムと一体化したとき、紅蓮の炎が燃え上がる!
(公式HP STORYより抜粋)
≪感想≫
熱い戦い…・・だったけど?
スドウのポジション、現時点では活かしきれなかったシナリオだった。まぁ、あくまで「現時点」であって、これから先も出番がないというわけではないだろうけどね。
昨年の地区予選優勝校の部長。おまけに自らのビルダーとしての能力に限界を感じてファイターに専念してまでの戦いだったはずなのに、なんというか扱いがおざなりでガッカリしてしまった。
おまけに「ガンプラバトルは自分で作って自分で戦うのがセオリー」という台詞まで残させて。
実際、それがセオリーと言えて良いのだろうか? イオリ・セイ、レイジ組はもちろん、かつてのメイジン・カワグチとPPPなど世界大会にはビルダーとファイターがそれぞれ専任となっていたケースだって少なくなかったはずだ。
何を以て「セオリー」なんて台詞を脚本家は喋らせたのか。そもそもスドウの想いを描くにはあまりにスドウの描写が少なかったね。尺的な問題もあったのだとは思うが、その辺りは煮詰め方が足りないと素人目にも感じてしまった。
もし、この戦いで決着を魅せるのだとすれば、例えばユウマにリ・ガズィやZ系、あるいはTMS(可変MS)に並々ならぬ愛情があって、スドウに百式への愛着がまるでなかったが故に、最期は想いの差が出た、とかならまだ納得出来た気もするけどね。
いや、そういう意味ではユウマにはセイの想いが伝わっているのかもしれない。セイがかつて自ら作ったガンプラへの愛着からガンプラが傷つくことを恐れて戦い切れなかったように、その過去の経験をセイがユウマに伝えていたのだとするならばユウマが「戦っているときの自分はファイターだ」という決意というか覚悟みたいなものが素敵に思えた。
そういえばビルドバーニングの覚醒?状態でそのダメージはある程度セカイにフィードバックしたってことで良いのかな? それってつまりプラフスキー粒子が実体に及ぼす影響の具現化ってことか? そうなると、これはレイジの再召喚・再登場フラグの第一歩で良いのか?
それにしても最後は百万式の拳よりもビルドバーニングの強度が勝ったのか……それって結局、イオリ・セイ製のガンプラが凄いってだけじゃ(ノ∀`) アチャー
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- [アニメ(放送終了):ガンダムビルドファイターズトライ]
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Comment
>ガントロさん
>ドッキング
そうですね。VガンもGファイターもどちらも分離合体が可能な機体だったからこその展開だったようにも思えますし、ガンプラに対する発想の広さを感じさせてくれましたね。
一人ガンプラ(?)と呼べるのか分からない戦いをしているビルドバーニングよりも、よほどガンプラバトルらしい展開だったように思いますw
はじめまして
今回はスガがかっこよかったですね。前回まではただの性格の軽い出オチキャラかと思っていましたが、対戦相手への敬意を忘れない真摯なところや、最後まで勝負を諦めない熱いところが描かれ、とても魅力的なキャラになったなと思います。それだけにこれで退場するのは勿体無いですし、あの出オチ的な風貌がもう見られなくなるのは寂しいので、今回のシモンの様に機会があれば再登場してほしいですね。
さて、早いもので本作も既に9話まで来ましたが、本作にはここまで見てきた限り「面白いのは勿論面白いけど、前作に比べて何か足りないような」という引っ掛かりを感じていました。しかし、スガを見ていてそれが何なのか分かった様な気がします(というか、スガがあの風貌で学生という設定にツッコミを入れながら見ていて「そう言えば」と思ったのがきっかけなのですが)。本作は今のところ、主要キャラに大人が殆どいませんね。
前作では主要キャラにリン子・アラン・キララ・フェリーニ・バルト・マシタ会長・ベイカーといった大人も結構多くいて、子供のセイ達の導き手や乗り越えるべき壁として全編にわたって活躍し、物語を盛り上げてくれました。それに、大人も子供も一緒になってワイワイやっていたことで、ガンプラバトルが世界的に流行っているという世界観の設定に厚みが出ていた様に思えます。しかし、本作は大会が中高生限定ということもあってか、主要キャラはほぼ全員が子供で、大人は前作から続投のラルさんぐらいしかいません(メイジンも年齢的にはもう大人ですが、今のところ出番は顔見せ程度)。その為、本作は前作に比べて世界観が小ぢんまりしているような印象を受け、それが寂しく感じられるのだろうという答えに至りました。これについてはここからもう少し何とかしてもらえると嬉しいですね。
