機動戦士ガンダムOO 2nd season 第12話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[機動戦士ガンダムOO]
『宇宙で待ってる』
驚異の性能を見せ、A-LOWSを退けるダブルオーライザー。沙慈は、A-LOWSにルイスがいることを知りながらも、身勝手な行動でカタロン秘密基地を壊滅させた過去からルイスに逢いに行く道は選べず、苦悩する。
ダブルオーライザーの奪取を命じたリボンズ。一方、CBはメメントモリ攻略作戦を実行へ移そうとする―――。
<あらすじ>
オーライザーとドッキングを完了したOOはダブルオーライザーとして驚異の機体性能を発揮する。戦場に響く声を聞き取り、イノベーターたちが駆るガラッゾを粉砕し、ガデッサの攻撃を機体そのものを量子化して回避をして反撃に転じ撃退。
圧倒的な粒子量と想像を遥かに超える特殊能力でA-LOWSの艦隊部隊を退けたダブルオーライザー。だが、そんな中、沙慈とルイスは互いに敵対している組織にそれぞれがいることを知ってしまう。
ルイスがA-LOWS入りしたことを刹那たちのせいだと吐き捨て、オーライザーを奪ってルイスのもとへと行こうとする沙慈。しかし、かつてカタロンの秘密組織をその身勝手な行動一つで壊滅させた際にティエリアから言われた言葉が脳裏をよぎると、沙慈は操縦桿を握ったまま何もできなくなってしまった。
一方、沙慈がCBにいることを知ったルイス。刹那がCBの構成員だと言うことを知ったこともあり、五年前―――CBが自分の一族を奪った時から、沙慈がCBに与していたのだと誤認するルイスは、沙慈との写真データの入ったフォルダを削除。沙慈を敵とみなし、修羅のようにただ彼女はA-LOWSとして歩き続ける……。
その頃、ダブルオーライザーの脅威の性能を知ったリボンズ。機体が量子化し、さらに再構築されるというリボンズさえ知らない性能に、遂に彼は戦闘用イノベーターにダブルオーライザーの奪取を命じる。
A-LOWSを退けたトレミー。地上への第二射、カタロン宇宙艦隊への第三射を行ったメメントモリに対し、トレミーは遂にメメントモリ攻略作戦を展開する……。
感想・考察はOPENからどうぞ。
<感想・考察>
ダブルオーライザー
ちょ、チート性能にも限度ってものがwww
基本的にTRANS-AM状態限定なのかもしれませんが、把握している能力としては
1.理論値を超えたGN粒子量(ビーム兵器の出力、機体推力、防御力に影響)
2.GN粒子増大による脳量子波強化及び一定の干渉能力(マリー、ハレルヤ、ティエリア)
3.GN粒子を触媒にした(?)言語感応・干渉能力
4.機体構造の量子化による分解ならびに再構築(パイロット含む)
ですかね。
1.は想定の範囲内と言うか当たり前のことですね。
大きな影響はやはりビーム出力と推力(機動性)でしょうか。
GN粒子の増大は、この世界のガンダムや太陽炉対応型MSにとってエネルギー源の増大に等しいわけです。そうなれば、当然ビーム出力は上がる(ただ、ビーム発生装置などデバイス側に出力増大時の”のりしろ”がないとあっという間に過負荷でオーバーロードしそうですが)。
今回では、ビームライフルの散弾化(vsガラッゾ)、OO時のチャージショットの連射(vsA-LOWS部隊)、大出力ビームソード(vsガデッサ)が見られています。
推力に関しては前回から異常なほどの機動性を見せてました。この世界のガンダムはGN粒子を直接噴射する反発力で推進力を得ていると考えられ、そうなると当然放出出来る粒子が多ければ多いほど機動性も上がるわけです。
ちなみに防御力に関しては仮定の状態です。膨大なGN粒子を発生出来るのであれば、その粒子があると言うことだけでGNフィールド代わりになるのではないか、と。OOの時でさえツインドライヴを前面に展開することでGNフィールドが張れたことを考えれば、ダブルオーライザーならGNフィールドくらい余裕で張れそうです。
2.も前回までの展開ですね。
脳量子波を強化するため、マリーは宇宙にいながら中東にいる大佐を感知出来た。アレルヤの脳量子波が眠っていたハレルヤ側へと向いたため、彼を一時的に覚醒させた。ティエリア自身への影響はいまだ不明ですが、仮にセラヴィーにナドレのトライアルシステムに似たシステムを積んでいるのでしたら、ヴェーダへの干渉能力のレベルアップ及びそれに伴うヴェーダ掌握権の奪還と言う可能性もありますね。
3.は正直、いわゆるNT化としか言いようがないw ただ、現状では発した言葉のみが伝わっているようで、思考までは伝わっているようには思えません。