では、これからもどうぞ宜しくお願い致します。
NoTitle
シモンとギャン子がセカイの特訓に名乗りを挙げ、2人が決勝の応援に来るところは熱くなる展開でした。
ただ、他の方もコメントされていますが、「悪くないけど第1期より物足りない」と私も感じています。
私は個人的に大会突入が早すぎた部分が強い感じがしています。
登場人物が多いのが逆に関係性の薄さになっている部分もありますが、それも大会突入の早さが拍車をかけている印象があります。
大会で3人の関係性を深める意図だったかもしれませんが、ここまでは裏目に出ている残念さを感じます。
これから解消されていくのを期待したいとは思いますが。
百万式の拳が砕けたのは、ライトニングガンダムとの戦いで強度が落ちたと理解しました。
ビルドバーニングガンダムも強度は落ちているはずですが、百万式よりはマシだったという。
ただ、地区大会はバトルはモードBなので、プラフスキー粒子が過剰演出してくれています。(笑)
実際は壊れていないそうですよ。
修理の手間とか費用とかの問題かと。
特に費用は、「中高生の部」である事から学校や親が絡んでいる可能性が。(ぇ)
>48さん
ご指摘のように、意図的に中高生の部を設けたことによって世界観はこじんまりと小さくなったのは事実だと思いますね。そして、正直なところ作品としてその「小さくなった世界観」を生かし切れているとも思えない。
世界観がこじんまりとしたことに利点を与えるなら、それはそのまま世界観を狭くして良い、ということだと思うんですよね。
例えば、ビルダーとしてもファイターとしてもかつてのセイやレイジに及ばない主人公でも、中高生の部という限定的な空間であれば何とか戦える。そこでその戦いを潜り抜けて行くために劣る技術を劣らないアイディアで補っていく、みたいな。
けれど、結果的にそういったことを含めて現時点でこじんまりとした世界観を活かせてはいません。
スケール的には年齢制限のなかった前作の方が上、と言われても仕方ないことのはずなのですが、まだスタッフとして手を打てているようには見えないのは残念ですね。
とはいえ、まだまだ先のある作品でもあります。前作同様、だいぶ地方大会は足早に進んだ印象があるので、中盤から後半に向けて世界大会において、「そういったこと」を蔑ろにしてでも「やりたいこと」があると良いなと思いますね。
こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
>ふれいくさん
地方大会に関しては同感ですね。全体的に足早で進んでしまった感じは否めません。今後改めてやるつもりなのかもしれませんが、「チーム・トライファイターズ」も決して盤石とは言えない状態です。
ユウマとセカイの連携不足は言うまでもないし、演出上仕方ないにしてもフミナの戦術眼もリーダーとしては力不足は否めません。そういったものをもう少し積み重ねて決勝だと良かったとは思いますね。
そういう意味では私は「特訓」のくだりは逆に萎えましたね。前の宇宙での「跳ぶ」発想もそうでしたけど、セカイやその周囲の人間がそのアイディアを思い浮かべて訓練して実戦に出すという過程がなく、特訓も「よしやるか!」という台詞だけで特訓の跡が欠片も見えません(前作ではレイジの手に包帯が巻かれているなど跡はまだ見えていました)。
そういう部分で「足りない」と思わせる要素はあまりに多いですね。
個人的にはプラフスキー粒子によるダメージレベル制限があるのはナンセンスだな、と思いましたね。確かにガンプラが壊れない、というのは良いことだとは思います。でも前作で導入していないこと(あるいはそういう描写がないこと)をいきなり持ってこられてもな、と。
おまけに今回、ユウマは自分が今はビルダーではなくファイターだと言う熱いシーンがあっただけにそう思います。あのシーンは、本来ならガンプラに愛着のあるビルダーはファイターとして自らが手塩にかけたガンプラが壊れるような行為は避けるはず、という前提があったうえで、「今の僕はファイターだからガンプラが壊れることではなく勝つことを優先する!」という決意があったはずです。
その決意はガンプラが壊れるという前提があるから成り立つもの。ガンプラが壊れないならユウマの決意とはなんだったのか、ということになります。
そういう意味でダメージレベルAだのBだのというのは要らぬ設定だったように思いますね。
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