そうなると、言葉(音)の振動が本来ならば空気振動によって伝わる部分をGN粒子を触媒とすることでGN粒子密度が異常に高くなったダブルオーライザーの付近にのみ伝播している、と仮定することも可能なのではないか、と思いますね(それは、ダブルオーライザーのパイロット・刹那、沙慈だけでなく、ルイスやアンドレイも声を聞きやり取りを聞けたことからも一定範囲内に無差別で働いている可能性が考えられる)。
4.はもうチートw まさか機体を量子化(粒子化と表現されているBlog様もあるようですが、私には量子化に聞こえました)して攻撃を避けて、敵の背後で再構築するとは思わなかったσ(^◇^;) これに関してはもうさっぱりわかりません。高密度状態のGN粒子と刹那の意識がシンクロした時に、分解、および刹那の意識によってガンダムが再構築で形作られて……とか、そんな具合なのだとは思いますが(汗
まぁ、さすがにこんなチート性能をリボンズが知るわけもないですね。個人的にはリボンズの動揺よりも、王留美の動揺の方が印象的だったかも。彼女からすれば自分に手を挙げたと言う事実よりも、自分がCBとイノベーター両方に肩入れしていて高みの見物気分だったけれど、実はイノベーター側からは自分が利用されているのだと気づいた感じが。
そろそろ王留美は痛い目を見るべきだと私は思います(ぉ
余談。
ガデッサとガラッゾ、あっさりやられました。コアファイター機能が付いているようでパイロットはともに無事。機体も予備があれば大丈夫そうですね。そのうち、Vガンやインパルスみたいに機体だけぶつける質量爆弾とかやりそうw
コアファイターとしての設定は外伝からの継承部分ですかね?確か一期の外伝には、コアファイターを搭載したガンダムがいたようないないような……。
沙慈はオーライザーを持って逃亡かと思いきや、ティエリアの言葉がいい具合に響いてくれました。あそこで思いとどまってくれたからよかったものの、あのまま乗っていかれたら大切な戦力がなくなるどころか下手すればA-LOWSの手に渡りかねない……。本当に自分勝手なやつですな、沙慈。
結局、彼自身成長しているのかいないのかよく分からない。いや、あそこで踏みとどまれた部分で一歩成長しているのは確かなんですけどね。
今回の言動だと、最後の最後で気付くまで自分の身勝手でカタロンのメンバーを無数に奪い、施設が壊滅した罪がもう晴れているかのような言いっぷりですし。さすがに早すぎるだろ、と。
個人的にはアリオスの戦闘も見てみたかったかな。ダブルオーライザーメインなので、セラヴィーとケルディムもやや物足りない。アリオス辺り、ダブルオーライザーの近くで戦闘したらハレルヤ覚醒でさらなる秘密とか出そう。ケルディム辺りはそろそろシールドビットを使うべきでは?
次回『メメントモリ攻略作戦』。ダブルオーライザーは出てない? まぁ、チートだから仕方ないのかもしれないが(マテ
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
・http://abaton14.blog79.fc2.com/blog-entry-820.html
・http://ameblo.jp/azeaniblog/entry-10180867945.html
・http://ameblo.jp/khirose1944/entry-10181104716.html
・http://hakuroupunk.blog56.fc2.com/blog-entry-1450.html
・http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-1679.html
・http://plaza.rakuten.co.jp/sealsoldier/diary/200812210003/
・http://pokebb.blog92.fc2.com/blog-entry-1448.html
・http://seraraku2.blog59.fc2.com/blog-entry-2956.html
・http://www.mypress.jp/v2_writers/firstsnow/story/?story_id=1794579
もしよろしければ、拍手ボタンをポチッと押して下さいm(_ _)m 管理人のモチベーションが上がります(ぉ
はじめまして
00の量子化について調べてたらつい行き当たりました(>_<)
量子化いうてもいろいろな解釈があるようで
いろいろしらべたんですが個人的には現在
出力かなにかが特定の時、行動の一部が観測できなくなる現象だと思ってます
要するに回避~攻撃の移動を含めた行動が認識、観測できずあっという間に移動したようにしか見えない
ちなみにスピード自体が量子化すると 特定の速さまで加速する時間がまったくなくなるのだとか(--;)
外伝でコアファイターついてたんはナドレのプロトタイプですね
事故でフェルトの両親を死なせた機体なので、00でコア搭載をみると複雑な心境に(--;)